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2021年10月23日

鹿に気をつけろ

管理人のゆうすけです。
夏が終わったと思ったらいきなり冬みたいに寒いです。
1階のリビングに早くもコタツが登場しました。
そして猫によるコタツ争奪戦が始まりました。現在はしぃさんがコタツを制圧していますが、茶色猫連合が作戦会議を開いていました。全猫がコタツに入ると、人間が足を入れる隙間がなくなるかも。

最近は投稿をサボっていたのですが、何をしていたかというと、ズバリお仕事です。
9月の下旬から祝日もなく、土曜も仕事、たまに日曜に当直があったりして、延々と働いています。
数年前までは「完全週休二日制」だったので、土日が連続して休みというのが当たり前でしたが、「不完全週休二日制」になってからは土日休みが夢のようです。ちなみに今日(土曜)も朝から夕方までガッツリ働いていました。えらいぞオレ。
仕事自体はたいしたことはないのですが、拘束時間が結構長いのがネックです。
現在は資格試験のためにヒマな時間はお勉強をしています。すごく勉強嫌いなんですけど。

職場と自宅を延々往復しているだけなので最近はあまり面白いことが無いのですが、帰宅の途中で見かけた看板がこれです。
sika01.jpg交通事故の現場でよく見る、いわゆる「捨て看板」です。

普通のものと違うのは、「車×鹿(しか)」という組み合わせ。
しかも深夜の2時から3時頃。いや、目撃者いねえだろ。
あまり都会では見かけない内容の看板ですね。
じつは管理人は車×鹿の事故は以前にも目撃したことがあります。
北海道とかではなく、地元の山道です。自転車乗りにはよく知られている「雨沢峠」の上り道でした。
道路わきに普通車と警察のバンが停車して事故処理をしていたので「ああ交通事故か」と思って通り過ぎたら、数メートル先にデカい鹿が倒れていました。
鹿は車にぶつかったみたいで、車はフロント部分がへこんでいました。
鹿が出没するとは知らなかったので、油断ならねえなあと思いながら山頂まで登りました。
同じ道をこんどは下ってくると、さっきの警察のバンに、鹿の死体を積み込んでいる真っ最中でした。
あの鹿はどうなったのかなあ。
タグ:交通事故 鹿

2021年10月17日

2021年10月のなつかなさん

管理人のゆうすけです。
久しぶりに猫のお話です。
我が家には現在5匹の猫がいます。
いずれも貰ったり拾ったり居ついたりした猫です。
古い順に並べると、しぃ、フォウ、なつき、シロ茶、ちる の5匹です。
なつきとシロ茶は姉妹猫で、じつはもう一匹「なつかな」という姉妹猫がいましたが、数回の脱走を経て現在は外ネコになっています。
名前の由来が「なつかないネコ」である通り、決して人にはなつかないタイプで、家猫で飼われていた数年間も、毎日「脱獄」を計画しているという「パピヨン」みたいな奴でした。
IMG_1497 (編集済み).JPGIMG_1498 (編集済み).JPG

家の近所で暮らしているのは確かなようですが、最近はあまり見かけなくなって心配していたのですが、本日(2021.10.17)久しぶりに顔を出しました。
管理人が朝の自転車乗りから戻ってきた午前9時ごろに、隣の家の庭でなにかを漁っていました。
声を掛けたら目があったので、「腹が減ってるならあとでうちにおいで」と言ったら、しばらく経って庭にやってきました。
カリカリを皿に入れて置いてやったら、ボリボリ食べて、ゴザの上でくつろいでから、またどこかへ去ってゆきました。
近づくと逃げるので、触ることは不可能です。
カリカリを食べているときも、野生動物のように全周囲に警戒をしていて、ほんのわずかな物音にも素早く反応します。
日頃はどこで寝て、何を食べているのか謎ですが、わりと逞しく生きている「なつかな」です。
元野良でも家猫になればほとんどの猫は慣れて家の中でのんびり暮らすようになりますが、まれに「どうしても飼われるのがイヤ」という猫もいます。そうした性格は猫も人も同じです。
何が幸いなのかはそれぞれかと思いますが、ときどきご飯を食べに来てくれると、ちょっと嬉しいです。
タグ: なつかな
posted by ゆうすけ at 12:50 | TrackBack(0) | ペット

2021年10月09日

2021年秋アニメ

管理人のゆうすけです。
10月に入ってすでに9日ですが、昼間は異常に暑いですね。29℃とか30℃とか。
10月でこれだけ暑かったら、12月になったらどうなるのか。

