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2016年09月24日
「ポケモンGO」がアップデート ポケモンを捕まえた場所を記録できるように
「ポケモンGO」がアップデート ポケモンを捕まえた場所を記録できるように
ねとらぼ 9月24日(土)13時7分配信
「ポケモンGO」がアップデート ポケモンを捕まえた場所を記録できるように
「ポケモンGO」公式サイト
9月22日に告知された「Pokemon GO(ポケモンGO)」のアップデートが開始されています。公式サイトではすべての人へ行き渡るには時間がかかるとしていますが、すでにiOSのApp Store上ではアップデートを確認済みです。
ポケモンを捕まえた場所の記録
今回のアップデートでポケモンを捕まえた場所を記録できるようになり、手持ちのポケモンの確認画面で下にスクロールすると日付と住所の一部が表示されます。
もう1つ大きな変更点として、「ポケモンGO Plus」が“おこう”の効果で引き寄せられたポケモンにも反応し、通知されるように。その他、カメラを起動した時に動作が重くなるバグなども修正されています。
ねとらぼ 9月24日(土)13時7分配信
「ポケモンGO」がアップデート ポケモンを捕まえた場所を記録できるように
「ポケモンGO」公式サイト
9月22日に告知された「Pokemon GO(ポケモンGO)」のアップデートが開始されています。公式サイトではすべての人へ行き渡るには時間がかかるとしていますが、すでにiOSのApp Store上ではアップデートを確認済みです。
ポケモンを捕まえた場所の記録
今回のアップデートでポケモンを捕まえた場所を記録できるようになり、手持ちのポケモンの確認画面で下にスクロールすると日付と住所の一部が表示されます。
もう1つ大きな変更点として、「ポケモンGO Plus」が“おこう”の効果で引き寄せられたポケモンにも反応し、通知されるように。その他、カメラを起動した時に動作が重くなるバグなども修正されています。
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ポケモンGO 危険な「一斉移動」 背景に「不正ツール」
ポケモンGO
危険な「一斉移動」 背景に「不正ツール」
毎日新聞2016年9月23日 17時41分(最終更新 9月23日 20時21分)
東京都
話題
速報
社会
AV問題:語り始めた業界人(3)「AV現場に女性参入を」女性の視点でアダルトビデオ(AV)を考えるトークイベント「女が語るAV業界〜現場から見るアダルトビデオの過去・現在・未来〜」が18日、東京都渋谷区内で開かれ、出演強要問題に揺れる業界の現状と改善策について意見交換した。AV脚本家でメーカー代表も務める神田つばきさん(57)は「問題がなくならないのは差別があるから」と指摘。「性の消費構造を変えるため、女性がもっとAVを作る側に回ってきてほしい」と訴えた。【AV問題取材班】注目ニュース90秒 未承認チャイルドシートにご注意国の安全基準を満たさないチャイルドシートがインターネット上で販売されていることが、日本自動車部品工業会の調査で分かった。正規品より極端に強度が低く、事故時の安全性はほぼ見込めないという。使用した場合、ドライバーは道路交通法違反に抵触する可能性もあり、国土交通省は正規品を示す「Eマーク」を確認して購入するよう注意を呼びかけている。取材した社会部の内橋寿明記者に聞いた。 日キューバ首脳会談: 医療などに13億円供与(ロイター)安倍晋三首相は22日午後(日本時間23日午前)、キューバの首都ハバナでラウル・カストロ国家評議会議長と会談し、最大12億7000万円規模の医療機材供与や技術協力で合意した。また、ラウル氏の兄でキューバの革命指導者、フィデル・カストロ前議長とも会談し、北朝鮮問題などで意見を交わした。 現職首相のキューバ訪問は初めて。【ロイター】福原愛さん:台湾で結婚報告会見(ロイター)卓球女子の福原愛選手が22日、夫の台湾人卓球選手、江宏傑氏と共に台北市内で結婚報告の記者会見を開いた。福原選手の知名度は台湾でも抜群で、結婚は大々的に報じられた。台北市内のホテルで行われた会見には、台湾メディアを中心に約100人が押し寄せた。【ロイター】リオパラ 上地銅に実感、国枝は笑顔:本隊が帰国(共同通信)リオデジャネイロ・パラリンピックの日本選手団本隊が22日、成田空港に帰国し、車いすテニス女子シングルス銅メダリストで旗手を務めた上地結衣選手(エイベックス)は「初めてのメダルでうれしい。大勢の方に温かく出迎えてもらえた」と実感を込めた。【共同通信】エジプト沖で密航船転覆:少なくとも43人死亡(ロイター)ロイター通信によると、エジプト北部ブハイラ県沖の地中海で21日、約600人の不法移民を乗せた密航船が転覆し、少なくとも43人が死亡した。【ロイター】阪神大震災後初:川崎重工業神戸工場でLPG運搬船進水式川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で22日、LPG(液化石油ガス)運搬船(全長230メートル、5万3677重量トン)の進水式があった。同工場でのLPG運搬船の建造は阪神大震災(1995年)以来。【撮影・久野洋、本社ヘリから大西岳彦】AV問題:「AV女優の人権を守りたい」 元女優・川奈さんアダルトビデオ(AV)への出演強要問題が表面化したのを機に、初めて誕生したAV女優らの連帯組織「表現者ネットワーク(AVAN)」が今月1日から会員登録の受け付けを開始した。代表を務める元AV女優で作家の川奈まり子さん(48)によると、21日時点で個人やプロダクションからの入会打診は約300人分。「AV業界の存在意義を高め、社会に認めてもらうことで、働く人の権利を守りたい」と意気込む川奈さんに課題と今後の展望を聞いた。【AV問題取材班】東京五輪:リオからの二つの旗 夜空にはためく 掲揚式2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、リオデジャネイロ大会の閉会式で引き継がれた五輪旗、パラリンピック旗の掲揚式が21日、東京都庁舎前の都民広場であった。都民や関係者ら約3000人が見守る中、二つの旗が東京の夜空にはためいた。 【撮影・丹治重人】
ポケモンGO:危険な「一斉移動」 東京・お台場(You Tubeより)
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珍しいポケモン「ラッキー」が出現し、一斉にポケモンGOプレーヤーらが集まり始めるお台場の歩道=東京都港区で2016年9月22日午後3時48分、大村健一撮影
22日に日本での配信から2カ月が過ぎたスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」。配信当初の爆発的な人気は落ち着いたとはいえ、愛好者は多く、今月上旬に世界累計5億ダウンロードを突破した。一方で、ゲームのプレーヤー(利用者)が深夜にたむろしてゴミをポイ捨てしたり、珍しいポケモンを求めた数百人が車道をふさいだりするなどの迷惑行為が後を絶たない。なぜ、今になってのマナーの悪化が目立つのか。背景には、ゲームを運営する会社が「不正ツール」と呼ぶサイトやアプリがある。国内で集められる142種類すべてを集めた愛好家の記者が「一斉移動」問題を探った。【大村健一/デジタル報道センター】
