2016年07月25日
信長秘録 下天の夢について
最近、恋だ愛だといった方面に傾倒しすぎていたきらいがあるので、硬派風ゲームの感想でも。
歴史について詳しい方から見れば、ツッコミ所が多くて愉快なノベルゲーム、下天の夢。例によって記事の内容は3行で分かります。
1 いきなり心情ぶっちゃける信長に吹く。
2 史実をなぞると大体散る。
3 雰囲気神ゲー。実際ツッコミ所多すぎゲー。
渋いOP、そしてスタートすぐに、本能寺。切腹寸前、諦めの境地に達そうとする信長が居ます。そして、自刃。腹に刃が突き立った状態で、信長は思いました。
”しにとうない! ”
……めっちゃ後悔してますやん! 人生五十年、とか何だったんでしょうか。しかも、せめてあと五年やりなおしたいとか言っています。長いわ! 一年でも欲張りすぎでしょう。
その後の選択肢も驚きです。この信長、桶狭間か長篠に帰りたいらしいです。
桶狭間というと、1560年。本能寺が1582年。戻り過ぎでしょう。
長篠は1575年でしたっけ。信長、どっちも5年以上戻ってないか?
戻れるかもしれないと思ったらいきなり欲張る信長、個人的には結構好きです。このゲーム、ぜひ年表と概要を見ながらプレイしてみてください。史実をなぞろうとするとほぼ裏切られるし、悪くすれば散ります。桶狭間の奇襲も通用しません。ここで奇襲が通用しなかったら信長はスタートをきれないのですが、容赦なく失敗します。それがもう、面白い。
他にも勘助の役目を奪ったり、どこでも奇襲をしようとしたり、史実を知っているだけにやりたい放題出来ます。秀吉にしてやられる事もあるし、この面白さはプレイしてみなければ分かりにくいでしょう。
長篠の戦の前、一刻を争うというのに蘭丸について長々と回想するのは序の口です。風景揺れ過ぎだし、絵がいちいち渋い。
殿、この記録は……
信長、決死の戦い 人物表 10人
にございまする。
↑こんな感じの、セーブ画面の渋さもいいですね。
返事も、”うむ” ”ならん!”です。凝ってます。雰囲気もSEもBGMも、戦国時代をこれでもかと表現していて素敵です。時代劇をプレイしている気分になれます。
雑感。戦国時代と信長が好きな方にとっては、神ゲー。そうでない方にとっては、なんというかバカゲーです。ツッコミ所が多すぎるし、潜水艦作りに携わる信長とか、なんでそうなったのかも説明しにくい。いやー、すごいゲームです。怪作か快作か判断できないレベル。
アーカイブスで配信されているので、興味のある方はプレイをおすすめします。なんだかんだで、光秀と和解出来たりと感動する展開は多いです。人物図鑑をうめていく作業も楽しいし、ノベルゲーとしては珍しい縦書きも、内容が頭に入りやすくなっています。
最後に。こんなにも面白いゲームが埋もれていたPS全盛期が恐ろしいです。どうしようもないゲームが多かった時代でもありますが、FC全盛期、SFC全盛期とはまた違ったバカゲーが量産されていた時代と認識しています。花火2とか。ルシファードとか。
話が逸れましたが、つまりこの信長秘録 下天の夢は、アーカイブスの値段で十分すぎるくらい遊べる良いゲームという事です。配信されて良かった。
それでは、また。
歴史について詳しい方から見れば、ツッコミ所が多くて愉快なノベルゲーム、下天の夢。例によって記事の内容は3行で分かります。
1 いきなり心情ぶっちゃける信長に吹く。
2 史実をなぞると大体散る。
3 雰囲気神ゲー。実際ツッコミ所多すぎゲー。
渋いOP、そしてスタートすぐに、本能寺。切腹寸前、諦めの境地に達そうとする信長が居ます。そして、自刃。腹に刃が突き立った状態で、信長は思いました。
”しにとうない! ”
……めっちゃ後悔してますやん! 人生五十年、とか何だったんでしょうか。しかも、せめてあと五年やりなおしたいとか言っています。長いわ! 一年でも欲張りすぎでしょう。
その後の選択肢も驚きです。この信長、桶狭間か長篠に帰りたいらしいです。
桶狭間というと、1560年。本能寺が1582年。戻り過ぎでしょう。
長篠は1575年でしたっけ。信長、どっちも5年以上戻ってないか?
戻れるかもしれないと思ったらいきなり欲張る信長、個人的には結構好きです。このゲーム、ぜひ年表と概要を見ながらプレイしてみてください。史実をなぞろうとするとほぼ裏切られるし、悪くすれば散ります。桶狭間の奇襲も通用しません。ここで奇襲が通用しなかったら信長はスタートをきれないのですが、容赦なく失敗します。それがもう、面白い。
他にも勘助の役目を奪ったり、どこでも奇襲をしようとしたり、史実を知っているだけにやりたい放題出来ます。秀吉にしてやられる事もあるし、この面白さはプレイしてみなければ分かりにくいでしょう。
長篠の戦の前、一刻を争うというのに蘭丸について長々と回想するのは序の口です。風景揺れ過ぎだし、絵がいちいち渋い。
殿、この記録は……
信長、決死の戦い 人物表 10人
にございまする。
↑こんな感じの、セーブ画面の渋さもいいですね。
返事も、”うむ” ”ならん!”です。凝ってます。雰囲気もSEもBGMも、戦国時代をこれでもかと表現していて素敵です。時代劇をプレイしている気分になれます。
雑感。戦国時代と信長が好きな方にとっては、神ゲー。そうでない方にとっては、なんというかバカゲーです。ツッコミ所が多すぎるし、潜水艦作りに携わる信長とか、なんでそうなったのかも説明しにくい。いやー、すごいゲームです。怪作か快作か判断できないレベル。
アーカイブスで配信されているので、興味のある方はプレイをおすすめします。なんだかんだで、光秀と和解出来たりと感動する展開は多いです。人物図鑑をうめていく作業も楽しいし、ノベルゲーとしては珍しい縦書きも、内容が頭に入りやすくなっています。
最後に。こんなにも面白いゲームが埋もれていたPS全盛期が恐ろしいです。どうしようもないゲームが多かった時代でもありますが、FC全盛期、SFC全盛期とはまた違ったバカゲーが量産されていた時代と認識しています。花火2とか。ルシファードとか。
話が逸れましたが、つまりこの信長秘録 下天の夢は、アーカイブスの値段で十分すぎるくらい遊べる良いゲームという事です。配信されて良かった。
それでは、また。
【中古】 信長秘録 下天の夢 SuperLite1500シリーズ(再販) /PS 【中古】afb 価格:298円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5279894
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック