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2018年06月06日
【ゲーム評価】サイコブレイク2
なかなか中古の値段が下がらず、ずっと買えなかったこのゲーム
前作は途中で投げたが、今作はそこまで苦戦せずクリアできた。
クリア時間は18時間35分
印象的には、相変わらず意味不明でグロテスクなゲームである。
しかし今作はオープンワールドに近くなり、化け物のうろつくそこそこ広い街を探索できる楽しみができた。
敵は多いが、ちゃんと探索すればアイテムや弾は見つかるようになっている。
スニークキルもできるため、慎重に行動すれば弾の節約も十分できる。
もし敵に見つかっても、拠点という安全地帯があるのでそこまで戻れば敵の追跡を振り切れる。
普通の敵が相手ならダッシュしなくてもまず敵の攻撃は当たらない。
【評価点】
@難易度低下
前作は完全に死にゲーだったが今作は理不尽なゲームオーバーはあまりなかった。
操作に慣れていない序盤では結構死んだし相変わらず敵が強いなと思ったが、仕掛けやアイテム・武器・スキルを駆使すればちゃんと攻略できるようになっている。
しかし難易度の高いモードだと前作と同じような難しさになる(序盤までしかやっていないが・・・)。
最高難易度はクラシックというモードで、オートセーブ無しな上に普通のセーブも7回までしかできず、主人公の成長もできないという超鬼畜ゲー。死んだらタイトルに戻される。
Aグロさは日本ゲーの中でもトップクラス
今作は18禁ゲーであり、敵味方に関わらず容赦なく残酷な死に方をする(前作もグロいが一応17禁)。
日本版では主人公以外のキャラは普通に首が飛んだり胴体が切断されたりする。
個人的にはいかに(特に主人公に対して)残酷な描写ができるかというのは評価点である。
何故かというと、多くのゲームは敵はグロくても主人公はグロい死に方をしないことが多く、そこが手抜きに感じられるからだ。
どうせコンティニューできる、主人公は助かるからと、国内のゲームはゲームオーバーやバッドエンドの演出をあっさりしたものにされやすい傾向にある。
殺されるのが恐い・死ぬ演出を見たくないと思えるようなゲームオーバーシーンがあるとより緊張感が増すし、演出も凝っていると思える。
あと敵キャラに、人を殺して血が噴き出す瞬間をカメラで撮影して「芸術作品」を作る変態殺人鬼がいる。
日本でここまでやれるゲームは結構少ないと思うので評価できる。
B恐怖感もある
敵キャラは大抵奇声を発しながら襲ってくるし、走るスピードも結構速いので恐怖感はある。
特に怖かったのは回転ノコギリを持って笑いながら襲いかかってくる女型クリーチャー。イベントシーンでは捕まると即死であり笑いながら胴体を切断してくるのでコイツは怖かった。コイツと戦う時は走って逃げれば追い付かれはするものの攻撃を食らう心配はまずないのでそこは安心した。拠点まで戻れる場合は安全にハメ殺すことができる。
それと歌いながら徘徊する女(幽霊みたいなヤツ)も怖い。まずダメージを与える手段がない上に接近されると即死なので・・・。やたら楽しそうに歌っている。このゲームの敵はそんなに人を殺すのが好きなのだろうか?