<この記事の初報>ポケモンGO 珍しいキャラが…お台場に殺到、トラブルに
<あの諏訪大社でも…>運営2社に削除要請
<「ピカ駐」ずらり>大阪の公園、警察出動
<大村記者が動画で解説>ポケモンGO 70キロ歩いて試してみた
【「ラッキー」もいる! レアキャラ写真特集】
珍しいポケモン「ラッキー」が出現してプレーヤーが殺到してから約20分後、ポケモンGOのプレーヤーの人影はなかった=東京都港区で2016年9月22日午後4時10分、大村健一撮影
配信開始から2カ月 今も目立つマナー違反
「ポケモンGO及びアプリ遊戯者の不敬行為が改善されず、警備員を配置しても収拾がつかなかった為(ため)、当境内地に於(お)ける遊戯はやむを得ず全面禁止となりました」。東京都台東区の不忍池(しのばずのいけ)ほとりにある寛永寺の弁天堂は、9月18日から境内でのスマホ向けアプリ全般の禁止を伝える立て看板を設置し、警備員が「この場所でアプリ使用は禁止です」と呼びかけている。
寛永寺の担当者は「全員のマナーが悪いわけではないが、配信直後から改善の様子が見られず、むしろ最近になって如実に表れてきたような気がする」という。配信開始直後から珍しいポケモンの頻出スポットとして人が集まり、昼夜を問わずに境内に居座り続けるプレーヤーに対する参拝客からの苦情も後を絶たなかった。たばこの吸い殻や飲食物の包装などゴミのポイ捨てが増加し、「深夜に境内で集団がたむろしているのは、治安の面で不安」との苦情もあった。記者が9月中旬の夜に不忍池を取材した際も、弁天堂付近に待機し、珍しいポケモンが出現すると一斉に移動する集団を見ている。
また、東京都港区のお台場で18日、「(珍しいポケモンの)ラプラスが出た」という情報が広まって、プレーヤーが一斉に移動し、「歩道に人があふれて危険だ」との110番通報が相次いだ。地域を管轄する警視庁東京湾岸署は20日、ゲームを運営するポケモン社と米ナイアンティック社と対策に向けた協議をした。
お台場だけでなく、浜町公園(東京都中央区)、都立小山内裏公園(町田市、八王子市)などで、集団が「走る」「自転車で駆けつける」「自動車を路肩に駐車して向かう」などして一斉に移動する光景を記者は見てきた。夜にスマホを見ながらふらふらと走っている自転車にぶつかりそうになったことも数回あり、一般の通行者には危険だ。
マナー違反の根底にある「不正ツール」の存在
ポケモンを捕まえるには、居場所を推理して歩き回りながら探し当てるか、歩行距離に応じて珍しいポケモンが生まれる「卵」をかえすため歩いて距離をかせぐことが必要。同じ場所にとどまり続けることは本来の遊び方とは違い、居場所に向かって正確に一直線に駆け出すことも不可能なはずだ。そのうえ、配信直後の爆発的なブームは一段落している。にもかかわらず、なぜ今になってプレーヤーの迷惑行為が目立っているのか。
背景には、出現する場所と時間を秒単位でスマホの地図上に正確に示すサイトやアプリが普及し、遊び方がすっかり変わってしまったことがある。運営する両社が開発したものではなく、非公式のもので、両社はこれを「不正ツール」と断じている。
過去の出現履歴を調べることが可能なものもあり、「お目当て」が頻出する場所を探して待機し、出現を確認したらスマホで不正ツールの地図を確認しつつ脇目もふらずに移動して「ゲット」する遊び方が主流となりつつある。一度出現すると、10分前後でその場所から消えてしまうケースが多いことも不正ツールを通じて広く知られており、慌ただしい一斉移動の一因となっている。それに加え、ゲームではポケモン同士を戦わせることもできるが、個々のポケモンの強さを正確に測定する不正ツールも存在。取捨選別ができるので、より強い個体を求めて一斉移動を繰り返す。
記者が集めたポケモンの一部。珍しいポケモン「ラッキー」は歩いて卵から5匹をふ化させたが、序盤に珍しさに気づかず、1匹は不要と判断してアイテムに替えてしまった=大村健一撮影(スクリーンショット)
お台場で22日に取材すると、前日に「ラプラス騒動」が話題となったばかりで、雨も時折、強く降っていた中、多くのプレーヤーがいた。午後4時前にラプラスと同様に珍しい「ラッキー」が潮風公園南の交差点付近に出現。元来、珍しいポケモンがよく出たスポットから500メートルほど離れており、間もなくプレーヤーが一斉に駆けつけ、歩道を埋めた。しかし、約20分後には、すでに周囲にプレーヤーはほぼおらず、元の場所に戻っていた。ほとんどが不正ツールを使って正確な場所と秒単位の出現時間を把握していたのだろう。「まだこの近くに珍しいポケモンがいるかも」と推理して歩き回る本来の遊び方は、もはやほとんど見なくなった。
場当たり的な対応ではなく、根本的な解決を
22日に小山内裏公園でプレーしていた60代男性は「(不正ツールの)地図で珍しいポケモンが出現していたので散歩に来た」といい、子供を連れて訪れた40代女性は「1週間前に知ったが、今は正確に(ポケモンの)居場所が分かるんですね」と話し、「あと少しで消えちゃうよ」とスマホ片手に駆け出す男児をほほえみながら見守っていた。どちらも運営側が「不正」としている行為だという認識はなく、「便利な攻略ガイド」の位置づけだった。不正ツールを使えば、「珍しいポケモンを捕まえる」という醍醐味(だいごみ)が身近になる。しかし、大集団が同じタイミングで「われ先に」と移動すれば、周囲にさまざまな迷惑が掛かる。
愛好家の一人として、駆けつけたくなる気持ちは記者も理解できる。しかし配信開始当初から2カ月たっても功罪の「罪」の部分ばかりクローズアップされるようでは、ゲームの存続さえ危ういと感じている。この記事を書くための調査として不正ツールを利用したことは忸怩(じくじ)たる思いがあるが、珍しいポケモンは不正なしで集めた。ラプラスは2匹、ラッキーと同様に珍しい「カビゴン」は各5匹ずつ、それぞれ10キロ歩いてふ化する卵から獲得した。歩いた距離は約440キロ。経験則で言えば、歩いて卵から得たポケモンの方が、頻出スポットなどで捕まえたポケモンよりも強い印象がある。
ゲームの「功」の部分も小さくなく、ナイアンティック社は8月に東日本大震災と熊本地震で被災した岩手、宮城、福島、熊本の4県で観光を後押しする復興支援での提携を発表。「プレーヤーと地元の方々の交流を促進したい」といい、具体策を練っている。各地の商店街などでも、ゲームと連携したイベントも開催された。記者にとっても歩くことの「動機付け」になっており、100キロ超の体重が10キロ近く減り、体調もいい。部屋の中でプレーすることが主流だった従来のゲームと違い、現実の世界を人が移動するポケモンGOならではの効果だ。
しかし、それに不正ツールが絡むと、迷惑行為につながってしまう。表面的にはマナーの問題だが、不正ツールの普及でゲームの仕組みそのものがトラブルを誘発するように変わってしまったことが根底にあると考えている。運営する両社は、毎日新聞の取材に対し、「不正ツール対策を進めると同時に、使わないように周知活動を続けていきたい」とコメントした。20日に両者と協議した東京湾岸署もすでに「不正ツール」の存在が問題の一因となっていることは把握しており、根本的な解決に向けた対応は進みそうだ。
しかし現状は、運営側の対策が後手に回っている。まずプレーヤーが不正ツールを使わないことを解決の一歩目とするしかない。
危険な「一斉移動」 背景に「不正ツール」