という定番のボケをスルーして、2021年秋アニメが着々と始まっています。
コロナの影響でもう少し作品数が減るかと思いましたが、あいかわらず多いですね。
半分ぐらいに減らしてリソースを再配分した方が良いと思うのですが、いろいろ事情があるのでしょう。
管理人が視聴継続を予定しているのは以下のとおりです。
「吸血鬼すぐ死ぬ」「古見さんは、コミ症です。」「ブルーピリオド」「月とライカと吸血鬼」
あとは押井守が脚本を書く回の「ルパン3世」
マンガ原作のアニメ化が3つと、ラノベ原作が1本です。
まだそれぞれ1話しか見ていませんが、頭一つ抜け出しているのが「古見さん」です。
原作を超えてきました。
小学館が本気を出したようです。最近集英社が調子こいてるみたいなので、兄貴の本気を見せるようです。
配信はアマゾンではなくNETFLIXです。
世界に向けて、日本のマンガコンテンツの中でも独自の進化を遂げた「ラブコメ」を全力で発信です。
日本の高校を舞台にした日常系ラブコメなので、グローバル性が皆無ですが、あ・え・て 勝負です。
1話のクオリティが維持できれば大丈夫だと思いますが、いや、無理だな。
「吸血鬼すぐ死ぬ」と「ブルーピリオド」は基本的に原作通り。
前者はギャグというかコメディなので、声優さんの話芸を楽しみたいと思います。
後者は芸大進学を目指す高校生のお話です。作者も芸大出身なので、どちらかというとアニメよりも原作の「絵」を見て欲しい作品です。
アニメにすると、どうしても共同作業になるので「誰でも描ける絵柄」に落とし込みますが、ちょっと惜しい。
この作品の見どころは、シリーズ構成と脚本が吉田玲子さんなので、「脚本」ということになります。
原作を改変することなく、アニメに合わせて構成を変えてくると思いますが、その手腕に注目です。

「月とライカと吸血鬼」はラノベのガガガ文庫が原作。
原作者自らシリーズ構成をするようなので、お話に破綻はないかと思われます。
米ソの宇宙開発競争を翻案したIF世界の物語で、ロケットで吸血鬼を宇宙に打ち上げます。
吸血鬼のお嬢さんを演じているのが林原めぐみさん。うわ、久しぶりに「綾波」節が聞けたよ。
経験的に、宇宙開発ものとかロケット打ち上げものには「ハズレ」が少ないので、期待しています。

最後の「ルパン3世」は、シーズン6ということで、今回初めて「押井守」がゲストで脚本を書きます。
だぶん1本だけだと思いますが、さて、何を書くのやら。
幻となった押井監督による「劇場版ルパン3世」のリベンジか、あるいはいつものように「立ち喰い師」ネタ、あるいは「上海亭」ネタをやるのか? 
個人的には趣味に走ってMG42機関銃を撃ちまくるような脚本を希望します。

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感想(0件)



posted by ゆうすけ at 18:53 | TrackBack(0) | 映画・TV

2021年09月26日

ノッティングヒルの恋人

「ノッティングヒルの恋人」は、1999年のイギリスのロマンティック・コメディ映画です。ロジャー・ミッシェル監督、リチャード・カーティス脚本。出演はジュリア・ロバーツとヒュー・グラントなど。

