ゲームの感想と雑記と日記に考察もするかもブログ

ＰＳ版、ＳＳ版、ネオジオＣＤ版を購入済です。やだ、私このゲーム、買いすぎ……！？

そりゃ買いますて。昔はむちゃくちゃ安かったんですもん。各ハード毎にロード時間の差があると知ったら、もう我慢できなかった。
それにしても全機種長いですね。ロード時間。

１　あの格ゲー、サムスピがＲＰＧになるとは！
２　初登場時より孤独な男になってないか？　幻十郎。
３　真サムでの推しメン、ズィーガーさんが脇役なんですが……。

サムライスピリッツといえば、１００メガショックですよ。古き良き時代、格ゲー全盛期のハイスペックハード、ネオジオの硬派格闘ゲームです！　殴ったり蹴ったりの格闘ゲームばかりの中、武器を担いだおっさん達が真剣勝負をする様にしびれました。
パッケージのインパクトも凄かったです。覇王丸地獄変は、やたらと濃い顔で前髪とポニテの髪量がえらいことになっている、酒臭そうないい漢がこっちを見ています。この頃は、見た目だけでも硬派だったなぁ。

そのサムライスピリッツが、まさかのＲＰＧ化です。当時飛び上がらんばかりに歓喜しましたとも。懸念はありましたが。当時のファンは、この会社にＲＰＧを作るノウハウがあるかどうか、それはもう心配していたように思います。ドット絵の見事さは文句なし、シナリオも、まあなんとかなるとして。気になるのは戦闘画面や移動のレスポンス、ロード時間なわけです。

遅いよ！　すっごく！　ファンであろうと遅いもんは遅いし、長いよロード時間！

私の記憶の中では、ネオジオＣＤ版が一番マシでした。今は比べようにも、本体が動きません。ＰＳ３に入れてみたら、ＰＳよりは快適な気がします。

今、それぞれの説明書を見ているのですが、ネオジオＣＤ版のみフルカラーではないです。そりゃチャムチャムの天草四郎シナリオの冒頭で、猿を追いかけるチャムチャムを見るタム兄ちゃんを見た時のような表情になりますって。ええっ、みたいな。しかしタムタム、身長でかいな。
天草シナリオのオープニング中、結局タム兄ちゃんはけつあるくあとる様の無慈悲さによって見覚えのある姿に変えられてしまいました。きびしいな、この太陽神さま。

真サムでの持ちキャラだった、幻十郎について。ひたすら孤独ですね。仲間キャラは、シナリオによっては１人だけ加入します。単騎でもキャラ性能のおかげで問題なく進めますが、どう考えても寂しいです。説明書の’パーティーの組み方’ページの挿絵では本人も寂しそうに見えます。素直になあれっ……！

覇王丸について。この人、昔は主人公だったと思うのですが、いつ降格されたのでしょうか。キャラとしては、武力こそ命、みたいな外見なのに知的な一面を持つのでかなり好きですね。呂布が六韜、三略を諳んじるような、奇妙なおかしさを感じます。

説明書の武士道列伝マップについて。日本でかいな。

奥義の入力について。このゲーム、もとは格ゲーだけあって奥義（いわゆる必殺技）の入力方式を選択できます。アクション下手でも、コマンド方式を選べば大丈夫です。真サムでまともにクリア出来たキャラはアースクエイクだけ、という私でも大丈夫なのです。正直、無かったら投げてた。

クリア後について。各ハード毎におまけの内容が違います。凝った作りとはいえ、全部見たい時はちょっと泣けます。手に入りやすい＆プレイしやすいＰＳ版のおまけは、各サブキャラのショートストーリーです。今の根気ではクリア出来る自信がないため、申し訳ありませんが内容について語れません。でもズィーガーを見たいならばクリアしてみるのもいいですよ！　彼、格好いいですよね！

最後に。魔都封滅之章、遊びたかったなぁ。しかし実装するとなると、まだまだ延期されていたのでしょうね。３機種でそれぞれ遊べる章が違うとか、悲しみを生みかねませんし。それでもこの作品はドットがとてもきれいで、根気と愛さえあれば今でもきっと面白いです。私は根気が足りませんでした。昔のサムスピ好きにとって、夢のような作品であるのは間違いないです。

それでは、また。

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