美しの京都　京の好いとこ案内

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写真をクリックすると、撮影場所がわかります！
（English）

前回に続き、京都の隠れた名庭をご紹介してまいります。

今回は洛西の大寺、妙心寺の塔頭、退蔵院です。


50年ほど前に造られた比較的新しい庭園です。

遠近感を強調した素晴らしい池泉回遊式庭園ですが、

新しく造られた東屋は無いほうが良いですね。


通称「元信の庭」。 室町時代の画聖：狩野元信の作だそうです。



庭園入口にある「陰陽の庭」です。

この近くには見事な枝垂桜があり、

今年の桜シーズンが待ち遠しい限りです。



ちなみに、3/11時点での京都の桜開花予想は、3/21（月）

となっていますので、満開に近づきそうな 3/26（土） からの10日間が見頃でしょうか。

なお、妙心寺は寺域内に46もの塔頭がある非常に広いお寺

（京都市内で最大の広さ）なので、寺内を散歩するだけでも楽しめますよ。



拝観料
高校生以上 ： ￥500
小中学生　 ： ￥300

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前回に続き、京都の隠れた名庭をご紹介してまいります。

今回は京都駅から最も近い名庭、

東本願寺の飛地境内地、渉成園です。


建築を生業としている私としては、この庭園内の建築群は

特別です。



これらの建築と植栽、石組、水流が絶妙のコンビネーション

を見せてくれます。


でも、京都駅から徒歩10分程度の場所にあるんです。

東京でいえば、新宿御苑のような感じでしょうか。


ようやく、園内にも春が近づいてきました。



京都の中心部では珍しい、広々とした庭園です。

京都駅から、散歩がてらに寄ってみてください。

京都の空気を感じられますよ。



入場料（庭園維持寄付金）　￥500
（高校生以下　￥250）

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前回に続き、京都の隠れた名庭をご紹介してまいります。

今回は東福寺の塔頭、龍吟庵です。

国宝にもなっている名庭です。（写真は2015年11月のものです）

作庭は昭和の天才造園家、重森三玲です。

それまでにない「カラフルな砂利」で枯山水庭園をデザインしています。


龍が頭を出してますね。


竹垣には稲妻です。

隅々までデザインされてます。


斬新な色使い…素晴らしい。


去年はイマイチでしたが、入口前のモミジも見所の一つです。

3/14〜3/16、11/1〜12/6 のみの特別公開ということで、

あまり知名度が高くありません。

でも、間違いなく必見の庭園ですよ。



拝観料：
高校生以上　￥500
小中学生　　 ￥300

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今年も少しづつ春めいてきましたね。

そこで、あまり知られていませんが、

実は相当の実力派

という名庭を紹介してまいります。

今回は南禅寺界隈の別荘群の一つ、無鄰菴です。



明治、大正期の天才造園家、七代目小川治兵衛の作です。


近くの對龍山荘庭園（非公開）もそうですが、

治兵衛さんの庭は、水のデザインがホントに素晴らしい！



洗練されたデザインの坪庭も素晴らしい。



入場料： ￥410　（お抹茶 ￥300）

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前回に続き、

時間的に余裕があれば

是非お越しいただきたい紅葉名所

をご紹介させていただきます。

今回は、嵐山と大原野神社です。

まずは、嵐山から。

パノラマにしてみました。

あまり知られてませんが、嵐山は北向き斜面なので、

朝早くに行かないと、鮮やかな紅葉は撮れません。

こちらもパノラマにしてみました。

世界遺産 天龍寺庭園と嵐山の借景です。

よく絵葉書に使われてますね。

拝観料：
高校生以上　￥500
小中学生　　￥300
未就学児　　 無料



続きまして、京都市内から少し足を延ばして、大原野神社です。

御多分にもれず、2015年の紅葉は残念な色づきでした。


意外にも、神社本殿の周囲には紅葉が殆どありません。


それでも、所々に見栄えのするモミジがあります。


箒星みたい?!