毎日新聞2016年9月23日 17時41分(最終更新 9月23日 20時21分)
東京都
話題
速報
社会
AV問題:語り始めた業界人(3)「AV現場に女性参入を」女性の視点でアダルトビデオ(AV)を考えるトークイベント「女が語るAV業界〜現場から見るアダルトビデオの過去・現在・未来〜」が18日、東京都渋谷区内で開かれ、出演強要問題に揺れる業界の現状と改善策について意見交換した。AV脚本家でメーカー代表も務める神田つばきさん(57)は「問題がなくならないのは差別があるから」と指摘。「性の消費構造を変えるため、女性がもっとAVを作る側に回ってきてほしい」と訴えた。【AV問題取材班】注目ニュース90秒 未承認チャイルドシートにご注意国の安全基準を満たさないチャイルドシートがインターネット上で販売されていることが、日本自動車部品工業会の調査で分かった。正規品より極端に強度が低く、事故時の安全性はほぼ見込めないという。使用した場合、ドライバーは道路交通法違反に抵触する可能性もあり、国土交通省は正規品を示す「Eマーク」を確認して購入するよう注意を呼びかけている。取材した社会部の内橋寿明記者に聞いた。 日キューバ首脳会談: 医療などに13億円供与(ロイター)安倍晋三首相は22日午後(日本時間23日午前)、キューバの首都ハバナでラウル・カストロ国家評議会議長と会談し、最大12億7000万円規模の医療機材供与や技術協力で合意した。また、ラウル氏の兄でキューバの革命指導者、フィデル・カストロ前議長とも会談し、北朝鮮問題などで意見を交わした。 現職首相のキューバ訪問は初めて。【ロイター】福原愛さん:台湾で結婚報告会見(ロイター)卓球女子の福原愛選手が22日、夫の台湾人卓球選手、江宏傑氏と共に台北市内で結婚報告の記者会見を開いた。福原選手の知名度は台湾でも抜群で、結婚は大々的に報じられた。台北市内のホテルで行われた会見には、台湾メディアを中心に約100人が押し寄せた。【ロイター】リオパラ 上地銅に実感、国枝は笑顔:本隊が帰国(共同通信)リオデジャネイロ・パラリンピックの日本選手団本隊が22日、成田空港に帰国し、車いすテニス女子シングルス銅メダリストで旗手を務めた上地結衣選手(エイベックス)は「初めてのメダルでうれしい。大勢の方に温かく出迎えてもらえた」と実感を込めた。【共同通信】エジプト沖で密航船転覆:少なくとも43人死亡(ロイター)ロイター通信によると、エジプト北部ブハイラ県沖の地中海で21日、約600人の不法移民を乗せた密航船が転覆し、少なくとも43人が死亡した。【ロイター】阪神大震災後初:川崎重工業神戸工場でLPG運搬船進水式川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で22日、LPG(液化石油ガス)運搬船(全長230メートル、5万3677重量トン)の進水式があった。同工場でのLPG運搬船の建造は阪神大震災(1995年)以来。【撮影・久野洋、本社ヘリから大西岳彦】AV問題:「AV女優の人権を守りたい」 元女優・川奈さんアダルトビデオ(AV)への出演強要問題が表面化したのを機に、初めて誕生したAV女優らの連帯組織「表現者ネットワーク(AVAN)」が今月1日から会員登録の受け付けを開始した。代表を務める元AV女優で作家の川奈まり子さん(48)によると、21日時点で個人やプロダクションからの入会打診は約300人分。「AV業界の存在意義を高め、社会に認めてもらうことで、働く人の権利を守りたい」と意気込む川奈さんに課題と今後の展望を聞いた。【AV問題取材班】東京五輪:リオからの二つの旗 夜空にはためく 掲揚式2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、リオデジャネイロ大会の閉会式で引き継がれた五輪旗、パラリンピック旗の掲揚式が21日、東京都庁舎前の都民広場であった。都民や関係者ら約3000人が見守る中、二つの旗が東京の夜空にはためいた。 【撮影・丹治重人】
ポケモンGO:危険な「一斉移動」 東京・お台場(You Tubeより)
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珍しいポケモン「ラッキー」が出現し、一斉にポケモンGOプレーヤーらが集まり始めるお台場の歩道=東京都港区で2016年9月22日午後3時48分、大村健一撮影
22日に日本での配信から2カ月が過ぎたスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」。配信当初の爆発的な人気は落ち着いたとはいえ、愛好者は多く、今月上旬に世界累計5億ダウンロードを突破した。一方で、ゲームのプレーヤー(利用者)が深夜にたむろしてゴミをポイ捨てしたり、珍しいポケモンを求めた数百人が車道をふさいだりするなどの迷惑行為が後を絶たない。なぜ、今になってのマナーの悪化が目立つのか。背景には、ゲームを運営する会社が「不正ツール」と呼ぶサイトやアプリがある。国内で集められる142種類すべてを集めた愛好家の記者が「一斉移動」問題を探った。【大村健一/デジタル報道センター】
<この記事の初報>ポケモンGO 珍しいキャラが…お台場に殺到、トラブルに
<あの諏訪大社でも…>運営2社に削除要請
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【「ラッキー」もいる! レアキャラ写真特集】
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配信開始から2カ月 今も目立つマナー違反
「ポケモンGO及びアプリ遊戯者の不敬行為が改善されず、警備員を配置しても収拾がつかなかった為(ため)、当境内地に於(お)ける遊戯はやむを得ず全面禁止となりました」。東京都台東区の不忍池(しのばずのいけ)ほとりにある寛永寺の弁天堂は、9月18日から境内でのスマホ向けアプリ全般の禁止を伝える立て看板を設置し、警備員が「この場所でアプリ使用は禁止です」と呼びかけている。
寛永寺の担当者は「全員のマナーが悪いわけではないが、配信直後から改善の様子が見られず、むしろ最近になって如実に表れてきたような気がする」という。配信開始直後から珍しいポケモンの頻出スポットとして人が集まり、昼夜を問わずに境内に居座り続けるプレーヤーに対する参拝客からの苦情も後を絶たなかった。たばこの吸い殻や飲食物の包装などゴミのポイ捨てが増加し、「深夜に境内で集団がたむろしているのは、治安の面で不安」との苦情もあった。記者が9月中旬の夜に不忍池を取材した際も、弁天堂付近に待機し、珍しいポケモンが出現すると一斉に移動する集団を見ている。
また、東京都港区のお台場で18日、「(珍しいポケモンの)ラプラスが出た」という情報が広まって、プレーヤーが一斉に移動し、「歩道に人があふれて危険だ」との110番通報が相次いだ。地域を管轄する警視庁東京湾岸署は20日、ゲームを運営するポケモン社と米ナイアンティック社と対策に向けた協議をした。
お台場だけでなく、浜町公園(東京都中央区)、都立小山内裏公園(町田市、八王子市)などで、集団が「走る」「自転車で駆けつける」「自動車を路肩に駐車して向かう」などして一斉に移動する光景を記者は見てきた。夜にスマホを見ながらふらふらと走っている自転車にぶつかりそうになったことも数回あり、一般の通行者には危険だ。
