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2018年06月13日
【ゲーム評価】DmC デビルメイクライ
主人公ダンテは元々悪魔と人間のハーフだが、このゲームでは悪魔と天使のハーフになっている。
これをネフィリムというらしい。
さらにゲームの発表時、主人公の顔があまりにもネプチューンの名倉に似ていたことから「デビル名倉イ」などという秀逸なネーミングで呼ばれるようになった。
実際発売されたゲームでは顔が修正されていて大分マシにはなっている。また、銀髪だった髪は基本的には黒髪である。兄貴は最初から銀髪。
原作からかなり外れた設定にプレイヤーたちは不安を隠せなかったが、蓋を開けてみるとゲームシステムは決して悪くないどころか、原作の良い点をかき集めたかのようなプレイができる。
その代わりというべきか、ストーリーはクソである。
外国人らしいノリでの会話は結構好きだが、ストーリーに期待しない方が良いだろう。
特に兄貴のストーリーは手抜きが過ぎる。紙芝居に毛が生えたぐらいの動画で、作画は完全に崩壊している。あまりにブサイクすぎて笑えるレベルだ。
まず武器が5種類あり、いつでも切り替えられるのが長所と言える。
おなじみ武器で使いやすい大剣リベリオン
広範囲をまとめて攻撃できる鎌オシリス(エンジェル)
スキがデカい代わりに威力の高い斧アービター(デーモン)
タメ攻撃のできる格闘武器エリクス(デーモン)
敵を引き寄せてまとめて攻撃できる手裏剣アキュラ(エンジェル)
状況に合わせて使い分けられるが、エンジェル武器とデーモン武器どちらかしか通用しない敵が出た場合は戦略性が狭まってしまう。特にエンジェル武器は攻撃力が低いため、青い色の敵は苦戦しやすい。
デーモンモード(R2ボタン押しっぱなし)の時は□ボタンで敵を引き寄せるデーモンプル(4のスナッチのこと)が発動でき、便利。
エンジェルモード(L2押しっぱなし)はターゲットに飛びつくエンジェルリフト(ヘルバウンド)が出る。無論便利だが、こちらはワイヤーアクションとしての活用がメインになるか。さらに×ボタンでエアダッシュができる。移動距離はかなり長めであり、普通に走るよりも速い。
これによって、3までは吹っ飛ばした敵を追いかけるのが面倒だったが4と今作でそのストレス要素が解消されている。
銃は3種類あるが、寂しいことにあまり使う機会はなかったように感じられる。
いつものエボニー&アイボリー
ショットガン枠のレヴェナント
爆発するダーツの矢を撃ち出すケブーリー(ルシフェル枠)
弱くはないが、近接攻撃の方が多分強いし速い。
回避について
デーモンモード中に敵の攻撃を回避すると一定時間攻撃力が上がる。
これを知っているのといないのとではダメージ量にかなり差が出る。
エンジェルモードでは回避後にもう一度回避ボタンを押すと短距離瞬間移動ができる。
ディフィニティブエディション版ではこの瞬間移動が3回までできるようになった。
挑発が無いのが欠点
スタイリッシュアクションに挑発は必須だが、このゲームにはそれが無い。
会話中では敵を煽りまくるが、アクションでは煽り行為はできない。
挑発は重要な要素なのだが、何故これを取り入れなかったのだろうか・・・。
兄貴のストーリーとアクション
兄であるバージルも顔がまず全然違っている。
しかも帽子までかぶっている。似合っていない。
あと髪も普段オールバックではない。
さらに本編の続編である追加シナリオで兄貴を操作できるが、慣れれば強いものの動きが本家に比べて遅く使いづらい。
ストーリーは間違いなくクソで、絵も先述の通りクソ手抜きで笑う。
ディフィニティブエディションでは兄貴でもブラッディパレスに挑戦できる。
【総評】
熱中度:S
爽快度:SS
難易度:A
操作度:S
名倉度:EX
総合:S+
DMCシリーズである必要は全くなかったが、アクション自体の出来はかなり良い方だ。
3や4よりも面倒な敵は多くはない(ウザいのはゴーストレイジとウィッチぐらい)し、アクションゲーがやりたいなら買うことをおススメする。
ちなみに買うなら北米版のディフィニティブエディションが断然いい。
様々な要素が追加されていて、言語も何故か最初から日本語である。
しかし決定ボタンが×でキャンセルが○ボタンなので最初はすごく戸惑うことになりやすい。
ディフィニティブエディションは海外版であり、日本の店では見かけないので通販を使って買うべきだ。
