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2015年10月31日
被せガラスとは
作品の製作手順で印刷したカッティングシートをガラス素材に張ってハンドカットするのがありましたよね。
ガラス素材に張った写真がありますので参照ください。
こんな感じにカッティングシートを貼ります。
貼り終えると、デザインナイフでカットしていきます。
まだカットが出来てませんので、出来ましたらブログに載せますので少々お待ち下さい。
このガラス素材は被せガラスといいます。
被せガラスとは
色被せガラスは古くは切子ガラスに使われてきた日本の伝統工芸素材で、色違いのガラス生地を重ねて焼くことで2層3層の色が重なっております。
サンドブラストでは、研磨剤を吹きつけ色を削り落としていくことで絵柄を残しながら描き彫刻していきます。
研磨剤を吹き付けていない部分は元の透明感が残り、吹き付けた部分が白く曇るガラスの美しさが引き立つお品です。
このグラス初めて瑠璃色の被せガラスで、瑠璃色部分に研磨材の当て方で濃淡をつけることができ、デザインに立体感を出すこともできます。
初めて被せガラスに彫刻する人のために、透明のガラスで平彫りした時の感じで彫刻をしたいと思います。
透明のガラスで平彫りした時はデザイン側のシートを剥がして研磨材を当てましたが、このデザインはデザイン側をガラス素材のままにした方が見た目が綺麗なので、デザインと反対のシートを剥がして研磨材を当てたいと思います。
透明のガラスでは軽く研磨材を当てましたが、被せガラスの場合は下地のガラスの上に瑠璃色のガラスを重ねてますので、下地のガラスが出てくるまで、研磨材を当てなければなりません。
平彫りの時とは違って時間がかかります。かなかな削れないなと思って吹き出し口を近づけすぎないように注意して下さい。近づけすぎて研磨材を当てると、削った面が凸凹になってしまいます。
被せガラスに彫刻するときは透明のガラスの時と違い注意が必要です。
初めはなかなかうまいこと彫刻できないですが、上達すると被せガラスに彫刻する方が楽しいです。
まずは写真のグラスに彫刻をしますね。
完成しましたらブログに載せます。
ガラス素材に張った写真がありますので参照ください。

こんな感じにカッティングシートを貼ります。
貼り終えると、デザインナイフでカットしていきます。
まだカットが出来てませんので、出来ましたらブログに載せますので少々お待ち下さい。
このガラス素材は被せガラスといいます。
被せガラスとは
色被せガラスは古くは切子ガラスに使われてきた日本の伝統工芸素材で、色違いのガラス生地を重ねて焼くことで2層3層の色が重なっております。
サンドブラストでは、研磨剤を吹きつけ色を削り落としていくことで絵柄を残しながら描き彫刻していきます。
研磨剤を吹き付けていない部分は元の透明感が残り、吹き付けた部分が白く曇るガラスの美しさが引き立つお品です。
このグラス初めて瑠璃色の被せガラスで、瑠璃色部分に研磨材の当て方で濃淡をつけることができ、デザインに立体感を出すこともできます。
初めて被せガラスに彫刻する人のために、透明のガラスで平彫りした時の感じで彫刻をしたいと思います。
透明のガラスで平彫りした時はデザイン側のシートを剥がして研磨材を当てましたが、このデザインはデザイン側をガラス素材のままにした方が見た目が綺麗なので、デザインと反対のシートを剥がして研磨材を当てたいと思います。
透明のガラスでは軽く研磨材を当てましたが、被せガラスの場合は下地のガラスの上に瑠璃色のガラスを重ねてますので、下地のガラスが出てくるまで、研磨材を当てなければなりません。
平彫りの時とは違って時間がかかります。かなかな削れないなと思って吹き出し口を近づけすぎないように注意して下さい。近づけすぎて研磨材を当てると、削った面が凸凹になってしまいます。
被せガラスに彫刻するときは透明のガラスの時と違い注意が必要です。
初めはなかなかうまいこと彫刻できないですが、上達すると被せガラスに彫刻する方が楽しいです。
まずは写真のグラスに彫刻をしますね。
完成しましたらブログに載せます。
2015年10月30日
露光機とは
前の記事で露光機って言葉が出てきましたよね。
露光機の説明をします。
紫外線硬化樹脂フィルムを製作するのに必要な紫外線照射の機械のことです。