C探索
一番の長所がこれ。入れない建物もあるが、広い街をあちこち探索できるという面白さがある。
サブストーリー的な要素もあり、それらを探し出してクリアしてもいいし、無視してストーリーだけを追い求めることもできる。
この探索時間がもっともプレイ時間を食うことになるだろう。
【問題点】
@移動速度が遅い
相変わらず走るスピードが遅く、スタミナも少ない。今作はフィールドが広めなため、ダッシュスピードはもっと速くするべきだった。
せめて強化できるようにした方が良い。
A相変わらず訳が分からない展開
いきなり画面が切り替わって変な場所に飛ぶことが多く、プレイヤーは置いてけぼりにされる。
精神世界なので仕方ない部分もあるが、ご都合主義というべきか何でもアリというべきなのか・・・。
何故かいきなり湧いてきた水に流されて気を失い、目が覚めると小屋の中で女性キャラがいて、さらにその周りには敵がいていきなり戦闘に入る展開とか、なんかこう・・・突飛すぎると言うべきか、とにかく脈絡のないストーリーが多い印象だった。
一応この世界はサイコパスなヤツほど異常な力を発揮できるらしいのでそれで意味不明な展開になっている可能性はあるが・・・。
何が本当で何が幻覚かが全く分からない意味不明ゲーである。
本当の精神異常者はそんなふうに世界が見えていて、あえてそれを演出しているのかもしれない。
B相変わらずロードが長い
今作は慎重にやればそこまで死ぬことはないが、それでも死んだ時のロード時間はイライラする。
また、脊髄と呼ばれる場所に行く時もロードが挟まり、さらにその後少し移動してパソコンを操作しなければならないので面倒。
C命中率の悪さ
前作はどうだったか忘れたが、近距離の射撃が不自然に当たらないことが多い。
特にショットガンを近距離から敵の顔に向けて撃っても全く当たらない場合があるのは明らかにおかしい。
同様にハンドガンも敵の顔面に当たりづらいような気がした。命中率というより当たり判定が異常なのかもしれない。
クロスボウも着弾点が見えづらく、近くにいる敵は走って襲ってくることもあって当たりにくい。まあこの武器はトラップとして設置することもできるのでいいのだが・・・。
Dアプリケーションエラー・バグが起こる
途中で何度かエラーが発生しゲームが強制終了したことが何度かあった。
このゲームはオートセーブの頻度が高いのであまり問題にならないが、最高難易度(オートセーブが無い上にセーブ回数が7回まで)をプレイするときにこれが起こると一気にやる気をなくす。
また、たまにクラフト台に近づいても○ボタンの表示が出ずに弾の作成が出来なかったり、車椅子に座っても能力強化・ロッカー解錠・ナースとの会話が一切できなくなるというバグが発生することがある。
それ以外の操作はできるので、そうなったらタイトル画面に戻るしかない。
E敵がバカ
敵は基本的にすぐにプレイヤーを見失うし、中距離なら遮蔽物のない場所で立ったままでも気づかれない。
それとライトを付けていてもこの世界では敵は気付かないらしい。少しリアルさに欠ける気がした。
Eクイックターンがクソ
クイックターン(スティック後ろ+×ボタン)で一瞬にして後ろを振り向くことができる。
しかしこのスピードが速すぎて酔いそうになる。
それはまだいいが、一番の問題点は何故か肝心な時にクイックターンが発動しづらいことだ。
隙の出来た敵に何発か銃を撃って逃げたい時、クイックターンしようとしても中々後ろを向いてくれない。
それでクイックターンを連打していると何度も振り向きまくって、そのスピードが速すぎるせいで今どこを向いているか分からなくなり、しかもそれが恐い敵に追いかけられている時だとパニくる。
ちなみにこのクイックターンを連打しまくると経験上真後ろではなく若干横に向きがズレていく。
もしかしたら完全に動作が終了した後でないと振り向きができないのかもしれない。それで走った後や銃を撃った後に振り向いても操作を受け付けないという可能性はある。
【総評】
前作と比べると十分遊びやすくなったこのゲーム
前作のストーリーを知らなくても(オレも知らないし忘れた)ほとんど問題ないのでわざわざ難易度の高い1をプレイする必要はなさそうだ。
ホラー好き、グロ好きならこのゲームはおススメできる。
しかし操作性・快適性に難があるのでアクションゲー好きにとっての評価は普通ぐらいか。
熱中度:S
恐怖度:SS