【新品】DMC Devil May Cry Definitive Edition PS4 デビル メイ クライ ディフィニティブエディション PS4 輸入:北米版 価格:2,990円 |
2018年06月11日
【ゲーム評価】シュタインズゲート
夏休みのある日たまたま過去にメールを送る装置を作ってしまった主人公達は、メールを使って世界の改変を試み、タイムリープマシンの開発まで成功する。が、その機能を巡って次第にシャレにならない状況になっていき平然と死人も出るようになる。
仲間の死を回避するために装置の機能を使って奔走していく…といったストーリーである。
オタク・中二病・萌え要素が多い。というかキャラクターはほぼ全員オタク。
ネットスラングも多数出て来る。苦手な場合は苦痛に感じるかもしれない。
特に主人公は中二病全開である。もっとも、中盤辺りでそんな余裕はなくなってくるがそれまでは読んでいるプレイヤーが恥ずかしくなるようなセリフが多い。
女性キャラはそれぞれ個性的であり、魅力がある。
個人的に作画はあまり良いとは思えなかったのでそこは残念だが、それでもキャラの声や性格は好感を持ちやすい。
コスプレ好きで能天気な幼馴染・天才オタク科学者・巫女属性の男・ネコ耳メイドなど、クセと個性は強いがいずれもかわいい。作画がもっと良ければ最高だったが、それでもこのかわいさなので良し。
また、女性キャラそれぞれにルートがある(男も1人いるが・・・)。
分岐条件が分かりにくく、攻略サイトがないと徒に時間を浪費してしまう可能性が高い。
とりあえず分岐できるような場面ではスキップができなくなり、電話画面を開いてメールか電話ができるはずなのでそこでセーブすれば大抵は問題なく進めるだろう。
特定のヒロインのみメールのやり取りで好感度を上げなければならず、攻略サイトを見なければかなり面倒な作業を強いられる。
しかしそのヒロインはツンデレ属性を持っており、終盤のメールでは非常にデレるようになるので好感度を上げる価値はある。というか上げないとトゥルーエンドが見れない。
あと、メールについて問題点がある。
メールに返信する場合、相手のメール文章のキーワードの中から1つを選び返信するのだが、これは1度選ぶとキャンセルできず、そのまま送信してしまう。返信の内容は見れるが、この返信は辞めた方が良いなと思っても取り消せないのが辛い。ここはキャンセルできるようにするべきだった。
可能な限り理論的にタイムマシンなどについての科学的な説明がされているが、それでも意味不明。
特に筆者は文系なため、理系の難しい話をされても眠くなるだけだ。
と言っても科学の詳しい話を理解する必要はない。
覚えるべきなのは、
過去にメールを送って未来を改変するDメールと
過去の自分に電話をかけて意識と記憶を送り込むタイムリープ機能ぐらい。
特に後者は致命的な失敗をする危険性があるが、作中ではそれはない。
なのでこの作品にはゲームオーバー(詰み)は存在しない。個人的にはあって欲しかったが。
巨悪の組織が敵となっているが、ラスボスに当たる人物はかなりショボい。
これは残念でならない。熱いシーンももちろんあるが、どちらかというと途中あれだけ苦労したにもかかわらずあっさり決着が付いた感じが強い。無論デカい組織を敵に回すとまず生き残れないので仕方なくはあるが・・・。
スキップ機能はそこそこ速いが、何度も繰り返してプレイするとかなりダレる。
分岐条件が分からないままだと、どのメールにどんな返信をすればいいのかなどが分からず、暗中模索をすることになり非常に時間がかかる。と言ってもほとんどのヒロインはDメールを送らないことによってルートが確定するが、それも攻略サイトを見ないと分かりようがない。
普通はメールで一定まで好感度を上げると分岐するのだろうと思うはずである。
一応ギャルゲーの側面はあるが、イラストも独特であり、分岐条件もヒントが無いので意地が悪いと言える。
あとついでに言うと、なぜあの主人公がモテるのか理解に苦しむ。女性キャラ達はそんなに出会いが無かったのか?
【総評】
熱中度:SS
感動度:S
難易度:EX(攻略サイトを見ればD)
操作度:A
作画度:A−(目の描き方が独特)
萌え度:SS
厨二度:EX
総合:S+
取っ付きにくい要素はあるものの、ふざけた展開から熱いシーン・感動シーン・シリアス展開まで味わうことができる良作なのは間違いない。
ADV系が好きで未プレイならやる価値は十分にあると言えるだろう。
俺だ。何!?このブログが全く閲覧されていないだと?