マナー違反の根底にある「不正ツール」の存在
ポケモンを捕まえるには、居場所を推理して歩き回りながら探し当てるか、歩行距離に応じて珍しいポケモンが生まれる「卵」をかえすため歩いて距離をかせぐことが必要。同じ場所にとどまり続けることは本来の遊び方とは違い、居場所に向かって正確に一直線に駆け出すことも不可能なはずだ。そのうえ、配信直後の爆発的なブームは一段落している。にもかかわらず、なぜ今になってプレーヤーの迷惑行為が目立っているのか。
背景には、出現する場所と時間を秒単位でスマホの地図上に正確に示すサイトやアプリが普及し、遊び方がすっかり変わってしまったことがある。運営する両社が開発したものではなく、非公式のもので、両社はこれを「不正ツール」と断じている。
過去の出現履歴を調べることが可能なものもあり、「お目当て」が頻出する場所を探して待機し、出現を確認したらスマホで不正ツールの地図を確認しつつ脇目もふらずに移動して「ゲット」する遊び方が主流となりつつある。一度出現すると、10分前後でその場所から消えてしまうケースが多いことも不正ツールを通じて広く知られており、慌ただしい一斉移動の一因となっている。それに加え、ゲームではポケモン同士を戦わせることもできるが、個々のポケモンの強さを正確に測定する不正ツールも存在。取捨選別ができるので、より強い個体を求めて一斉移動を繰り返す。
記者が集めたポケモンの一部。珍しいポケモン「ラッキー」は歩いて卵から5匹をふ化させたが、序盤に珍しさに気づかず、1匹は不要と判断してアイテムに替えてしまった=大村健一撮影(スクリーンショット)
お台場で22日に取材すると、前日に「ラプラス騒動」が話題となったばかりで、雨も時折、強く降っていた中、多くのプレーヤーがいた。午後4時前にラプラスと同様に珍しい「ラッキー」が潮風公園南の交差点付近に出現。元来、珍しいポケモンがよく出たスポットから500メートルほど離れており、間もなくプレーヤーが一斉に駆けつけ、歩道を埋めた。しかし、約20分後には、すでに周囲にプレーヤーはほぼおらず、元の場所に戻っていた。ほとんどが不正ツールを使って正確な場所と秒単位の出現時間を把握していたのだろう。「まだこの近くに珍しいポケモンがいるかも」と推理して歩き回る本来の遊び方は、もはやほとんど見なくなった。
場当たり的な対応ではなく、根本的な解決を
22日に小山内裏公園でプレーしていた60代男性は「(不正ツールの)地図で珍しいポケモンが出現していたので散歩に来た」といい、子供を連れて訪れた40代女性は「1週間前に知ったが、今は正確に(ポケモンの)居場所が分かるんですね」と話し、「あと少しで消えちゃうよ」とスマホ片手に駆け出す男児をほほえみながら見守っていた。どちらも運営側が「不正」としている行為だという認識はなく、「便利な攻略ガイド」の位置づけだった。不正ツールを使えば、「珍しいポケモンを捕まえる」という醍醐味(だいごみ)が身近になる。しかし、大集団が同じタイミングで「われ先に」と移動すれば、周囲にさまざまな迷惑が掛かる。
愛好家の一人として、駆けつけたくなる気持ちは記者も理解できる。しかし配信開始当初から2カ月たっても功罪の「罪」の部分ばかりクローズアップされるようでは、ゲームの存続さえ危ういと感じている。この記事を書くための調査として不正ツールを利用したことは忸怩(じくじ)たる思いがあるが、珍しいポケモンは不正なしで集めた。ラプラスは2匹、ラッキーと同様に珍しい「カビゴン」は各5匹ずつ、それぞれ10キロ歩いてふ化する卵から獲得した。歩いた距離は約440キロ。経験則で言えば、歩いて卵から得たポケモンの方が、頻出スポットなどで捕まえたポケモンよりも強い印象がある。
ゲームの「功」の部分も小さくなく、ナイアンティック社は8月に東日本大震災と熊本地震で被災した岩手、宮城、福島、熊本の4県で観光を後押しする復興支援での提携を発表。「プレーヤーと地元の方々の交流を促進したい」といい、具体策を練っている。各地の商店街などでも、ゲームと連携したイベントも開催された。記者にとっても歩くことの「動機付け」になっており、100キロ超の体重が10キロ近く減り、体調もいい。部屋の中でプレーすることが主流だった従来のゲームと違い、現実の世界を人が移動するポケモンGOならではの効果だ。
しかし、それに不正ツールが絡むと、迷惑行為につながってしまう。表面的にはマナーの問題だが、不正ツールの普及でゲームの仕組みそのものがトラブルを誘発するように変わってしまったことが根底にあると考えている。運営する両社は、毎日新聞の取材に対し、「不正ツール対策を進めると同時に、使わないように周知活動を続けていきたい」とコメントした。20日に両者と協議した東京湾岸署もすでに「不正ツール」の存在が問題の一因となっていることは把握しており、根本的な解決に向けた対応は進みそうだ。
しかし現状は、運営側の対策が後手に回っている。まずプレーヤーが不正ツールを使わないことを解決の一歩目とするしかない。
Pokemon GO、アップデートでroot化端末締め出し
Pokemon GO、アップデートでroot化端末締め出し
美観地区「ポケモンGO」で集客 割引やバッテリー充電など導入
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ポケモンGOのプレーヤー対象のサービスを書き込んだクオーレ倉敷の看板
クオーレ倉敷の店内でポケモンGOを楽しむ子どもたち
岡山県内最大の観光地・倉敷市美観地区一帯の店舗で、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のプレーヤーを対象に、割引などのサービスを導入する動きが出ている。地区一帯がポケモンを捕らえやすい「狩り場」となっているのに着目し、“新規客をゲット”する狙い。一方で、大勢のプレーヤーが集まり深夜までゲームに夢中になっている現状に、地元からは「本来の観光を」「トラブルが起きないか心配」との声も上がっている。
「店内バッテリー充電OK」「ポケモンGOユーザー限定 ドリンク全て100円引き」…。美観地区の一角にある宿泊と飲食の複合施設「クオーレ倉敷」は、ポケモンGOの配信開始から間もなく、プレーヤー向けの独自サービスを打ち出した。
美観地区は、ポケモンを捕まえる道具を入手できる場所「ポケストップ」があちこちにあり、出現するポケモンも多いと評判で、連日多数のプレーヤーがそぞろ歩く。クオーレ内の飲食店でも、多い時は20人以上が椅子に腰掛け、スマホ片手にポケモンを探している。
「気兼ねなくゲームできるし、お得感がある」と大阪から家族で訪れた中学1年男子(12)。クオーレの井野川裕己支配人(30)は、自身もポケモンGOにはまっており「お客さんと一緒に楽しみたかった。店を知ってもらうきっかけにもなれば一石二鳥」と笑う。
カフェ・ギャラリー「CAVES(ケイブス)」の店主松尾宣治さん(65)は、客が多い時間帯になると、自分のスマホでポケモンを呼び寄せるアイテムを使う。課金される場合もあるが松尾さんが負担し、他のプレーヤーは無料で恩恵にあずかれる。店の入り口には“サービス”を知らせる張り紙。ゲームの仕組みに目を付け、集まってきたプレーヤーを店内に誘い込もうとのアイデアで、松尾さんは「集客につながればうれしい。美観地区でポケモンを探すツアーも企画してみたい」と言う。