notting hill01.jpg『ノッティングヒルの恋人』(原題 Notting Hill)
主演はジュリア・ロバーツとヒュー・グラント

管理人はこの映画は未見だったので、つい先日、GEOでレンタルして鑑賞しました。
映画のあらすじは、こんな感じ。
「英国のノッティングヒルを舞台に、ハリウッド女優と冴えない本屋店主の恋を描くラブ・ストーリー。スター女優であるアナが、偶然立ち寄った旅行書籍専門の本屋で、店主のウィリアムと出会ったことから、身分違いの恋が始まる・・・」
この作品をわざわざレンタルまでして観ようと思ったのは、マンガ「僕の心のヤバイやつ」の影響です。
「僕ヤバ」は思春期ラブコメで、ヒロイン側が高身長・美人の陽キャでモデルや芸能の仕事もしている一方、主人公は陰キャの低身長という設定です。ふたりの関係性や心の動きを安易なモノローグに頼らずに、多くのエピソードや細やかな演出で見せるという、屈指の作品です。
それならば、海外の類似作品はどんな感じかな、という期待を持って観たのですが・・・。
うわ、なんだこの展開は。
冒頭で二人が初めて出会い、いろいろあって主人公の家に行く流れになります。
その別れ際に、いきなりアナがキスをするのですが、やけに唐突なシーンです。
管理人的には、その前のカットからは「主人公の夢」になっていて、あらためて二人が恋に落ちるエピソードが入ると思っていたら、「夢のようだけど夢じゃなかった」ということで、お話はどんどん進んでいきます。
いやいやいや。
そこが、いちばん、大事なとこだろー!
恋愛もので、相手に好意を抱く瞬間や、恋愛に発展する瞬間って、ものすごく大切なところじゃないの?
この映画の脚本では、なぜかその部分がすっ飛ばされて、逆に不安になります。
主人公の人間性を垣間見せるエピソードもあるのですが、「決定的」とは思えない。
「この映画、あのキスシーンから先はずっとこの主人公の妄想なんじゃねーの?」
そういう疑問を抱えつつ、映画はセオリー通りハッピーエンドで終わります。
だから余計に「妄想」疑惑が払拭できない恐るべき映画。さすがはイギリス映画、何かが違う。
恋愛映画としては世界的にヒットした作品ですが、世界の皆さんはどのように感じたのでしょう? 謎です。

ということで、管理人的にはあまり評価が高くない作品ですが、ジュリア・ロバーツの旬な時期を味わうには良い映画です。あのでっかい口でキスされたらヒュー・グラントでなくても恋に落ちるかも。作中のSF映画があまりにもクソ映画っぽくて、あえて見てみたい。

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感想(9件)



posted by ゆうすけ at 07:16 | TrackBack(0) | 映画・TV

2021年09月23日

UnionBankに電話してみた

日本居住のままで外国の銀行に口座を持つのはけっこう大変なのですが、UnionBankはその点便利です。
というのも、三菱UFJ銀行の子会社だったので、UFJ銀行経由でいろいろ利便が図られており、日本語の電話サービスもあったわけです。
その三菱UFJグループですが2021年9月21日にUnionBankを売却することを決定したようです。
ぐわ。やめて。日本人向けのサービスがなくなるじゃん。
ということで、管理人はとりあえずUnionBankに電話を掛けました。
じつはここのATMカードの有効期限が切れており「期限内に使用すれば新しいカードを届けますよ」というメールを信じて昨年の年末にコンビニで1万円引き出したのですが、半年以上経っても新しいATMカードが届かないのです。
現地とは時差があるのでなかなか電話するチャンスがなかったのですが、今日は祝日なのでトライしてみました。
ちなみに国際フリーダイヤルがあるのですが、じつは普通の固定電話だと繋がりません。
00531−11−4864にかけてみると、このサービスは利用できない旨のアナウンスが流れます。
公衆電話ならOKという都市伝説もありますが、面倒なので携帯から掛けてみたら、わりと簡単につながりました。ちょっと緊張します。
最初は自動音声(いきなり日本語なので大安心です)の案内で、それから要件に応じて番号を押します。
電話が混んでいるせいか5分ぐらい待たされて、日本語の女性オペレーターが出ました。
要件を告げて、こちらの口座番号や氏名、生年月日などで本人確認します。
最終の入金日や出金日も聞かれたので、これもサクサク回答します。
新しいカードが発送されていない様子だったので、あらためて送ってくれと申し込んで要件は終了です。
すべて日本語のやりとりだったので、とくに問題はありませんでした。

日本人が海外の銀行に口座を持つメリットはとくにはありません。
仕事で海外に駐在する場合は、現地会社から給与が支払われるケースもあるので、そういう人は現地の銀行口座を開設している場合もあるかと思います。帰国しても放置していれば口座はそのまま残ります。口座管理料をとる銀行もあるので、その場合はじわじわ預金が減っていくはずです。
ずっと日本にいる場合は必要ないかと思いますが、唯一あるとすればこの国が預金封鎖などをした場合のリスクヘッジです。日本政府の権限は国内金融機関に対しては有効ですが、外国の銀行にまでは手が出せません。
預金封鎖なんて有り得ないと思う方は特に対応は必要ないと思います。
この国の先行きが心配で、いずれ国外へ脱出しようと思っている人は、あらかじめ海外の銀行に口座を開設して毎年地道に送金しておくと良いです。
ちなみにスイス銀行は固有の銀行名ではないし、最低でも3千万円程度からスタートなので、おススメしません。