爽快度:B
難易度:A(難易度ナイトメアはS、クラシックはSSS)
操作度:B−
演出度:S
残虐度:EX
総合:A
おそらくプレイヤーの趣味嗜好によって評価が変わるゲームだろう。
鬼畜難易度が好きなドMプレイヤーや、ホラー・スプラッター映画などが好きなら楽しめるかもしれない。
それ以外のプレイヤーには合わない可能性があるので、購入を検討する前にプレイ動画などを見た方が良いだろう。
前作は途中で投げたが、今作はそこまで苦戦せずクリアできた。
クリア時間は18時間35分
印象的には、相変わらず意味不明でグロテスクなゲームである。
しかし今作はオープンワールドに近くなり、化け物のうろつくそこそこ広い街を探索できる楽しみができた。
敵は多いが、ちゃんと探索すればアイテムや弾は見つかるようになっている。
スニークキルもできるため、慎重に行動すれば弾の節約も十分できる。
もし敵に見つかっても、拠点という安全地帯があるのでそこまで戻れば敵の追跡を振り切れる。
普通の敵が相手ならダッシュしなくてもまず敵の攻撃は当たらない。
【評価点】
@難易度低下
前作は完全に死にゲーだったが今作は理不尽なゲームオーバーはあまりなかった。
操作に慣れていない序盤では結構死んだし相変わらず敵が強いなと思ったが、仕掛けやアイテム・武器・スキルを駆使すればちゃんと攻略できるようになっている。
しかし難易度の高いモードだと前作と同じような難しさになる(序盤までしかやっていないが・・・)。
最高難易度はクラシックというモードで、オートセーブ無しな上に普通のセーブも7回までしかできず、主人公の成長もできないという超鬼畜ゲー。死んだらタイトルに戻される。
Aグロさは日本ゲーの中でもトップクラス
今作は18禁ゲーであり、敵味方に関わらず容赦なく残酷な死に方をする(前作もグロいが一応17禁)。
日本版では主人公以外のキャラは普通に首が飛んだり胴体が切断されたりする。
個人的にはいかに(特に主人公に対して)残酷な描写ができるかというのは評価点である。
何故かというと、多くのゲームは敵はグロくても主人公はグロい死に方をしないことが多く、そこが手抜きに感じられるからだ。
どうせコンティニューできる、主人公は助かるからと、国内のゲームはゲームオーバーやバッドエンドの演出をあっさりしたものにされやすい傾向にある。
殺されるのが恐い・死ぬ演出を見たくないと思えるようなゲームオーバーシーンがあるとより緊張感が増すし、演出も凝っていると思える。
あと敵キャラに、人を殺して血が噴き出す瞬間をカメラで撮影して「芸術作品」を作る変態殺人鬼がいる。
日本でここまでやれるゲームは結構少ないと思うので評価できる。
B恐怖感もある
敵キャラは大抵奇声を発しながら襲ってくるし、走るスピードも結構速いので恐怖感はある。
特に怖かったのは回転ノコギリを持って笑いながら襲いかかってくる女型クリーチャー。イベントシーンでは捕まると即死であり笑いながら胴体を切断してくるのでコイツは怖かった。コイツと戦う時は走って逃げれば追い付かれはするものの攻撃を食らう心配はまずないのでそこは安心した。拠点まで戻れる場合は安全にハメ殺すことができる。
それと歌いながら徘徊する女(幽霊みたいなヤツ)も怖い。まずダメージを与える手段がない上に接近されると即死なので・・・。やたら楽しそうに歌っている。このゲームの敵はそんなに人を殺すのが好きなのだろうか?
C探索
一番の長所がこれ。入れない建物もあるが、広い街をあちこち探索できるという面白さがある。
サブストーリー的な要素もあり、それらを探し出してクリアしてもいいし、無視してストーリーだけを追い求めることもできる。
この探索時間がもっともプレイ時間を食うことになるだろう。
【問題点】
@移動速度が遅い
相変わらず走るスピードが遅く、スタミナも少ない。今作はフィールドが広めなため、ダッシュスピードはもっと速くするべきだった。
せめて強化できるようにした方が良い。
A相変わらず訳が分からない展開
いきなり画面が切り替わって変な場所に飛ぶことが多く、プレイヤーは置いてけぼりにされる。
精神世界なので仕方ない部分もあるが、ご都合主義というべきか何でもアリというべきなのか・・・。
何故かいきなり湧いてきた水に流されて気を失い、目が覚めると小屋の中で女性キャラがいて、さらにその周りには敵がいていきなり戦闘に入る展開とか、なんかこう・・・突飛すぎると言うべきか、とにかく脈絡のないストーリーが多い印象だった。
