美しの京都　京の好いとこ案内

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前回に続き、今週も


緑の京都 2018


をお送りします。

今週は、


西芳寺

苔むす西芳寺…ここは本当に特別な場所です。


かつてアメリカの有名建築家、チャールズ・ムーアさんが絶賛したそうな。



単純に苔庭と言ってますが、境内にはおよそ120種類もの苔が自生しているとのこと。


まさに「苔の天国」といった場所です。（上の画像は動画です）

拝観申し込みには少々手間がかかりますが、その価値は十二分にありますよ。



次週からは、お土産 de 京都！ 2018

をお送りします。


お楽しみに！

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今週は、


桂離宮

世界遺産、桂離宮の美しさは、建築と自然の見事な調和にあります。



広大な池泉回遊式庭園には、随所に見所が散りばめられています。


もう400年も前に建てられた建物ですが、その優美で繊細かつ大胆な直線美は、

20世紀のミニマルデザインの様です。



9月に入り、過ごしやすい季節になってきました。

台風シーズンの後でも、美しい緑を楽しむことが出来ますよ。

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建仁寺


祇園のド真ん中にあり、国宝風神雷神図屛風で有名な大寺ですが、美しい日本庭園も必見です。


特に、本坊の潮音庭は見逃せません。



輝くようなライトグリーンの青モミジと、それを牽き立てる障子の白、建物の焦げ茶が、

何とも言えないリラックスした時間を演出してくれます。



おススメは夕方です。

食事を済ませ、お土産を買ったら、午後のひと休みにどうぞ。

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今週は、


祇園白川・鴨川・高瀬川

まずは祇園白川から。

祇園の街を風情ある街並みに仕上げているのは、白川の流れと草木の緑です。


少し歩いて知恩院の前まで行くと、柳並木が続く別の白川を見ることが出来ます。

（今年は柳をバッサリ散髪したので、少々風情が…）


続きましては高瀬川です。

京都都心部の癒しスポットで、所々で水面近くまで降りることが出来ます。


最後に鴨川です。

この写真は松原橋という小さな橋から眺めた鴨川です。

今夏は豪雨などもあり、一部の護岸が崩れましたが、あっという間に改修され、

今はほぼいつもの鴨川に戻っています。



昨日五山の送り火が終わり、ようやく酷暑も落ち着いてきました。

朝夕のお散歩におススメですよ。

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無鄰菴


それほど大きな庭園ではありませんが、近代日本庭園の教科書とも言える名庭です。

本当に勉強になる完璧な設計です！


庭だけでなく、純和風の美しい日本家屋にも上がることが出来ます。

こちらも This is Kyoto! な感じです。


坪庭の笹は少々大きくなりすぎてますが、

雨天時には風情溢れるカットが撮れます。



また、8月末までの限定企画ですが、

出町柳の旧三井家下鴨別邸、岩倉（叡山電鉄）の岩倉具視幽棲旧宅と併せ、

3施設で￥1000の共通拝観券も利用できます。



南禅寺のすぐ近くです。目の保養に是非！

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銀閣寺・白沙村荘

まずは銀閣寺から。


このお寺はホントにアートしてますね。

とても200年前のデザインとは思えません。スバラシイ！


国宝の東求堂です。

現在は公開されていませんが、茶室の始まりとされる同仁斎という一室があります。


続きましては、白沙村荘です。

銀閣寺のすぐ近くにありますが、ここはなんといっても蓮池です。


こちらは建物の中にも入れます。



大正、昭和初期に活躍した橋本関雪さんの美術館も併設していますので、

暑さをしのぎつつ、名画鑑賞も一興です。

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光明院

この庭では、澄み切った静かな時間が流れています。

（今年は異常な暑さのせいで、苔も若干疲れ気味ではありますが...）


天才造園家、重森三玲さんの作庭による、

自然石を使用した一種のインスタレーション作品としても見ることが出来ます。


所々に見所が散りばめられています。



小さなお寺で公式サイトもありませんが、

庭好きなら一度は訪れるべき名刹です。

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三千院・宝泉院


まずは三千院から。

今年の京都は特に暑いので、大原や貴船は特におススメですね。


6月はアジサイもきれいでした。



背の高い木々と一面の苔に覆われた独特の庭園は、ここでしか見られません。

ちなみに、今年は宸殿が工事中です。


最後にちらっと宝泉院のご紹介です。

有名な額縁庭園では、いつも通りの絵になるカットが撮れますが、

肝心の五葉松は、一部病気療養中のようでした。

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今週は、


常寂光寺

京都で屈指の紅葉名所となっている常寂光寺ですが、夏もいいんです。


輝く緑に茅葺の屋根…日本の夏ですね。


この時期の木陰はまさに癒し空間です。


庭内を一周すると、最後に仁王門が絵になる姿を見せてくれます。



境内が東向きの斜面に位置しているので、

木陰で夏の日差しを避けられる朝9時過ぎか、

陽射しが和らぐ夕方16時過ぎに訪問するのがおススメです。

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今週は、


東福寺

この時期、東福寺の壮大な伽藍は、深い緑に包まれます。


最大の特徴は、閑静な住宅街に突如現れる渓谷です。


通天橋付近の青モミジの下には、青々とした苔が覆っています。



そして、忘れてはならないのが、天才造園家、重森三玲作庭の枯山水庭園です。

いつ見てもカッコイ―！