2021年09月20日

ダイハツソニカRS Limited

ダイハツのソニカは2006年から2009年までの間に生産されていた軽自動車で、幻の名車です。
どれぐらい名車かというと、管理人がいまだに手放さずにいるぐらい名車です。

sinica01.jpgダイハツ ソニカRSリミテッド
エンジン 水冷直列3気筒KF-DET型
DOHC IC付きターボ 658cc 64ps/6,000rpm
変速機 7-CVT
全高1,470mm、軸距2,440mm


管理人は現在ダイハツのタントに乗っていますが、ソニカは息子に譲って手元に置いています。
今日は久しぶりにソニカを運転してみましたが、やっぱ楽しいですね。
タントも悪くはないのですが、いかんせん「貨物車」みたいで、車の運転を味わうタイプではないのです。

ソニカは軽自動車でありながら「GTカー」を目指した大それたやつでした。
最近は大きな箱のような車が主流ですが、ソニカはシュッとしたデザインで走りも軽快でした。
ホイールベースが少し長く、タイヤも一般的な軽より大きめのサイズを採用しているので走行性が格段に高いのです。
管理人はターボ付きのモデルに乗っていたので、高速でも普通車に走り負けしません。
もちろんいいところばかりでもない。
カタログ的にはドアの二重シール化やミラー形状の工夫でロードノイズが低減、とありますが、ウソです。
相当うるさい。管理人がドアの内装を剥がして防音シートを貼り直すぐらいにはうるさい。
フロントガラスも傾斜がきつくてダッシュボードが白く映り込んで危ないので、ダッシュボードには黒い習字用のマットが貼ってあります。
それでも他の軽自動車を運転すると「うわ、なんじゃこの安っぽい車は」と思うぐらいソニカはいい感じの車でした。ステアリングもMOMOの小径・革巻きだったので、現在のタントも同じオプションにしています。
新古車で購入して10年以上経ちますが、たぶんあと5年は乗ると思います。
仕事をリタイヤしたら、こいつで旅に行きたいですね。夏の北海道とか、走りたいなあ。

2021年09月12日

しぃさんのこと

管理人のゆうすけです。
自宅で猫を5匹ほど飼っています。基本的に拾ったり貰ったり保護したりという感じで、ペットショップで購入した経験はありません。

今回は、最古参の「しぃ」さんのお話。
しいさんは10年ぐらい前に、実家の屋根裏で野良猫が生んだ子です。
天井から鳴き声がするので親が覗いてみたら、子猫が2匹いたそうです。
実家もずっと猫を飼っているので、2匹はいらないということで、どちらかを管理人が引き取ることになりました。当時はうちには猫がいなかったのです。
「好きな方をもっていきな」
と、母親が言うので、シャム猫っぽいメスの方を貰おうとしたら
「あ、そっちはダメ」と言われました。えええ、なにそれ。
仕方が無いので縞々のオスの方を貰って来たのが「しぃ」さんです。

しぃさんは子猫の頃はものすごく可愛らしい猫でしたが、大人になって去勢手術をして何年か経つと、やたらとデカくなって貫禄が付いてきました。
持ち上げてみるとずっしりと重みがあります。メシもモリモリ食べます。
10年経って、人間年齢で換算すると、56〜60歳ぐらいなので、ほぼ管理人とタメ年になりました。
すっかりオヤジっぽくなって、どっしりとした感じで良く寝ています。

IMG_1426.JPGIMG_1425.JPG

あまり人の膝の上でくつろぐこともなく、だっこも嫌がる性質ですが、夜中になると密かに管理人のベッドにあがってきます。
電気を消して、管理人が寝たころを見計らってやってくるのです。なにそのツンデレ。
写真で分かるとおり、なぜか横になって寝るクセがあります。
横というのは、ベッドの長辺方向に対してほぼ直角に、という意味です。
要するに邪魔になるんです。ダブルサイズのベッドなのに、人間がやけに端に追いやられて狭い。ひどい。
枕がふたつ写っていますが、ひとつはしぃさん用の枕です。なんか枕がないとイヤらしい。