当たり前だ!目立つブログだと“機関”に目を付けられるだろうが!!
あくまで秘密裏に遂行しなくてはならんのだ・・・。
ああ、問題ない。この俺の“隠密記事(ステルスブロガー)”なら“機関”の目すら欺くことができる。
ではまた会おう。全ては運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択のままに・・・。
エル・プサイ・コングルゥ>
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2018年06月08日
【ゲーム評価】デビルメイクライ4
スタイリッシュアクションの4作目は新主人公・ネロが加わり、手軽に爽快かつ豪快な攻撃ができるようになった。かつての主人公ダンテも操作できるが、比較的テクニカルなキャラのため操作が難しくものすごく指が忙しくなる。
元々良作だが、スペシャルエディションが発売されてプレイアブルキャラクターが3人も増えたのでさらに歯応え十分になった。特に兄貴がまた使えるようになったのは大きい。兄貴は既にこの世にはいないのだが、過去に4の舞台に来ていたという設定で描写されている。
オレが人生の中で最もプレイしたゲームでもある。
無印版だけでも1500時間はプレイした。
大学時代の大半はこのゲームをやっていた。
昔ブラッディパレスの獲得ポイント世界ランキングでは70位ぐらいに入ったことがある。
ネロで660万ポイントぐらい
ダンテで600万ちょいぐらいだった。
《このゲームの評価点》
@簡単な操作
ニューヒーローのネロは悪魔の右腕を使って戦うが、この右腕が扱いやすい。
敵を引き寄せる技によってコンボが途切れにくい上に敵の動作も中断できるのでダメージも受けにくい。吹き飛ばし系の技を使った後でもすぐに引き寄せて追撃できるのでテンポも良い。
また、〇ボタンで敵を掴んで攻撃ができるが敵によって攻撃方法が違い、ボタン一つで迫力のある攻撃ができる。ボスはチャンスタイムでなければ掴めないが、大ダメージを与えられる。
剣と銃は1種類しかなく少ないように感じるが剣の技は多く、悪魔の右腕もあるのでそこまで不満点はない。
初心者でも剣で斬りながら右腕の攻撃(バスター)で攻撃すれば大抵の敵は倒せるので操作しやすい。
この剣はバイクのアクセルのような構造になっていて、剣の振り終わりにタイミングよくL2を押すと火炎が噴射されて攻撃の威力と速度と範囲が強化される。
さらに銃のチャージも可能であり、□ボタンを押しっぱなしにしなければならないので操作が難しくなるが、チャージしながら戦えるようになるとすさまじく火力が上がることに気づかされるだろう。
慣れたプレイヤーは□を押しながら△で攻撃してタイミングに合わせてL2を押せるようになるため一気に敵を殲滅させるような戦い方ができるようになる。
プレイングスキルの成長をモロに実感できるキャラクターである。
もう一度言うが剣と銃のチャージができるのとできないのとでは火力が段違いなので、慣れると戦闘も全く別物になる。
一応兄貴の日本刀も所持しているが、魔人化時の一部でしか使えないので個人的には武器を2種類にしてほしかった。この主人公の操作にはR2ボタンを使用しないため、武器を増やしてR2で切り替えられるようにすればさらに攻撃のバリュエーションが増やせるだろうとは思った。
Aリアルタイムチェンジ
ダンテのスタイルは5種類あるが、このスタイルをいつでも瞬時に変更できるようになった。
ここが最高の評価点であろう。
前も言ったが3のスタイル変更は時間がかかりテンポも悪いのが短所だったのでこの点は助かる。
その代わり3に比べて個々のスタイルは若干弱体化しているが、それを差し引いても十分なメリットであり個人的には3と4の差はそこに尽きると思うので4の方が評価は高い。
また、武器と銃器も3種類ずつあり、わざわざ装備を時空神像まで行って変更する必要がなくなったのも同様の改善点である。
しかしとは言え3種類だけでは少し物足りないので、この点は前作のように5種類ずつあってもいいのではないかと感じた。特に3つ目の武器は超イケメンではあるものの、ややクセがあり初心者には扱いづらい。
今作手に入る魔具(武器)は元々持っていたものであり、3で使ったケルベロスやネヴァンのような武器もクリア後に使えるようにしてほしかった。
手に入れた武器はDevilMayCry事務所に飾ってあるはずだ。さっさとそいつを寄越せ
Bようやく追加されたダッシュ機能
同じ方向に走り続けるとさらに速くダッシュできるようになった。
今作のマップは広いためあって当たり前の機能ではあるが・・・。
とは言え無印版では約4秒も走り続けなければならないので結構面倒である。
スペシャルエディション版では敵のいない場所なら即ダッシュできるようになった。
何故今までそうしなかったのかと言うぐらい今さらなので長所に入れなくても良かったか?