世界的なブームを商機とする取り組みがある一方、美観地区を案内する観光ボランティアガイドの女性(67)は「スマホの画面を見る前に、白壁の美しい町並みを見てほしい」とこぼす。同地区で暮らし、町家の再生・調査に取り組むNPO法人倉敷町家トラストの中村泰典代表理事(65)は「地元に説明がないまま、プレーヤーが数多く集まるゲーム設定にされたことには不満がある」と指摘。ポケモンGOを巡り全国で、私有地侵入や交通違反などのトラブルが起きていることを踏まえ「せめてマナーを守って楽しんでほしい」と訴える。
(2016年08月11日 12時15分 更新)
ポケモンGOのプレーヤー対象のサービスを書き込んだクオーレ倉敷の看板
クオーレ倉敷の店内でポケモンGOを楽しむ子どもたち
岡山県内最大の観光地・倉敷市美観地区一帯の店舗で、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のプレーヤーを対象に、割引などのサービスを導入する動きが出ている。地区一帯がポケモンを捕らえやすい「狩り場」となっているのに着目し、“新規客をゲット”する狙い。一方で、大勢のプレーヤーが集まり深夜までゲームに夢中になっている現状に、地元からは「本来の観光を」「トラブルが起きないか心配」との声も上がっている。
「店内バッテリー充電OK」「ポケモンGOユーザー限定 ドリンク全て100円引き」…。美観地区の一角にある宿泊と飲食の複合施設「クオーレ倉敷」は、ポケモンGOの配信開始から間もなく、プレーヤー向けの独自サービスを打ち出した。
美観地区は、ポケモンを捕まえる道具を入手できる場所「ポケストップ」があちこちにあり、出現するポケモンも多いと評判で、連日多数のプレーヤーがそぞろ歩く。クオーレ内の飲食店でも、多い時は20人以上が椅子に腰掛け、スマホ片手にポケモンを探している。
「気兼ねなくゲームできるし、お得感がある」と大阪から家族で訪れた中学1年男子(12)。クオーレの井野川裕己支配人(30)は、自身もポケモンGOにはまっており「お客さんと一緒に楽しみたかった。店を知ってもらうきっかけにもなれば一石二鳥」と笑う。
カフェ・ギャラリー「CAVES(ケイブス)」の店主松尾宣治さん(65)は、客が多い時間帯になると、自分のスマホでポケモンを呼び寄せるアイテムを使う。課金される場合もあるが松尾さんが負担し、他のプレーヤーは無料で恩恵にあずかれる。店の入り口には“サービス”を知らせる張り紙。ゲームの仕組みに目を付け、集まってきたプレーヤーを店内に誘い込もうとのアイデアで、松尾さんは「集客につながればうれしい。美観地区でポケモンを探すツアーも企画してみたい」と言う。
世界的なブームを商機とする取り組みがある一方、美観地区を案内する観光ボランティアガイドの女性(67)は「スマホの画面を見る前に、白壁の美しい町並みを見てほしい」とこぼす。同地区で暮らし、町家の再生・調査に取り組むNPO法人倉敷町家トラストの中村泰典代表理事(65)は「地元に説明がないまま、プレーヤーが数多く集まるゲーム設定にされたことには不満がある」と指摘。ポケモンGOを巡り全国で、私有地侵入や交通違反などのトラブルが起きていることを踏まえ「せめてマナーを守って楽しんでほしい」と訴える。
(2016年08月11日 12時15分 更新)
ポケモンGOで道交法違反42件 岡山県警まとめ、携帯使用や信号無視
ポケモンGOで道交法違反42件 岡山県警まとめ、携帯使用や信号無視
山陽新聞デジタル 9月23日(金)23時40分配信
岡山県警は23日、スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の利用を巡り、国内配信(7月22日)から2カ月の交通違反取り締まり状況をまとめた。運転中にゲームに興じる「携帯電話使用等」など道交法に違反する行為は21日時点で42件に上った。
県警によると、違反行為は携帯電話使用等が37件と最も多く、他は通行禁止4件、信号無視1件だった。月別では7月16件、8月22件、9月4件。ポケモンGOのプレーが原因となった交通事故は確認されていない。
県警交通企画課は「スマホの画面を見ての運転は極めて危険な行為であり、絶対にしないように」と訴えている。
山陽新聞デジタル 9月23日(金)23時40分配信
岡山県警は23日、スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の利用を巡り、国内配信(7月22日)から2カ月の交通違反取り締まり状況をまとめた。運転中にゲームに興じる「携帯電話使用等」など道交法に違反する行為は21日時点で42件に上った。
県警によると、違反行為は携帯電話使用等が37件と最も多く、他は通行禁止4件、信号無視1件だった。月別では7月16件、8月22件、9月4件。ポケモンGOのプレーが原因となった交通事故は確認されていない。
県警交通企画課は「スマホの画面を見ての運転は極めて危険な行為であり、絶対にしないように」と訴えている。
2016年09月23日
Pokemon GO、アップデートで「捕まえた場所」確認可能に GO Plusに「おこう効果」反映も
Pokemon GO、アップデートで「捕まえた場所」確認可能に GO Plusに「おこう効果」反映も
ITmedia ニュース 9月23日(金)17時52分配信
Pokemon GO、アップデートで「捕まえた場所」確認可能に GO Plusに「おこう効果」反映も
手持ちのポケモンのステータスを確認する画面。アップデート後は、画面をスクロールすると、捕まえた場所が閲覧可能になるという
スマートフォンゲーム「Pokemon GO」開発チームは9月22日、同アプリのアップデートを始めたと発表した。アプリバージョンは0.39.0(iOS/Android)。手持ちのポケモンのステータスを確認する画面で、捕まえた場所を閲覧できるようになるという。
ウェアラブルデバイス「Pokemon GO Plus」と連携する機能も強化。これまでPokemon GO Plusでは、アイテム「おこう」で誘き寄せたポケモンを捕まえられなかったが、アップデート後はそうしたポケモンにも反応し、ゲットできるという。
アップデートは世界で順次配信し、「すべての方に行き渡るには時間がかかりますことをご了承ください」としている。
ITmedia ニュース 9月23日(金)17時52分配信
Pokemon GO、アップデートで「捕まえた場所」確認可能に GO Plusに「おこう効果」反映も
手持ちのポケモンのステータスを確認する画面。アップデート後は、画面をスクロールすると、捕まえた場所が閲覧可能になるという
スマートフォンゲーム「Pokemon GO」開発チームは9月22日、同アプリのアップデートを始めたと発表した。アプリバージョンは0.39.0(iOS/Android)。手持ちのポケモンのステータスを確認する画面で、捕まえた場所を閲覧できるようになるという。
ウェアラブルデバイス「Pokemon GO Plus」と連携する機能も強化。これまでPokemon GO Plusでは、アイテム「おこう」で誘き寄せたポケモンを捕まえられなかったが、アップデート後はそうしたポケモンにも反応し、ゲットできるという。
アップデートは世界で順次配信し、「すべての方に行き渡るには時間がかかりますことをご了承ください」としている。
“ポケモンGO”で侵入騒ぎ、札幌のマンション
“ポケモンGO”で侵入騒ぎ、札幌のマンション