朝日に照らされて、キラキラ光ってます！



拝観料：無料

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前回に続き、

時間的に余裕があれば

是非お越しいただきたい紅葉名所

をご紹介させていただきます。

今回は、真如堂です。

早朝の真如堂です。

正式には、真正極楽寺といいます。



境内に入るとすぐ、三重塔が迎えてくれます。

この周辺がハイライト。


でも、個人的には本堂裏手の

もみじの真赤な絨毯

がおススメです。



銀閣寺から近いわりに、

拝観者はそれほど多くなく、

ちょっとした寄り道にはもってこいのお寺です。



拝観料：
大人 ￥500　
高校生 ￥300　
中学生 ￥200 　
小学生以下 無料

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前回に続き、

時間的に余裕があれば

是非お越しいただきたい紅葉名所

をご紹介させていただきます。

今回は京都市の北西にある三尾

（高雄山神護寺、槇尾山西明寺、栂尾山高山寺）です。

まずは、三山の中でも随一の景観を誇る神護寺から

上の画像は2015年のものです。

2015年の京都の紅葉は惨憺たる出来でしたが、

いち早く紅葉が始まる三尾地区や大原地区では、

通年よりも秋の訪れが早く、見事な紅葉が見られました。




途中には川床や茶屋が点在し、

いずれも紅葉の名所になっています。

なお、最寄りのバス停から神護寺までは、

結構アップダウンがありますのでお気を付けを…



拝観料 ：
中学生以上 ￥600　小学生以下 ￥300



続きまして、西明寺です。


三尾地区の三山の中では最も小さく、

豪壮さは微塵もありませんが、

女性の参拝者が多く、ほっこりするのに好い場所です。



拝観料 ：
大学生以上 ￥500　中学生以上 ￥400　小学生以下 無料



最後に、高山寺です。


このお寺の紅葉のピークは、

神護寺、西明寺のピークから10日〜2週間ほど遅いんです。

…なので、2015年はピーク時の写真を撮れませんでした。

残念

ちなみに、紅葉もいいですが、

鳥獣人物戯画でも有名なお寺です。



拝観料 ：
￥500　（紅葉の時期のみ）
（石水院は別途 ￥600）



11月初旬の京都ではベストな紅葉名所です。

今年は是非！

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前回に続き、

時間的に余裕があれば

是非お越しいただきたい紅葉名所

をご紹介させていただきます。

今回は滋賀県大津市にある名刹、三井寺、石山寺です。


まずは、三井寺（園城寺）から


上の画像は2014年のものです。

下の画像は2015年のものです。


京都と同様、去秋の紅葉は滋賀県でも出来が悪うございました。

それでも、本堂下のこの楓は枝振りがよく、

色づきがイマイチでも、

最低限のポーズは取ってくれます。

去秋はひどい出来でしたが、

広い境内を少し歩くと、

「紅葉のトンネル」

と呼ばれる場所もあります。



なお、今回は紅葉名所の紹介なので詳しくは書きませんが、

三井寺のもう一つの見所は、

本堂の大屋根です。

こけら葺きの繊細な質感、

美しい曲線、

跳ね上がる軒先・・・

私の知る限り、日本一

いや、

世界一美しい屋根かもしれません。

建築好きなら、是非！



拝観料　
大人：￥600　中高生：￥300　小学生以下：￥200



続きまして、三井寺から電車と徒歩で50分ほどの石山寺です。


琵琶湖から流れ出る瀬田川沿いの崖地にあるため、

その名の通り、境内には巨大な石が鎮座しております。


多宝塔の周囲がハイライトです。



拝観料
中学生以上：￥600　小学生：￥250

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前回に続き、

時間的に余裕があれば

是非お越しいただきたい紅葉名所

をご紹介させていただきます。

今回は東福寺の塔頭、光明院です。


・・・パノラマにしてみました。

御存知、重森三玲さんの作庭です。

何年か前、JR東海のCMで使われてました。


上の画像は2015年のものです。

下の画像は2014年のものです。


小さなお寺ではありますが、

この庭の紅葉と枯山水庭園の組み合わせは出色。

本来はTOP10圏内に入って来るべき名庭です。

室内からも粋なシーンを体感できます。


ちなみに、

サツキの花が咲く季節（5月〜6月）

はもう一つの拝観ピーク時期です。

・・・いいですよ。　　すごく・・・。



拝観料　：　志納 （ 目安として￥300 ）

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あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


さて、

年末までに、2015年の京都紅葉名所TOP10を掲載しました。

が、

京都にはまだまだ紅葉名所があります。

そこで、

時間的に余裕があれば是非お越しいただきたい紅葉名所

をいくつかご紹介させていただきます。

今回は嵐山にある小さなお寺、厭離庵です。




小さな庭ですが、中央にある楓が深い趣を醸し出しています。

残念ながら去秋はタイミングを逃しましたが、

散り積もった紅葉も見ものです。


この小さな門の周囲がハイライトです。




奇跡のトリコロール！

まだ外国人観光客にもあまり知られていない

隠れた名所です。


公開は紅葉の時期のみです。

また、入口がわかりにくいので注意しましょう。



拝観料 ： ￥500