IMG_1427.JPGIMG_1429.JPG

それから、夜中や明け方にときどき起きては爪を研ぎます。
主に管理人が使っている、宿直お泊り用のエナメルバッグ(白いナイキのバッグ)で研ぎます。
写真で、お分かりいただけるでしょうか。
あのつるつるのはずのエナメル表面が、どえらいことになっています。
床には剥離したバッグの欠片がボロボロ落ちています。
猫、恐るべし。
猫用の爪とぎは別に用意してあるのですが、なんか気に食わないことがあるとこのバッグを血祭りにする。
これから猫を飼おうと思う人は、大事なバッグは常にタンスにしまうこと。
タグ:爪とぎ しぃ
posted by ゆうすけ at 11:11 | TrackBack(0) | ペット

2021年09月05日

ルックバック(by藤本タツキ)

管理人のゆうすけです。
2021年の夏アニメについてはあまり書いていないのですが、こっそりと「小林さんちのメイドラゴンS」を見ています。
言わずと知れた「京アニ」です。オープニング、いいですね。可愛い女の子を可愛く動かす、という簡単そうに思えて、最も難しい仕事をやってくれます。ありがとう。
2019年7月の事件で亡くなった武本監督の後を石原監督が引き継いでいます。武本監督の名前は「シリーズ監督」としてクレジットされています。

さて、その事件への追悼として描かれたのが藤本タツキの「ルックバック」です。
作中では直接この事件に関する言及はないのですが、公開時期や内容を見れば、相関があるのは明らかです。
このマンガが公開されたのは、あの事件のほぼ2年後に当たる2021年7月19日です。
Web(ジャンプ+)での公開でしたが、またたく間に話題となり、1カ月を待たずに閲覧数が500万を超えました。
そのお話のあらすじはこんな感じ。
「自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。」

あの「チェンソーマン」の人気漫画家が描いた、というだけでなく、内容として深く心に響く作品です。
管理人はじつはWebでは読んでいなくて、本日(9/5)、ようやくコミックスで読みました。遅れてごめん。
一読して思ったのは、「うわ、これ藤本センセイ、これ自分のこと描いてんじゃないの?」ということ。
藤本センセイの絵柄からして、確実に「美大出身」だろうと思っていましたが、さっき調べたところ、やはりそうでした。しかも作中の美大は多分母校がモデルのようです。

ここから先は、管理人が勝手に想像したことなので、なんの根拠もありません。裏付けもとっていません。
という言い訳をしておいて書きますが、藤本センセイはあの事件の被害者のどなたかと何かしらの関係があったのかなあと思うのです。
あの事件は確かに多くのクリエイターに衝撃を与えました。しかし、だからと言って、それを単なる題材としていきなり140頁超の作品を多忙な人気漫画家が描くでしょうか?
「どうしても描かずにはいられなかった」という作者の強い想いが感じられる作品なのです。
正直、万人受けする作品だとは思わないのですが、管理人としては、「誰かに向けて描いた」あるいは「自分自身の気持ちや決意を確かめるために描いた」ように思えてなりません。
最後のコマで、主人公が背中を向けて黙々とマンガを描き続ける姿が、作者の決意表明のように思えるのです。

2021年09月04日

ザ・ファブル(by 南勝久)

映画や小説やマンガなどを楽しむ人は多いと思いますが、意外と個人の許容範囲は狭いと感じています。
好みのジャンルというか、固有の傾向があり、全方位的にカバーしている人はごく少数かと思います。
管理人はよくマンガを読みますが、基本的には「少年誌」「青年誌」がメインで、いわゆる少女漫画系には疎い人です。また、ネットで配信されるマンガは追いきれないので、紙のコミックスで出版されなければ知らずに終わる作品も多数です。
その守備範囲である「少年誌」「青年誌」に関しても、全ての雑誌を網羅的に読んでいるわけではなく、特定の雑誌の特定の作品だけを時間の許す限り読んでいるだけです。
だって、日本のマンガコンテンツって、とてつもない量があるんだものー。

そんなわけで、管理人が日頃読まない雑誌、読まないジャンルを、今回、わざわざ読んでみました。
選んだのは、管理人が読まない雑誌の筆頭である「ヤングマガジン」の人気作「ザ・ファブル」です。
作者は南勝久。1971年生まれなので、2021年現在50歳かな。ベテランですよ。
「ナニワトモアレ」を2000年から「週刊ヤングマガジン」で連載開始して、「ザ・ファブル」は2014年からスタート。
ちなみに「ザ・ファブル」は2017年に第41回講談社漫画賞一般部門を受賞しています。

作品のあらすじはこんなかんじ。
「その伝説的な強さのため、裏社会の人間から「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる1人の殺し屋がいた。組織のボスからある日「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示を受ける。「佐藤明」という名前を与えられ、付き合いのある暴力団「真黒組」の庇護の元、一般人として大阪での生活を始めるのだった・・・。」