露光機の使用手順
・トレーシングペーパーにデザインを印刷。
紫外線硬化樹脂フィルムを製作するのにトレーシングペーパーにデザインを印刷したものが必要となります。
トレーシングペーパーはインクジェット機では印刷できないのでレーザープリンターが必要です。
・露光機のスイッチを入れ5〜10分待つ。(機械を暖めるためです)
・露光機のビニールシートをめくりガラス面の上に印刷したトレーシングペーパーを置き、その上に紫外線硬化
樹脂フィルムを重ねたら、ビニールシートをかけます。
紫外線硬化樹脂フィルムのツヤ面を上で、少しざらついた面をトレーシングペーパ ー側にして下さい。
(3番目の写真を見て下さい)
・バキュームのスイッチを入れビニールシートの中の空気を抜きます。
・露光のスイッチを入れると露光開始です。
私の露光機ではこの青いフィルムを露光するのに約90秒で出来上がります。機械の大きさによって露光時間はかわり
ますので、自分の露光機の特徴を知る必要があります。
・露光が終わると水またはぬるま湯をかけながら筆(100均に売ってるペンキを塗る筆の毛を同じ長さにカットし
て使ってます)で結構強めに擦ると露光した部分が抜けてるのがわかります。綺麗に抜けるまで擦ります。
・乾かして完成です。(4番目の写真です)
このフィルムをガラス素材に張って研磨材を吹き付けると黒くデザインした部分だけ研磨材が当たり彫刻できます。



この間、お客様から依頼があったデザインです。
カッティングシートをハンドカットしますと、丸くなってる部分をきれいにカットするのが難しく滑らかにならないことがたまにありますので、文字などは露光機でフィルムを製作したりすることがあります。
また、大量生産する時は便利です。
テーブルタイプがオススメ
平型のテーブルタイプなので有効面積内での大きさのフィルムが製作出来るし、大量生産にも向いています。
フィルムとデザインを重ね合わせるときにずれる心配もありませんので、大事なフィルムを失敗するリスクが軽減されます
筒形のロールタイプの露光機もありますが、重ね合わせたフィルムとデザインがずれると聞いたことがあります。


露光機の説明をします。
紫外線硬化樹脂フィルムを製作するのに必要な紫外線照射の機械のことです。

露光機の使用手順
・トレーシングペーパーにデザインを印刷。
紫外線硬化樹脂フィルムを製作するのにトレーシングペーパーにデザインを印刷したものが必要となります。
トレーシングペーパーはインクジェット機では印刷できないのでレーザープリンターが必要です。
・露光機のスイッチを入れ5〜10分待つ。(機械を暖めるためです)
・露光機のビニールシートをめくりガラス面の上に印刷したトレーシングペーパーを置き、その上に紫外線硬化
樹脂フィルムを重ねたら、ビニールシートをかけます。
紫外線硬化樹脂フィルムのツヤ面を上で、少しざらついた面をトレーシングペーパ ー側にして下さい。
(3番目の写真を見て下さい)
・バキュームのスイッチを入れビニールシートの中の空気を抜きます。
・露光のスイッチを入れると露光開始です。
私の露光機ではこの青いフィルムを露光するのに約90秒で出来上がります。機械の大きさによって露光時間はかわり
ますので、自分の露光機の特徴を知る必要があります。
・露光が終わると水またはぬるま湯をかけながら筆(100均に売ってるペンキを塗る筆の毛を同じ長さにカットし
て使ってます)で結構強めに擦ると露光した部分が抜けてるのがわかります。綺麗に抜けるまで擦ります。
・乾かして完成です。(4番目の写真です)
このフィルムをガラス素材に張って研磨材を吹き付けると黒くデザインした部分だけ研磨材が当たり彫刻できます。



