モラハラ親、DV夫からの幸せメソッド

約3年前、急にDV夫から逃げることになった。

詳しくは

DV夫から離れられない私が、突然娘を逃がすことに

モラハラ親の実家に、DV夫の暴力で弱った娘をお願いする


DV夫から娘を逃がす。


娘の脱出、成功！残った息子と私、どうする？


を読んでくださいね。

12月25日に、娘が家から脱出成功。





次の日に、慌てて私と息子が住むための部屋を契約。

詳しくは
私と息子が家から脱出するための、部屋を契約完了

を読んでくださいね。

28日には、不動産屋さんから部屋の鍵をもらい、
水道、ガスの開栓の手続きをすることに。



28日は私の仕事納めの日。
仕事が終わってから、絶対やらないといけないことが
あったので、ToDoリストを作っておいた。


・夫が私の医療保険から、これ以上勝手に借金ができないように、
　保険会社に電話をする。
・不動産屋さんで、部屋の鍵を受け取る
・借りることになった部屋の行き、水道、ガスの開栓手続き。



　28日、実際に仕事を終えて15時頃に帰宅した。

16時には、新しい部屋で水道とガスの手続きがある。

そのためには、保険会社の電話を10分以内に済ませないと。


保険会社に電話をかけるも、なかなかつながらない。
呼び出し音が鳴るばかり。

呼び出し音を聞きながら、ふと姉の言葉を思い出した。


「家を出る前に、絶対に警察に相談に行きや。」


”なんか、今すぐ警察に相談せなあかん気がする。”


保険会社に電話をかけながら、パソコンで警察のDV相談
について調べる。


まずは電話をしないといけないのね。






そうこうしているうちに、保険会社に電話がつながった。

事情を話し、夫が勝手に借金をできないようにお願いする。


対応してくれた人は親切で、すぐに対応してくれた。





ホッとする間もなく、警察のＤＶ相談に電話する。


DVの相談は、来署しないといけないとのこと。
「今すぐ来てください。」と言われた。



どうしようかな…。


水道とガスの手続きもあるし、家に帰ってくるのが
遅くなっちゃうな。


でも、なんか今日中に警察に行っておいたほうがいい
ような気がする。


「わかりました。お願いいたします。」




急に警察に行くことになった私は、急いで家を出た。

不動産屋さんに鍵をもらい、新しく借りた部屋へ。

予定どおり、水道とガスを開栓することができた。




DV相談のために、警察署に向かう。
私がいったのは、県警本部。


生活安全課に通された。


担当してくれた警察の方は、とっても若くてかっこよかった。


今までの経緯を話す。


何年も前から、夫の暴力が続いていること。

でも経済的理由から、今まで家を出ることや離婚は考えていなか
ったこと。

12月の中旬から、娘が夫の暴力と罵倒のせいで、水も飲めず、
起き上がれなくなったこと。

このままでは娘が死んでしまうと思って、実家に逃がしたこと。


娘を逃がしたことが夫にばれたら、息子の身が危ないこと。



息子が高校3年生で、卒業までは高校に通わせたいこと。
私と息子が住む部屋を契約したこと。
今日、借りた部屋に入れるようになったこと。



などを話しながら、いろいろな書類に記入する。




”意外と時間がかかるな。
そろそろ夫が帰ってくるなー。やばいなあ。”

と思っていたら、夫から電話がかかってきた！


夫「今、どこにいるの？」
私「ちょっと買い物してるだけ。すぐ帰るよ。」

夫「何？　今、警察にいるの？」

私「え、何が？　警察になんか、行かないよ。
　　なんで、警察にいると思ったの？」





夫「パソコンの画面が、警察のDV相談になってる。」



はーーーーーーーーーー？

私？


今まで、あんなに夫にばれないように気をつけてたのに。

部屋探しも、シークレットモードでしてたのに。


警察のDV相談を検索して、そのまま家を出ちゃったーーー！



なんじゃそりゃーーーーーーーーーーーーーーーーー！



やってもた。

なんとかして、誤魔化さねば。


私「そんなん、行くわけないやん。
　　すぐ、帰るから。」


目の前で電話を聞いていた警察の方。

警察の方「旦那さんに、警察に来たのがばれたんですか。
　　　　　なんで、ばれたんですか？」
　　
私「パソコンの画面を、警察のDV相談したまま、家を出ちゃい
　　ました。」


警察の方「・・・・・。


警察の方「今すぐ、家を出なさい。このまま、家に帰ったら危な
　　　　　い。もう、部屋は借りてあるんでしょ？」



私「はい。もうすぐにでも入れるようにしてあります。」


警察の方「今から警察が旦那さんを車で迎えに行って、この警察署に
　　　　　連れてきます。旦那さんに話を聞いている間に、家に帰っ
　　　　　て荷物をまとめて、息子さんと家を出なさい。あなたと息
　　　　　子さんが無事に新しい部屋に入るまで、警官が同行するか
　　　　　ら。」




うわーーーーーーーーーーーー！


すごい神対応ーーーーーーー！


本当にありがとうございますーーーーーーーー！


でもご迷惑をおかけしてごめんさーーーーい！





こうして思わぬ急展開で、夫が仕事納めの日に家からの脱出が決
まったのです。


真似厳禁です。
たまたま私の場合は、たまたま運よくこのような対応をしていた
だけましたが、
・パソコンのネットを使う時はシークレットモード
・履歴を消す
にご注意ください。