Cスキルの付け外しができるようになった
今作では敵を倒すことによってレッドオーブとは別にプラウドソウルというアイテムを得て、これを消費して技を購入できる。従来では一度購入した技は元には戻せなかったが、今回からは返金(魂だが)することができるようになった。これによって使い勝手の悪い不要な技を外してその分新しい技を買うことができるので取り返しが効く…と言う点がメリットだ。
と言っても2週目か3週目ぐらいで全ての技を買えるようになるので最初の間だけの話だが・・・。
Dスペシャルエディションでは日本語吹き替え版が出た
日本語はこのシリーズには合わないかもしれないが、メインキャラは有名声優なので違和感は感じなかった。
Eスタイリッシュムービー
今作も主人公たちのイケメンアクションを見ることができる。
ネロは不良っぽいがクールな若者で、熱い正義感も併せ持っている。
ダンテは3ほどハイテンションではないがそれ以上にふざけた調子でボスを煽ったり入手武器を試したりする。おっさんのクセに・・・。
日本語版のルシフェル入手シーンは英語版より下ネタ度が上がっているが、結局イケメンなのでいい。
新キャラは、3人とも1シーンだけアクションがある。
が、少し短めなのが難点か。
3でも兄貴のムービーシーンは短かったし仕方ないか。
F細かいファンサービスが多い
今作は従来までの作品を意識したセリフが多い。
ネロはあるキャラの息子であり、性格は違うものの同じような言葉を使う。
ダンテの遠距離武器パンドラは使用者の記憶に応じて形を変える武器だが、この形状は今までに登場したボスがモチーフになっている。レーザーを発射する形態は3のベオウルフをイメージしており、コイツは過去に左目が潰されているのだが、この武器のライトの左側が点灯していない。ミサイルを3発発射する形態はケルベロスをイメージしていると思われる。
この辺の設定が細かく作られており製作者のこだわりがうかがえる。
ダンテ編のザコ敵BGMは1の戦闘曲のアレンジであり、これもファンサービス。
さらにムービーから戦闘が始まる場合はサビの部分がちょうど差し掛かるころにNOWLOADINGが表示されるのでテンションが上がる。
《不満点》
@ステージが使い回し
序盤はネロを操作し魔剣教団本部まで行き、それから主人公がダンテに切り替わり同じ道を戻り、同じボスを倒していくというストーリーなので若干ボリューム不足に感じる。
フォルトゥナ城はマップが広く、3のテメンニグル(塔)と同様に迷いやすいのも欠点か。
Aスタイルは多いが技は少なめ
スタイルが増えたので戦略の幅は確かに広がったしそこが最も大きな利点ではある。
・・・がやはり個々のスタイルで見ると3より弱体化していると言わざるを得ない。
特にガンスリンガーは3では強かったが、4ではあまり使わない。
レインストームか、パンドラの厄災ゲージ消費技ぐらいしか強力な技がないためである。
ソードマスターも悪くはないが、空中コンボができるのはリベリオンしかない。あとの2つの武器は空中戦でコンボを叩き込めない。
特にギルガメスの空中技は一つしかない上に、その技はそのまま急降下するだけで全く空中戦において意味がなく、しかもタメる事すらできない(3でもタメれないが空中技はある。DmCはタメれる上に空中で相手を叩き落とす技もある)。その技の名前は「ショッキング!」と言うのだが、確かにショックな出来だ。ご丁寧に!マークまで付いている。
ダークスレイヤースタイルは兄貴の見よう見まね(小説版でそう語っている)で閻魔刀を使うスタイルだが、とにかく技が少ない。次元斬は広範囲のイケメン技ではあるが、硬直が長い割に威力も微妙で、近距離と遠距離の2種類があり、技枠を潰している。
さらにゲーム史上最強のイケメン技である疾走居合もない。とはいえこの技は兄貴のDie名詞であるため使えないのは仕方ないが・・・。
Bトリッシュに電撃耐性がない
ダンテの相棒トリッシュは電気を操る力を持つ悪魔であり、敵にも電気を帯びた悪魔がいるのだが、そいつに攻撃しても普通にダメージを受けてしまう。この敵は近接技以外でダメージを与えると電気が剥がれるのだが、特に彼女は遠距離の火力に乏しいため(デビルトリガー消費の技を使えば強いが)、電気無効の特性が欲しかった。