この間、お客様から依頼があったデザインです。
カッティングシートをハンドカットしますと、丸くなってる部分をきれいにカットするのが難しく滑らかにならないことがたまにありますので、文字などは露光機でフィルムを製作したりすることがあります。
また、大量生産する時は便利です。
テーブルタイプがオススメ
平型のテーブルタイプなので有効面積内での大きさのフィルムが製作出来るし、大量生産にも向いています。
フィルムとデザインを重ね合わせるときにずれる心配もありませんので、大事なフィルムを失敗するリスクが軽減されます
筒形のロールタイプの露光機もありますが、重ね合わせたフィルムとデザインがずれると聞いたことがあります。

作品紹介・・・平彫りと段彫り


少しデザインが細かいくても、私は全てデザインナイフを使いハンドカットしています。
他の作家さんで露光機を使ってマスクを制作する人もいてるのですが、露光機で制作したマスクを使った作品はデザインのラインがシャープにならないんですよね。(イラストレーターやPhotoshopでデザインを作ってトレーシングペーパーに印刷するのですが、ラインがシャープにならないことがあります・・・勉強不足ですかね)
だから、全てハンドカットにしてます。
ハンドカットの場合はラインがシャープになりますが、初めの頃はラインにそってカットするのが難しく円になってる部分は特に困難です。まっすぐの部分はすぐにカットできるようになるのですが、丸い部分はかなり練習が必要です。
これが段彫りの作品です。(藤をデザインしました)

平彫りの藤(2番目の写真)と違って立体的に見えますよね。
2015年10月29日
作品紹介・・・その1
2015年10月28日
サンドブラスト彫刻家の自己紹介
はじめまして。
現在、会社勤めとサンドブラスト彫刻家の二足のわらじでやってます。
会社勤めをしながらなので、なかなか作品を作る時間がなく少しずつですが制作してますので、
見て下さい。
《自己紹介》
高校卒業してからずっと会社勤めをしてきましたが、本当に定年までこのまま会社勤めでいいのかと
日々考えるようになりました。
小さい頃から物作りが好きだったので、自分が作ったものを売って生活ができればいいなと思い、
何かないかとネットで検索していたらサンドブラストのサイトに目が止まり『やってみたい』って
思いましたので、サンドブラスト教室を探して体験してみました。
初めて体験してみて、細かいことが好きな私に合ってると感じ教室で習うことにしました。
サンドブラストとは
主に、コンプレッサーによる圧縮空気に研磨材を混ぜてガラス素材に吹き付けるでガラスに彫刻します。大量の研磨材を効率よく吹き付けるためにサンドブラスターという作業箱の中で作業をします。
作業手順
1.彫刻するデザインを決めカッティングシートにデザインを印刷する。
2.ガラス素材の表面の汚れや油分などをアルコールで拭き取る。
3.ガラス素材に印刷したカッティングシートを貼り付ける。
4.デザインナイフで印刷したラインをカットする。
5.ガムテープやカッティングシートなとで研磨剤が当たらないよう養生する。
6.デザイン部分のカッティングシートを剥がし、研磨剤を吹き付けて加工する。
(近過ぎると表面が凸凹になってしまうので、20cm程離して均等に吹き付ける)
7.吹き付けが完了したら、カッティングシートと養生を剥がして完成です。
これは初めに習う平彫りというやり方です。
凹凸をつけ立体的にしたり、吹き付け方を変えて濃淡をつけるグラデーションなどもあります。
1年程、教室に通ってサンドブラストの基礎から上級レベルを習い、そろそろ機械を購入して家で作業をしたい
なぁっておもったのですが、機械が高い!
新品・・・300万円〜500万円(機械一式・材料・技術料込み)
中古・・・120万円〜250万円(機械一式・材料・技術料込み)
高いのはわかってましたがこれでは手がでません、でもやってみたいと思ったのでまず習うのが先で機械は後から探せばいいやって思ってました。
他の中古業者も探したのですが、値段は変わりません。この金額では家族に迷惑わかけてしまうので、
諦めるしかないのかと思ったとき、ヤフオクに出品してないかなってダメ元で検索したら、なんと出品してたんです金額も中古業者で買うよりも半額以下。
早速、アポイントを取ってみると家から車で1時間くらいのとこに住んでいましたので、機械を見してもらいに
行ってきました。
私が欲しかったのは座って作業できるサイズだったんですが、これは1番大きなサイズで立って作業するタイプです。これを逃したら、いつ安い機械に巡り合えるかわかりませんので、機械のチェックをして問題なかった
ので購入することにしました。
私は一戸建てに住んでるのですが、工房にするなら一階にある和室しかありません。
作業をする機械・コンプレッサー・集塵機の3台の機械と露光機が1台。
コンプレッサーがすごく大きく重くて100kgくらいはあるらしいです。
(機械のサイズが小さくなるとコンプレッサー小さくなり30kgくらいのサイズになるはすです)
こんなに重たいものを畳の上に置くことは出来ないので、畳の上に厚めの板を敷きその上に機械を置くことにしました。
ついに工房の完成です。