TBS系(JNN) 9月23日(金)4時53分配信
22日夕方、札幌市中央区のマンションの敷地に不審な男が現れ、警察が出動する騒ぎがありました。理由は、あの携帯ゲームです。
札幌中心部のマンションに続々と集まる警察官たち。22日午後4時すぎ、札幌市中央区のマンションの敷地に「不審な人がいる」と警察に通報がありました。警察官が駆けつけると、敷地に30代の男性がいて、「ポケモンGOをしていた」と話したということです。
「うわさだが、珍しいポケモンが出るというのを聞いたことがある」(男性)
今月18日、東京・お台場でも珍しいポケモンが出るという情報が広がり、交差点付近におよそ400人が集まる騒ぎとなりました。
一方、22日、札幌市中央区のマンションの敷地内に入った男性は警察から厳重に注意され、敷地を後にしたということです。(23日04:00)
最終更新:9月23日(金)8時12分TBS News i
「ポケモンGO」 雨が降る中、お台場に22日も「トレーナー」集結
「ポケモンGO」 雨が降る中、お台場に22日も「トレーナー」集結
フジテレビ系(FNN) 9月22日(木)20時26分配信
雨が降る中、東京・お台場には、22日も「ポケモンGO」の愛好者が集結した。珍しいキャラクター、レアキャラの争奪戦が展開されたもよう。
フジテレビのお天気カメラがとらえた、22日午後の東京・お台場海浜公園の様子。
午後2時半すぎ。画面左側を見ると、桟橋に向かって、突然、人が一斉に移動していった。そして、およそ10分後には、桟橋の手前側は、人でぎっしりになっていた。
いったい何があったのか。
この時、この桟橋には、人気スマホゲーム「ポケモンGO」の人気モンスター「カメール」が出現していた。
そのポケモンをゲットしようと、一斉に桟橋に向かっていたのだった。
あいにくの雨にもかかわらず、お台場に集まった「ポケモンGO」の愛好者・いわゆる「ポケモントレーナー」。
お台場に訪れていた人は、「(きょうは何をしに台場に?)『ラプラス』を取りに」、「『ラプラス』。探しに来たけど、全然いないです」などと話した。
多くの人のお目当ては、ほかの場所ではなかなか出ないと言われている、レアなポケモン「ラプラス」だという。
22日、お台場で「ラプラス」を2体ゲットしたという、調布市から来た女性に話を聞くと、「そこのお店でご飯を食べていたんですけど、お店の店員さんと、中にいたお客さん4人で走って飛び出してきました」と話した。
その様子を再現してもらうと、「ここで出た感じです。全力疾走です」と話した。
雨の中、全力疾走してまでも欲しかったという「ラプラス」。
ところが、この「ラプラス」をめぐっては、18日、レインボーブリッジにつながる車道に「ラプラス」が出現し、大勢のポケモントレーナーが殺到した。
車の間を縫うように歩き回るなどしたため、「危険だ」との110番通報が相次ぎ、お台場地区を管轄する警視庁東京湾岸署が、「ポケモンGO」の運営会社を呼び、対応を協議する事態に発展した。
21日午後11時、お台場の海上バス乗り場のそばには、多くの人が集まっていた。
どうやら、スマホ片手に「ポケモンGO」をしているようだった。
深夜にもかかわらず、駐車場の空きを待つ車の列。
道路を、自転車や走って横断する人もいた。
そうした中、お台場同様、レアなポケモンが現れることで知られていた東京・上野恩賜公園弁天堂付近では、「ポケモンGO」などのアプリを全面禁止とする看板が多く立てられる動きがあった。
ポケモントレーナーが非常識な行為をしたとして、公園の一部を「ポケモンGO」禁止とした。
上野公園にいた人は「ひどかったですよね、石碑に座っていたりとか、飲み物を置きっぱなしにしている人がいたり」と話した。
世界的に流行する一方で、一部のポケモントレーナーのルール無視の行為が問題となっている、「ポケモンGO」。
運営会社は、「関係各社と協力し、注意喚起していく」としている。
最終更新:9月22日(木)20時26分Fuji News Network
フジテレビ系(FNN) 9月22日(木)20時26分配信
雨が降る中、東京・お台場には、22日も「ポケモンGO」の愛好者が集結した。珍しいキャラクター、レアキャラの争奪戦が展開されたもよう。
フジテレビのお天気カメラがとらえた、22日午後の東京・お台場海浜公園の様子。
午後2時半すぎ。画面左側を見ると、桟橋に向かって、突然、人が一斉に移動していった。そして、およそ10分後には、桟橋の手前側は、人でぎっしりになっていた。
いったい何があったのか。
この時、この桟橋には、人気スマホゲーム「ポケモンGO」の人気モンスター「カメール」が出現していた。
そのポケモンをゲットしようと、一斉に桟橋に向かっていたのだった。
あいにくの雨にもかかわらず、お台場に集まった「ポケモンGO」の愛好者・いわゆる「ポケモントレーナー」。
お台場に訪れていた人は、「(きょうは何をしに台場に?)『ラプラス』を取りに」、「『ラプラス』。探しに来たけど、全然いないです」などと話した。
多くの人のお目当ては、ほかの場所ではなかなか出ないと言われている、レアなポケモン「ラプラス」だという。
22日、お台場で「ラプラス」を2体ゲットしたという、調布市から来た女性に話を聞くと、「そこのお店でご飯を食べていたんですけど、お店の店員さんと、中にいたお客さん4人で走って飛び出してきました」と話した。
その様子を再現してもらうと、「ここで出た感じです。全力疾走です」と話した。
雨の中、全力疾走してまでも欲しかったという「ラプラス」。
ところが、この「ラプラス」をめぐっては、18日、レインボーブリッジにつながる車道に「ラプラス」が出現し、大勢のポケモントレーナーが殺到した。
車の間を縫うように歩き回るなどしたため、「危険だ」との110番通報が相次ぎ、お台場地区を管轄する警視庁東京湾岸署が、「ポケモンGO」の運営会社を呼び、対応を協議する事態に発展した。
21日午後11時、お台場の海上バス乗り場のそばには、多くの人が集まっていた。
どうやら、スマホ片手に「ポケモンGO」をしているようだった。
深夜にもかかわらず、駐車場の空きを待つ車の列。
道路を、自転車や走って横断する人もいた。
そうした中、お台場同様、レアなポケモンが現れることで知られていた東京・上野恩賜公園弁天堂付近では、「ポケモンGO」などのアプリを全面禁止とする看板が多く立てられる動きがあった。
ポケモントレーナーが非常識な行為をしたとして、公園の一部を「ポケモンGO」禁止とした。
上野公園にいた人は「ひどかったですよね、石碑に座っていたりとか、飲み物を置きっぱなしにしている人がいたり」と話した。
世界的に流行する一方で、一部のポケモントレーナーのルール無視の行為が問題となっている、「ポケモンGO」。
運営会社は、「関係各社と協力し、注意喚起していく」としている。
最終更新:9月22日(木)20時26分Fuji News Network
2016年09月20日
政府“異例”の「Pokemon GOチラシ」、実は「1日で作った」 電光石火を支えた秘策は
政府“異例”の「Pokemon GOチラシ」、実は「1日で作った」 電光石火を支えた秘策は
ITmedia ニュース 9月20日(火)9時6分配信
政府“異例”の「Pokemon GOチラシ」、実は「1日で作った」 電光石火を支えた秘策は
チラシを持って話す文月涼 上席サイバーセキュリティ分析官