一応この世界はサイコパスなヤツほど異常な力を発揮できるらしいのでそれで意味不明な展開になっている可能性はあるが・・・。
何が本当で何が幻覚かが全く分からない意味不明ゲーである。
本当の精神異常者はそんなふうに世界が見えていて、あえてそれを演出しているのかもしれない。
B相変わらずロードが長い
今作は慎重にやればそこまで死ぬことはないが、それでも死んだ時のロード時間はイライラする。
また、脊髄と呼ばれる場所に行く時もロードが挟まり、さらにその後少し移動してパソコンを操作しなければならないので面倒。
C命中率の悪さ
前作はどうだったか忘れたが、近距離の射撃が不自然に当たらないことが多い。
特にショットガンを近距離から敵の顔に向けて撃っても全く当たらない場合があるのは明らかにおかしい。
同様にハンドガンも敵の顔面に当たりづらいような気がした。命中率というより当たり判定が異常なのかもしれない。
クロスボウも着弾点が見えづらく、近くにいる敵は走って襲ってくることもあって当たりにくい。まあこの武器はトラップとして設置することもできるのでいいのだが・・・。
Dアプリケーションエラー・バグが起こる
途中で何度かエラーが発生しゲームが強制終了したことが何度かあった。
このゲームはオートセーブの頻度が高いのであまり問題にならないが、最高難易度(オートセーブが無い上にセーブ回数が7回まで)をプレイするときにこれが起こると一気にやる気をなくす。
また、たまにクラフト台に近づいても○ボタンの表示が出ずに弾の作成が出来なかったり、車椅子に座っても能力強化・ロッカー解錠・ナースとの会話が一切できなくなるというバグが発生することがある。
それ以外の操作はできるので、そうなったらタイトル画面に戻るしかない。
E敵がバカ
敵は基本的にすぐにプレイヤーを見失うし、中距離なら遮蔽物のない場所で立ったままでも気づかれない。
それとライトを付けていてもこの世界では敵は気付かないらしい。少しリアルさに欠ける気がした。
Eクイックターンがクソ
クイックターン(スティック後ろ+×ボタン)で一瞬にして後ろを振り向くことができる。
しかしこのスピードが速すぎて酔いそうになる。
それはまだいいが、一番の問題点は何故か肝心な時にクイックターンが発動しづらいことだ。
隙の出来た敵に何発か銃を撃って逃げたい時、クイックターンしようとしても中々後ろを向いてくれない。
それでクイックターンを連打していると何度も振り向きまくって、そのスピードが速すぎるせいで今どこを向いているか分からなくなり、しかもそれが恐い敵に追いかけられている時だとパニくる。
ちなみにこのクイックターンを連打しまくると経験上真後ろではなく若干横に向きがズレていく。
もしかしたら完全に動作が終了した後でないと振り向きができないのかもしれない。それで走った後や銃を撃った後に振り向いても操作を受け付けないという可能性はある。
【総評】
前作と比べると十分遊びやすくなったこのゲーム
前作のストーリーを知らなくても(オレも知らないし忘れた)ほとんど問題ないのでわざわざ難易度の高い1をプレイする必要はなさそうだ。
ホラー好き、グロ好きならこのゲームはおススメできる。
しかし操作性・快適性に難があるのでアクションゲー好きにとっての評価は普通ぐらいか。
熱中度:S
恐怖度:SS
爽快度:B
難易度:A(難易度ナイトメアはS、クラシックはSSS)
操作度:B−
演出度:S
残虐度:EX
総合:A
おそらくプレイヤーの趣味嗜好によって評価が変わるゲームだろう。
鬼畜難易度が好きなドMプレイヤーや、ホラー・スプラッター映画などが好きなら楽しめるかもしれない。
それ以外のプレイヤーには合わない可能性があるので、購入を検討する前にプレイ動画などを見た方が良いだろう。
【中古】PS4ソフト PsychoBreak2 (サイコブレイク2) (18歳以上対象) 価格:2,420円 |
【ゲーム評価】トルネコの大冒険1・2・3
不思議のダンジョンシリーズとして確立した、チュンソフトのゲーム。
ドラクエ4のスピンオフ作品とも言える。
ダンジョンはランダムに生成され、入るたびに地形やアイテム・罠が変わる。
「1000回遊べるRPG」がキャッチコピーであり、事実何度もダンジョン攻略に挑戦することになるだろう。