現在、会社勤めとサンドブラスト彫刻家の二足のわらじでやってます。
会社勤めをしながらなので、なかなか作品を作る時間がなく少しずつですが制作してますので、
見て下さい。
《自己紹介》
高校卒業してからずっと会社勤めをしてきましたが、本当に定年までこのまま会社勤めでいいのかと
日々考えるようになりました。
小さい頃から物作りが好きだったので、自分が作ったものを売って生活ができればいいなと思い、
何かないかとネットで検索していたらサンドブラストのサイトに目が止まり『やってみたい』って
思いましたので、サンドブラスト教室を探して体験してみました。
初めて体験してみて、細かいことが好きな私に合ってると感じ教室で習うことにしました。
サンドブラストとは
主に、コンプレッサーによる圧縮空気に研磨材を混ぜてガラス素材に吹き付けるでガラスに彫刻します。大量の研磨材を効率よく吹き付けるためにサンドブラスターという作業箱の中で作業をします。
作業手順
1.彫刻するデザインを決めカッティングシートにデザインを印刷する。
2.ガラス素材の表面の汚れや油分などをアルコールで拭き取る。
3.ガラス素材に印刷したカッティングシートを貼り付ける。
4.デザインナイフで印刷したラインをカットする。
5.ガムテープやカッティングシートなとで研磨剤が当たらないよう養生する。
6.デザイン部分のカッティングシートを剥がし、研磨剤を吹き付けて加工する。
(近過ぎると表面が凸凹になってしまうので、20cm程離して均等に吹き付ける)
7.吹き付けが完了したら、カッティングシートと養生を剥がして完成です。
これは初めに習う平彫りというやり方です。
凹凸をつけ立体的にしたり、吹き付け方を変えて濃淡をつけるグラデーションなどもあります。
1年程、教室に通ってサンドブラストの基礎から上級レベルを習い、そろそろ機械を購入して家で作業をしたい
なぁっておもったのですが、機械が高い!
新品・・・300万円〜500万円(機械一式・材料・技術料込み)
中古・・・120万円〜250万円(機械一式・材料・技術料込み)
高いのはわかってましたがこれでは手がでません、でもやってみたいと思ったのでまず習うのが先で機械は後から探せばいいやって思ってました。
他の中古業者も探したのですが、値段は変わりません。この金額では家族に迷惑わかけてしまうので、
諦めるしかないのかと思ったとき、ヤフオクに出品してないかなってダメ元で検索したら、なんと出品してたんです金額も中古業者で買うよりも半額以下。
早速、アポイントを取ってみると家から車で1時間くらいのとこに住んでいましたので、機械を見してもらいに
行ってきました。
私が欲しかったのは座って作業できるサイズだったんですが、これは1番大きなサイズで立って作業するタイプです。これを逃したら、いつ安い機械に巡り合えるかわかりませんので、機械のチェックをして問題なかった
ので購入することにしました。
私は一戸建てに住んでるのですが、工房にするなら一階にある和室しかありません。
作業をする機械・コンプレッサー・集塵機の3台の機械と露光機が1台。
コンプレッサーがすごく大きく重くて100kgくらいはあるらしいです。
(機械のサイズが小さくなるとコンプレッサー小さくなり30kgくらいのサイズになるはすです)
こんなに重たいものを畳の上に置くことは出来ないので、畳の上に厚めの板を敷きその上に機械を置くことにしました。
ついに工房の完成です。