マンガに登場する主役級の殺し屋は、ほぼ例外なく「伝説の殺し屋」なのですが、このマンガでもそのセオリーは踏襲されています。「伝説」にもいろいろなバリエーションがありますが、この作品ではストレートに最強です。本人風に言うと「プロとしてー」という強さです。
絵柄はがっつりと青年誌・劇画タッチですが、「大阪」の空気が作品全体を支配していて、コメディパートはもちろん、シリアスパートでもひたひたと可笑しさがこみ上げてきます。セリフ回しはすべて関西弁で、読者側もイントネーションなどを脳内で調整して読む「努力」が求められます。

「ものすごくヤバイやつ」がその正体を隠してひっそりと暮らしている、というシチュエーションはそれほど目新しいわけではないのですが、主人公のキャラクターが秀逸で、その「天然」っぷりが人気の秘訣かと思います。さらに言えば、主人公を取り巻く関係者、「妹」「ヤクザ」「仕事関係者」「組織の人間」など、どれも個性的で、キャラクターの面白さとストーリー展開の上手さで、累計900万部は伊達じゃないのです。
コミックスは全22巻で完結していますが、人気があってすぐに第2部が始まっています。
掲載誌はやはり「週刊ヤングマガジン」です。
この雑誌、かつては大友克洋の「AKIRA」を連載していたので、その当時はちょくちょく読んでいましたが、全体のカラーとしては「若くてヤンチャな男のヒマつぶし雑誌」というイメージが強く、だんだん遠ざかっておりました。
どんな雑誌にも面白い作品は載っているので、ときどきは自分の守備範囲から外れた作品を覗いてみるのもいいかも、っていうお話でした。
個人的には「BL(ボーイズラブ)」ものに何か素敵な出会いがありそうな予感がするんだけど、あのジャンルはどこから攻略したらよいのかが分からない。

2021年08月28日

新型コロナワクチンの副反応

管理人のゆうすけです。
新型コロナがずっと大流行していますが、ワクチン接種は済みましたか?
管理人は、8月3日に1回目、10日に2回目を終えています。
仕事の関係で、比較的早く打つことが出来ました。
ちなみに管理人はいわゆる「エッセンシャルワーカー」に区分される仕事をしています。
ざっくりいうと、下水処理場の維持管理です。O市からの委託事業なのですが、O市でのコロナ発生率はゼロではないので(軽症患者が多いようです)、当然ですが下水にコロナウィルスが潜んでいる確率は100%です。
かなりリスキーな職場なので、社長が強引にワクチン接種の手配を取り付けたようです。

管理人が行った病院で使用しているワクチンはファイザー製でした。
1回目も2回目もとくにこれといった副反応は出ていません。一緒に受けた他の職員も、誰も発熱等は出なかったので、ファイザーのワクチンはあまり副反応が出ないというのが印象です。
一方で、管理人の配偶者はN市の大規模会場で接種を受けています。また、コドモAは通っている大学で接種を受けました。二人ともモデルナ製のワクチンを打たれており、昨日(8/27)2回目の接種が終わり、本日は二人とも発熱でダウンしています。1回目は顕著な副反応は出なかったのですが、2回目はガッツリ発熱しました。

こう言っては何ですが、モデルナ製のワクチン、なんか効き目がありそうって思いませんか。
これだけはっきり発熱しているということは、かなり盛大に抗原抗体反応が起きている証です。
ちなみにコドモAの方は、朝5時ごろ起きて、なぜかメシをもぐもぐ食べていました。
副反応のせいか、腹が減るらしい。晩飯も、牛丼弁当をペロリと完食しています。
配偶者の方は、食欲が出ないらしくて、ゼリー飲料とかドリンク剤を飲んで倒れています。
同じ発熱でも、年齢や体力、体質などで、割と平気な人とそうでもない人に分かれるようです。

副反応が怖くてワクチン接種をためらう人もいるようですが、効果が表れている証拠なので、我慢するしかないと思います。特にモデルナ製のワクチンは、2回目で発熱するようなので、休日の前日に打つのをお勧めします。発熱は37℃〜38℃ぐらい。本格的にコロナに感染して肺炎になることを考えると、容認できるリスクかと思います。
副反応を避けたい場合は、ファイザー製のワクチンを選択するといいかも。個人差はありますけど。
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銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコンコピーライトマーク卵酒秋刀魚さん。
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