ただし、村に戻るとレベルが1に戻るのでドラクエシリーズのようにプレイヤーがどんどん強くなるという感覚は薄い。3ではストーリー性が強くなり、本編ではダンジョンから出てもレベルが継続するようになった。しかしこれにも問題点があるので後述する。
ちなみに不思議「の」ダンジョンであり、チョコボの不思議「な」ダンジョンとは名前が異なる。紛らわしい。
【このゲームの長所】
@長く遊べる
キャッチコピー通り、ダンジョン突入ごとに違う展開になるため飽きが来づらい。
やりこみに近い要素も多いため達成感も強く、中毒性も高い。
Aドラクエらしさがちゃんと出ている
敵も当然ドラクエに登場したものが出て来るが、それぞれの特徴や能力を上手く表現できている。
特殊能力が無い代わりにパワータイプの敵がいたり、厄介な能力を持つ敵も多い。
B音楽もやはり良い
このゲームもドラクエシリーズの作曲者が製作しており、トルネコのテーマ(?)をアレンジしたBGMが数多くある。似たような曲をここまでバリエーション豊かに表現できるのは見事である。
【欠点】
@3のゲームバランスが悪い
このシリーズの難易度は1が丁度良く、2は簡単で、3は難しいというよりも理不尽の域に達している。
先述の通り、3は経験値が失われないシステムでありその分レベルの上がりが遅くなっている。
で、何が悪いかというと3の裏面に、レベル1からスタートするダンジョン(異世界の迷宮のこと)があるがそこでのレベル上げがしづらい上に敵が強いので難易度が凄まじく高くなっている。
1はレベル18まではそこそこ上がり、2はいとも簡単に上がるのであまり問題はないが、3は全然上がらない。さらに、厄介な能力を持つ敵(戦闘力も決して低くない)の経験値は大体少ないという鬼畜仕様である。
そのダンジョンは余程運に恵まれない限りクリア時のレベルは40も行かないだろう。最下層付近は敵単体でもクソ強いため、基本的に逃げるしかない。
あと3では主人公の息子・ポポロを操作することもできるが、こちらはさらに極悪な難易度に跳ね上がる。
モンスターを仲間にできる代わりに、数多くの制限がかかる。
盾を装備できず、巻物を読めない(字ぐらい読め)のにもかかわらずダンジョン内には使用できないアイテムが平然と落ちている。
特に防御力を上げられない(守りの指輪でしか上がらない)のは致命的であり、盾を装備しても大ダメージを受けるような敵とはとても渡り合えない。
だからこそ仲間モンスターを加えて育てる必要があるのだが・・・。
まず仲間モンスターの大部分は爆発系の攻撃を食らうと確定で消滅する。従って地雷の罠は絶対に踏んではならないため罠チェック(一歩進むごとに攻撃する)が必須である。
そのため異世界ポポロは下手するとクリア時間が100時間を超える場合もある。早くて丸二日という話も聞いたことがあるが・・・。
それだけではなく石像にも細心の注意を払う必要があり、中でも変化の石像は最悪である。
味方が敵モンスターに変化する上、消滅したのと同じ扱いを受けるので苦労して手に入れたモンスターも一発アウト。開幕部屋にこの石像があった場合はこの石像を1ターンで壊す以外にない。
とにかく理不尽で致命的な難易度である。
理不尽と言えばもう一つ、まぼろしの洞窟という裏面もあるのだがここも頭のおかしなダンジョンで、レベルが1のまま上がらず、敵の攻撃は当たれば全て即死というドMゲーである。
アイテムと運だけを頼りに切り抜けなければならない。ポポロで行くと巻物が読めないためさらに鬼畜仕様となる。このダンジョンはやりこみ要素というよりはただの変態ダンジョンである。
あと2つ裏面はあり、簡単とは言えないものの両方とも事前に武器やアイテムを持ち込み可なのでいくらでもやりようはある。
A1のゴールドに価値がほぼ無い
1はゴールドを一定量持ち帰ると店の規模が大きくなるという要素はあるものの、ゲームをクリアすると勝手に最大まで上がるため、わざわざ金を貯める必要はない。
しかも武器屋なども村にあるのに全く買い物はできない。ダンジョン内に店も存在しない。
ここが1の最大の失敗点であるように思う。一応ハイスコアの要素ではあるがそれ以外に用途はないに等しい。
あと3の異世界の店も出なさすぎる。60階のみほぼ必ず出るが、そこまで行くのにメチャ苦労する。
B2がヌルゲー
2ははっきり言って簡単すぎる。レベルが上がりやすすぎる。店も確か出やすかったはずだ。