「ポケモントレーナーのみんなへのおねがい♪」――大ヒット中のスマートフォンゲーム「Pokemon GO」が日本で公開される2日前、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)がそんな見出しのチラシをTwitterで公開して話題になった。
イラスト入りのチラシは、Pokemon GOを遊ぶときの注意事項をまとめたもの。「個人情報を守ろう」「偽アプリ、チートツールに注意」「歩きスマホは×ですよ」など9項目が書かれている。
文中には「ポケモントレーナー」「ロケット団」などゲーム内の用語が登場するほか、「本名とは違う、いかしたニックネームを付けましょう」「人気のない場所には、別の意味でのモンスターがいるかも」といったやわらかい表現も。ネットでは「役所っぽくない」「子どもでも分かりやすい」「遊び心がある」など、“異例の注意喚起”として評判を呼んだ。
「実は1日ほどで作った」――NISCの山内智生内閣参事官と文月涼 上席サイバーセキュリティ分析官はこう振り返る。チラシ作成の狙いと経緯を聞いた。
●「実は1日ほどで作った」
Pokemon GOは、米国などで日本に先立ち7月初旬に配信スタート。すぐにプレイヤーが急増して“社会現象”になった一方、偽のPokemon GOアプリが出回ったり、歩きスマホによる事故が起きたりと、さまざまなトラブルも発生していた。
こうした事態を受け、NISCでは「日本で配信が始まれば、同様の事態が起こるかもしれない」(山内さん)と危惧。ただ、山内さんは「Pokemon GOというせっかく生まれた技術を、『けしからん』の一言で規制するのはもったいない」とも考えていたという。「人気コンテンツはバッシングの対象になりがち。“注意喚起”というよりも、楽しく安全に遊んでもらうために、気をつけてほしいことを伝えたかった」。
「チラシの作成には、あまり時間をかける余裕はなかった」。日本での配信が始まっていなくても、小中学校の夏休みが始まる前に注意を呼び掛ける必要があったからだ。「ポケモンのゲームとなると、子どもたちが遊ぶはず。彼らが学校にいる間にチラシを公開して教育現場で配ってもらわないと、注意が行き届かず、効果がいまひとつになってしまう」。
しかし「役所なので、思い付きではチラシは作れない」(山内さん)。通常、注意喚起のポスターなどを作るとなると、内容に問題がないかをチェックしたり、イラストの作成を外部に委託したりして、完成までに1カ月ほどかかる。だが「Pokemon GOのチラシの場合は、1日程度でベースを作成し、夏休み前の公開に間に合わせることができた」(文月さん)という。
なぜ1日でチラシが作れたのか――その答えは、NISCが企業や学校向けにWebサイトで公開している「情報セキュリティハンドブック」(9月16日現在は第1章まで公開)にある。文月さんによると、チラシに掲載した注意事項の一部やイラストは、このハンドブックから抜粋したものだという。
「役所だから、事前に共有している内容でないと、すぐにはゴーサインを出せない。日頃からさまざまな事態を想定してハンドブックにまとめていたからこそ、短期間で対応できた」
さらに、子どもが読んで分かりやすいように表現を書き換えたり、イラストを一部加工したりと工夫を凝らした。「利用者へのお願い」というタイトルにすると「読まれずにすぐ捨てられてしまう」と考え、ポケモントレーナーなど興味を引くフレーズを取り入れた。「コンテンツに対してコメントするときの礼儀だと思い、用語などはしっかりと調べた」(文月さん)。
●「攻殻機動隊」ともコラボ 「コンテンツへのリスペクトを忘れない」
NISCの“役所っぽくない”取り組みは、Pokemon GOのチラシだけにとどまらない。今年1月には、サイバー攻撃や個人情報流出への関心を促すために、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」とコラボレーションしたポスターや、攻殻機動隊の公式サブストーリー漫画などを作成、公開した。
「以前から、NISCの部署内で『攻殻機動隊』と親和性があると漠然と皆が考えていたようで、誰からも反対はなくスムーズに準備が進んだ」と文月さんは振り返る。
注意したポイントは、Pokemon GOと同じく「コンテンツへのリスペクトを忘れないこと」(文月さん)だ。NISCが伝えたいメッセージを込めつつも、アニメの世界観を壊さないように意識し、いかにも作中のキャラクターが言いそうな“決めぜりふ”を取り入れたという。「ファンが見たときに『こんなせりふは言わない……』と残念に思ってほしくなかった」。
コラボの準備を進める間、「漫画やDVDのセットが部署内を飛び交い、ファンじゃない人はいなかった」と文月さんは振り返る。「素子がサイトーをスカウトしたせりふ『いい腕をしているな! いまから私の部下になれ!』を使おう」「タチコマの出番が少ない!」などファンならではの議論が繰り返され、「最終的に壁に貼ってみて、制作メンバーが『これでいい』と納得できるポスターが完成した」という。
●“役所らしくない”を目指して
NISCは、2011年ごろから東南アジアや欧米諸国の機関と連携して「サイバーセキュリティ国際キャンペーン」と題し、イラストや動画を多用した啓発運動を展開。コンテンツを生かすノウハウを蓄積してきたという。
「以前はA3用紙にぎっしりと文字を書いて説明していたが、スマホを使う世代に直感的に説明するとなると、アプリの画面や映像を交えて15秒くらいで分かってもらうことが必要ということに気付いた」と山内さんは話す。
今年2月にはTwitter(NISC@みんなのサイバー天気予報)とLINE(NISC@サイバー天気予報)のアカウントを開設し、やわらかいテイストのコンテンツを日常的に配信できる環境づくりを進めている。ただ、山内さんによると、イラストが入ったコンテンツを毎日のように配信できるかは“人次第”だという。
「文字ばっかりになるか、役所らしからぬ絵を入れられるかは、役所内や身近にイラストレーターがいるかどうかによって変わってくる。これは引き続き課題と考えている」(山内さん)
ITmedia ニュース 9月20日(火)9時6分配信
政府“異例”の「Pokemon GOチラシ」、実は「1日で作った」 電光石火を支えた秘策は
チラシを持って話す文月涼 上席サイバーセキュリティ分析官
「ポケモントレーナーのみんなへのおねがい♪」――大ヒット中のスマートフォンゲーム「Pokemon GO」が日本で公開される2日前、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)がそんな見出しのチラシをTwitterで公開して話題になった。
イラスト入りのチラシは、Pokemon GOを遊ぶときの注意事項をまとめたもの。「個人情報を守ろう」「偽アプリ、チートツールに注意」「歩きスマホは×ですよ」など9項目が書かれている。
文中には「ポケモントレーナー」「ロケット団」などゲーム内の用語が登場するほか、「本名とは違う、いかしたニックネームを付けましょう」「人気のない場所には、別の意味でのモンスターがいるかも」といったやわらかい表現も。ネットでは「役所っぽくない」「子どもでも分かりやすい」「遊び心がある」など、“異例の注意喚起”として評判を呼んだ。
