2016年06月26日
起業しても失敗したらどうするか?
iPhone修理業を起業して半年以上過ぎました。
なんとか毎月少しづつですが利益は出ています。
物販ではないので仕入れはパーツ代とちょっとした消耗品だけですから
技術料金が完全な利益になります。
しかし、毎日修理に来店される時もありますが全く来客が無い日もあります。
待ちの商売では仕方ない事ですが…
競合店も増えて今後はもっと厳しい状況になるでしょう。
幸い、格安家賃で投資金額もほとんどありません。
金融機関やその他の借入も無いので案外気楽な経営しています。
お金に余裕があれば問題ないでしょうけど。
例えば店舗を借りたり改装したりすれば結構な金額が必要だし
家賃も場所によってはかなりの負担になる事もあるでしょうね。
失敗をするために起業する人はいないと思います。
起業して何をしたいか?
・お金持ちになりたい
・自由な時間を持ちたい
など動機は個人個人でいろいろあるでしょう。
企業生存率は正直びっくりするほど低いです。
統計ですが%は生存率です。
1年:40%
5年:15%
10年:6%
20年:0.6%
30年:0.02%
1年で60%の企業が倒産しています。5年では85%となり継続年数が多いほど
生存率が低くなっています。
失敗してしまう要因。
1.お金をかけ過ぎて資金ショート
一等地などに事務所や出店したりするとやはり家賃が高いです。
安易な発想で「ここにこんな店があれば儲かるかもしれない」は非常に危険です。
2.適当な事業計画
事業計画はあくまでも予想なので安易に自分も考えていました。しかし、しっかりした
計画があれば気を付ければ避けられる失敗があります。
特に金融機関から借り入れする場合は事業計画書のウエイトが大きいです。
3.流行りものやブレイクはいずれ去る
ブームや時代が変われば需要も変化します。5年後、10年後と継続出来るか?
失敗しない最低の考え方
1.資本金やコストをかけない
2.長期にわたり売上を確保できるようにする
3.流行り廃りがない
そう考えると、たばこ屋や合鍵屋などはよく潰れていないと思いませんか?
しかし売上単価は低く儲からないだろう?と考えます。確かに大儲けは出来ないと思います。
倒産のリスクが低いほど儲かりずらいが継続的な売上確保が出来る。
一発大儲けする起業をしたいならハイリスク、ハイリターンしかありません。
起業したからこそわかるのですが
1.失敗が出来る起業でチャレンジ
失敗すれば、わかる事があります。この商売は無理だなって思ったら思い切って止めてみる。
もしくは屋号は同じでも違う事をする。
2.借入はしない
当然ですが借入すると返済しないければいけません。順調に利益が出ていれば問題ないでしょう。
しかし、売上が少ない時でも返済金額が変わりません。
また、固定費(家賃、光熱費、人件費等)も売上がある、無しに関わらず払わないといけません。
借入金の返済はかなり負担になると思いますので少なくても自己資金でやれる範囲で起業しましょう。
見栄は捨てて地に足をしっかり根付かせ失敗OKな起業でいつかは
「失敗は成功の基」となるようにしたらお金持ちに近づくと思います。
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