あと分裂の壺+吸い出しの巻物が手に入ると完全にゲームバランスが壊れる。
白紙の巻物だろうが最強の装備・小さなメダルだろうと、壺以外は何でも増殖できる。
その上オートセーブが無いので、村でセーブさえしておけばダンジョンで死んでもリセットして突入前にやり直せる。1は行動ごとにオートセーブで、3の裏ダンジョンは不正にリセットすると死んだ扱いになる。
やはり2はゆとりゲーである。
C3のテンポの悪さ
3は装備したり剣を振ったりする動作が長いため時間がかかる。それで罠チェック必須なダンジョンがあったら凄まじく時間の無駄になり、ストレスも溜まりやすい。テンポの良さや快適さはゲームプレイにおける重要な要素の一つである。
【総評】
トルネコの大冒険1
熱中度:S
爽快度:A
操作度:A
難易度:A
鬼畜度:S
総合:S
トルネコの大冒険2
熱中度:S
爽快度:S
操作度:A
難易度:B
鬼畜度:B
総合:A+
トルネコの大冒険3(トルネコ編)
熱中度:SS
爽快度:B
操作度:A
難易度:SS
鬼畜度:SS
総合:S−
トルネコの大冒険3(ポポロ編)
熱中度:EX
爽快度:EX
操作度:B−
難易度:SSS
鬼畜度:EX
総合:EX
3の裏ダンジョンがアホみたいに理不尽なことを除けば3作ともおススメできるゲームである。
いや、ポポロ編は進め具合によってはストーリーでも難しく感じるかもしれない・・・。
ポポロ異世界は異世界というより別次元の難しさである。
とにかく始めるなら1か2からがいいだろう。
まあいずれのゲームも最近のハードではプレイできないが・・・。
このゲームはさっさとゲームバランスを修正してPS4版リメイクを出すべきだ。
ドラクエ4のスピンオフ作品とも言える。
ダンジョンはランダムに生成され、入るたびに地形やアイテム・罠が変わる。
「1000回遊べるRPG」がキャッチコピーであり、事実何度もダンジョン攻略に挑戦することになるだろう。
ただし、村に戻るとレベルが1に戻るのでドラクエシリーズのようにプレイヤーがどんどん強くなるという感覚は薄い。3ではストーリー性が強くなり、本編ではダンジョンから出てもレベルが継続するようになった。しかしこれにも問題点があるので後述する。
ちなみに不思議「の」ダンジョンであり、チョコボの不思議「な」ダンジョンとは名前が異なる。紛らわしい。
【このゲームの長所】
@長く遊べる
キャッチコピー通り、ダンジョン突入ごとに違う展開になるため飽きが来づらい。
やりこみに近い要素も多いため達成感も強く、中毒性も高い。
Aドラクエらしさがちゃんと出ている
敵も当然ドラクエに登場したものが出て来るが、それぞれの特徴や能力を上手く表現できている。
特殊能力が無い代わりにパワータイプの敵がいたり、厄介な能力を持つ敵も多い。
B音楽もやはり良い
このゲームもドラクエシリーズの作曲者が製作しており、トルネコのテーマ(?)をアレンジしたBGMが数多くある。似たような曲をここまでバリエーション豊かに表現できるのは見事である。
【欠点】
@3のゲームバランスが悪い
このシリーズの難易度は1が丁度良く、2は簡単で、3は難しいというよりも理不尽の域に達している。
先述の通り、3は経験値が失われないシステムでありその分レベルの上がりが遅くなっている。
で、何が悪いかというと3の裏面に、レベル1からスタートするダンジョン(異世界の迷宮のこと)があるがそこでのレベル上げがしづらい上に敵が強いので難易度が凄まじく高くなっている。
1はレベル18まではそこそこ上がり、2はいとも簡単に上がるのであまり問題はないが、3は全然上がらない。さらに、厄介な能力を持つ敵(戦闘力も決して低くない)の経験値は大体少ないという鬼畜仕様である。
そのダンジョンは余程運に恵まれない限りクリア時のレベルは40も行かないだろう。最下層付近は敵単体でもクソ強いため、基本的に逃げるしかない。
あと3では主人公の息子・ポポロを操作することもできるが、こちらはさらに極悪な難易度に跳ね上がる。
モンスターを仲間にできる代わりに、数多くの制限がかかる。
盾を装備できず、巻物を読めない(字ぐらい読め)のにもかかわらずダンジョン内には使用できないアイテムが平然と落ちている。
特に防御力を上げられない(守りの指輪でしか上がらない)のは致命的であり、盾を装備しても大ダメージを受けるような敵とはとても渡り合えない。