「実は1日ほどで作った」――NISCの山内智生内閣参事官と文月涼 上席サイバーセキュリティ分析官はこう振り返る。チラシ作成の狙いと経緯を聞いた。
●「実は1日ほどで作った」
Pokemon GOは、米国などで日本に先立ち7月初旬に配信スタート。すぐにプレイヤーが急増して“社会現象”になった一方、偽のPokemon GOアプリが出回ったり、歩きスマホによる事故が起きたりと、さまざまなトラブルも発生していた。
こうした事態を受け、NISCでは「日本で配信が始まれば、同様の事態が起こるかもしれない」(山内さん)と危惧。ただ、山内さんは「Pokemon GOというせっかく生まれた技術を、『けしからん』の一言で規制するのはもったいない」とも考えていたという。「人気コンテンツはバッシングの対象になりがち。“注意喚起”というよりも、楽しく安全に遊んでもらうために、気をつけてほしいことを伝えたかった」。
「チラシの作成には、あまり時間をかける余裕はなかった」。日本での配信が始まっていなくても、小中学校の夏休みが始まる前に注意を呼び掛ける必要があったからだ。「ポケモンのゲームとなると、子どもたちが遊ぶはず。彼らが学校にいる間にチラシを公開して教育現場で配ってもらわないと、注意が行き届かず、効果がいまひとつになってしまう」。
しかし「役所なので、思い付きではチラシは作れない」(山内さん)。通常、注意喚起のポスターなどを作るとなると、内容に問題がないかをチェックしたり、イラストの作成を外部に委託したりして、完成までに1カ月ほどかかる。だが「Pokemon GOのチラシの場合は、1日程度でベースを作成し、夏休み前の公開に間に合わせることができた」(文月さん)という。
なぜ1日でチラシが作れたのか――その答えは、NISCが企業や学校向けにWebサイトで公開している「情報セキュリティハンドブック」(9月16日現在は第1章まで公開)にある。文月さんによると、チラシに掲載した注意事項の一部やイラストは、このハンドブックから抜粋したものだという。
「役所だから、事前に共有している内容でないと、すぐにはゴーサインを出せない。日頃からさまざまな事態を想定してハンドブックにまとめていたからこそ、短期間で対応できた」
さらに、子どもが読んで分かりやすいように表現を書き換えたり、イラストを一部加工したりと工夫を凝らした。「利用者へのお願い」というタイトルにすると「読まれずにすぐ捨てられてしまう」と考え、ポケモントレーナーなど興味を引くフレーズを取り入れた。「コンテンツに対してコメントするときの礼儀だと思い、用語などはしっかりと調べた」(文月さん)。
●「攻殻機動隊」ともコラボ 「コンテンツへのリスペクトを忘れない」
NISCの“役所っぽくない”取り組みは、Pokemon GOのチラシだけにとどまらない。今年1月には、サイバー攻撃や個人情報流出への関心を促すために、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」とコラボレーションしたポスターや、攻殻機動隊の公式サブストーリー漫画などを作成、公開した。
「以前から、NISCの部署内で『攻殻機動隊』と親和性があると漠然と皆が考えていたようで、誰からも反対はなくスムーズに準備が進んだ」と文月さんは振り返る。
注意したポイントは、Pokemon GOと同じく「コンテンツへのリスペクトを忘れないこと」(文月さん)だ。NISCが伝えたいメッセージを込めつつも、アニメの世界観を壊さないように意識し、いかにも作中のキャラクターが言いそうな“決めぜりふ”を取り入れたという。「ファンが見たときに『こんなせりふは言わない……』と残念に思ってほしくなかった」。
コラボの準備を進める間、「漫画やDVDのセットが部署内を飛び交い、ファンじゃない人はいなかった」と文月さんは振り返る。「素子がサイトーをスカウトしたせりふ『いい腕をしているな! いまから私の部下になれ!』を使おう」「タチコマの出番が少ない!」などファンならではの議論が繰り返され、「最終的に壁に貼ってみて、制作メンバーが『これでいい』と納得できるポスターが完成した」という。
●“役所らしくない”を目指して
NISCは、2011年ごろから東南アジアや欧米諸国の機関と連携して「サイバーセキュリティ国際キャンペーン」と題し、イラストや動画を多用した啓発運動を展開。コンテンツを生かすノウハウを蓄積してきたという。
「以前はA3用紙にぎっしりと文字を書いて説明していたが、スマホを使う世代に直感的に説明するとなると、アプリの画面や映像を交えて15秒くらいで分かってもらうことが必要ということに気付いた」と山内さんは話す。
今年2月にはTwitter(NISC@みんなのサイバー天気予報)とLINE(NISC@サイバー天気予報)のアカウントを開設し、やわらかいテイストのコンテンツを日常的に配信できる環境づくりを進めている。ただ、山内さんによると、イラストが入ったコンテンツを毎日のように配信できるかは“人次第”だという。
「文字ばっかりになるか、役所らしからぬ絵を入れられるかは、役所内や身近にイラストレーターがいるかどうかによって変わってくる。これは引き続き課題と考えている」(山内さん)
2016年09月19日
「レアポケモン」求め、お台場大混乱 ルール無視に警察も出動
「レアポケモン」求め、お台場大混乱 ルール無視に警察も出動
フジテレビ系(FNN) 9月19日(月)19時59分配信
3連休の東京・お台場に突如出現した謎の大集団。ルール無視の行動に、警察も出動する事態となった。
道路の1車線分を丸々占領した群衆に、立ち去るよう促す警察官。
この影響で、道路は大渋滞。
交差点の真ん中が、たくさんの人で埋め尽くされている。
そして、停車している車の間を、人や自転車が走り回っていた。
これは、東京・お台場で18日午後3時半ごろ、近所の人が、自宅のベランダから撮影した映像。
動画を撮影した人は、「事故かなということで(ベランダに)出たところ、もう、びっくりするような光景でした。500人を超える群衆が、一斉に道路の真ん中を走って、警察官の制止を全員無視で振り切って、雪崩のように人が流れていった」と語った。
現場は、レインボーブリッジにつながる道路で、普段の様子と比べると、その混雑ぶりがわかる。
にもかかわらず、この3連休、この周辺には、昼夜を問わず時折、大勢の人が集結。
大混乱となった。
液晶画面の明かりで、彼らが、手にスマホを持っていることがわかる。
この謎の集団は、一体何者なのか。
19日も、雨の中、あちらこちらにスマホを持った人たちの姿が。
集まっていたのは、人気スマホゲーム「ポケモンGO」の愛好者、いわゆる「ポケモントレーナー」たち。
お台場には、ほかの場所では、あまり捕獲できない「レアなポケモン」が出現するとして、この3連休、多くのポケモントレーナーがやってきていた。
そして、彼らが特に捕獲したがっていたポケモンが、なかなか出現しないとされている「ラプラス」というレアなポケモンだった。
そのラプラスが、お台場の道路に出現したとネットに投稿されたことをきっかけに、その場所をめがけて、ポケモントレーナーが殺到。
今回の騒ぎとなった。
動画を撮影した人は、「おそらく、一番先頭の所が、レアなものが取れる所。取った人はガッツポーズしていた」と語った。
日本に上陸してから、およそ2カ月。
今も高い人気が続いている「ポケモンGO」。
しかし、一部のプレーヤーによるマナー違反などが相次いでいて、あらためてそのモラルが問われている。