だからこそ仲間モンスターを加えて育てる必要があるのだが・・・。
まず仲間モンスターの大部分は爆発系の攻撃を食らうと確定で消滅する。従って地雷の罠は絶対に踏んではならないため罠チェック(一歩進むごとに攻撃する)が必須である。
そのため異世界ポポロは下手するとクリア時間が100時間を超える場合もある。早くて丸二日という話も聞いたことがあるが・・・。
それだけではなく石像にも細心の注意を払う必要があり、中でも変化の石像は最悪である。
味方が敵モンスターに変化する上、消滅したのと同じ扱いを受けるので苦労して手に入れたモンスターも一発アウト。開幕部屋にこの石像があった場合はこの石像を1ターンで壊す以外にない。
とにかく理不尽で致命的な難易度である。
理不尽と言えばもう一つ、まぼろしの洞窟という裏面もあるのだがここも頭のおかしなダンジョンで、レベルが1のまま上がらず、敵の攻撃は当たれば全て即死というドMゲーである。
アイテムと運だけを頼りに切り抜けなければならない。ポポロで行くと巻物が読めないためさらに鬼畜仕様となる。このダンジョンはやりこみ要素というよりはただの変態ダンジョンである。
あと2つ裏面はあり、簡単とは言えないものの両方とも事前に武器やアイテムを持ち込み可なのでいくらでもやりようはある。
A1のゴールドに価値がほぼ無い
1はゴールドを一定量持ち帰ると店の規模が大きくなるという要素はあるものの、ゲームをクリアすると勝手に最大まで上がるため、わざわざ金を貯める必要はない。
しかも武器屋なども村にあるのに全く買い物はできない。ダンジョン内に店も存在しない。
ここが1の最大の失敗点であるように思う。一応ハイスコアの要素ではあるがそれ以外に用途はないに等しい。
あと3の異世界の店も出なさすぎる。60階のみほぼ必ず出るが、そこまで行くのにメチャ苦労する。
B2がヌルゲー
2ははっきり言って簡単すぎる。レベルが上がりやすすぎる。店も確か出やすかったはずだ。
あと分裂の壺+吸い出しの巻物が手に入ると完全にゲームバランスが壊れる。
白紙の巻物だろうが最強の装備・小さなメダルだろうと、壺以外は何でも増殖できる。
その上オートセーブが無いので、村でセーブさえしておけばダンジョンで死んでもリセットして突入前にやり直せる。1は行動ごとにオートセーブで、3の裏ダンジョンは不正にリセットすると死んだ扱いになる。
やはり2はゆとりゲーである。
C3のテンポの悪さ
3は装備したり剣を振ったりする動作が長いため時間がかかる。それで罠チェック必須なダンジョンがあったら凄まじく時間の無駄になり、ストレスも溜まりやすい。テンポの良さや快適さはゲームプレイにおける重要な要素の一つである。
【総評】
トルネコの大冒険1
熱中度:S
爽快度:A
操作度:A
難易度:A
鬼畜度:S
総合:S
【中古】スーパーファミコンソフト トルネコの大冒険 不思議のダンジョン (RPG) (箱説なし) 価格:1,130円 |
トルネコの大冒険2
熱中度:S
爽快度:S
操作度:A
難易度:B
鬼畜度:B
総合:A+
【中古】PSソフト トルネコの大冒険2 〜不思議のダンジョン〜 価格:1,120円 |
【中古】GBAソフト トルネコの大冒険2アドバンス不思議のダンジョン (箱説なし) 価格:2,760円 |
トルネコの大冒険3(トルネコ編)
熱中度:SS
爽快度:B
操作度:A
難易度:SS
鬼畜度:SS
総合:S−
トルネコの大冒険3(ポポロ編)
熱中度:EX
爽快度:EX
操作度:B−
難易度:SSS
鬼畜度:EX
総合:EX
【中古】PS2ソフト ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険 3 〜不思議なダンジョン〜 価格:1,260円 |
【中古】トルネコの大冒険3 〜不思議のダンジョン〜 GBA ソフトのみ 価格:3,694円 |
3の裏ダンジョンがアホみたいに理不尽なことを除けば3作ともおススメできるゲームである。
いや、ポポロ編は進め具合によってはストーリーでも難しく感じるかもしれない・・・。
ポポロ異世界は異世界というより別次元の難しさである。
とにかく始めるなら1か2からがいいだろう。
まあいずれのゲームも最近のハードではプレイできないが・・・。
このゲームはさっさとゲームバランスを修正してPS4版リメイクを出すべきだ。