あと彼女に関してついでに言うとハイタイムが出しづらすぎる。△+○の同時押しで出るのだが、この同時入力の受付タイミングがかなりシビアらしく他の技が暴発しやすい。これは良くない。本当に出しにくい。他のキャラの△+○技はたまに暴発が起きるぐらいだが、このハイタイムは特にタイミングが厳しく感じる。
ああもうひとつ言わせてもらうと、体術のリーチもかなり短い。特にローキックはどこを狙っているのかと言いたくなるほど攻撃範囲が限定的である。
C兄貴の回避性能が弱体化した
兄貴の技は3よりもかなり強化されている。集中(コンセントレイション)ゲージと言う若干面倒なシステムがあるものの、閻魔刀は技の出し終わりに即次元斬が出せるようになり、ベオウルフは3段階もタメることができ、フォースエッジは多段ヒットするようになった。よって攻撃の部分は文句のつけようがないほどに爽快である。コンボ動画も超イケメン動画が多い。
のだが・・・
しかし・・・
3で使えた回避技であるトリックダウン(下方・後方に瞬間移動する技)が4では通常時に使えなくなってしまった。
魔人化すれば3よりも高性能なトリックダウンを使えるのだが、普通の状態では使えないので回避手段はジャンプかサイドロールぐらいしかなく、敵の攻撃がかわしづらい。
また、敵に幻影剣が刺さった状態では確かトリックアップも使えなかったと思う。
つまり、
敵の攻撃動作中に瞬間移動で回避しようと思ったら敵の正面に瞬間移動してしまい、そのままモロに攻撃を食らうという事態が異常に発生しやすくなるのだ。
幻影剣を敵に刺しても敵はほぼ怯まないのでネロのスナッチ・ヘルバウンド感覚で敵に近づこうとすると痛い目を見る。
よって防御面では大幅に弱体化している。
この点が非常に残念だ。
やってみれば分かるが兄貴の被弾率はネロ・ダンテに比べて格段に高いはずだ。
兄貴の信条は「力こそ全て」なので、回避を考えるより圧倒的なパワーで敵の攻撃を潰した方が速くてテンポも良いだろう。ラウンドトリップは敵の動作を封じながら一か所に引き寄せることができるのでおススメだ。
Dキメラアサルト死ね
このゲームは3ほどウザい敵は多くない。
が、このゲームで最大のイライラ要因はこのキメラアサルトだ。
こいつは完全にプレイヤーをバカにしている。
いや、開発者の頭にキメラが湧いていると言わざるを得ない。
まずアサルトと言う敵が1で出てきたブレイドに似たヤツのこと(同一の悪魔だったかどうかは忘れた)で、小さい盾を持ったトカゲのような悪魔。コイツ自体はそこまで強くはない。
そしてキメラというのが他の悪魔に寄生する能力を持つクソ悪魔なわけだが・・・。
アサルトに寄生したキメラアサルトはあらゆる点で凶悪な性能になるのが問題であり、ノーダメージクリアが困難になる原因となっている。
まずコイツの体の中から寄生したキメラが刃物のように出て来て触れるだけでダメージを受け、さらにアサルトの攻撃頻度も飛躍的に上昇し、確か突進系攻撃の追尾性能も上がる。
そしてコイツらは一度に大量に出て来る上に最初から寄生された状態のヤツもいるため、近づくことすらできない。
結局逃げ回りながら遠距離攻撃して、隙を見て近接攻撃を叩き込むというチキンプレイを強要される。コイツが出てきただけでスタイリッシュゲーがいきなりただの作業ゲーと化してしまう。
4の中で最も悪い点がこのキメラアサルトの存在だ。
ちなみにキメラスケアクロウというザコも登場するがこちらはそこまで苦戦しない。
キメラアサルトは集団で素早く距離を詰めて何の前振りもなく攻撃してきて、怯んでいる間にキメラの攻撃も連続して食らうという状態になりやすいのがクソだ。
プレイした者にしか分からないだろうが、コイツだけは本当にイライラする。
E戦えないボスがいる
ダンテ編では、あるボスが既に死んでいるためそいつとストーリー上では戦えない。
ブラッディパレスでは戦えるが、そこまで行くのに1時間はかかる上に初心者は到達すら厳しいのでそのボスの練習試合の機会がほとんどないのが問題だ。
この問題を解決するためにはどのキャラでもどのボスとも戦えるような練習モードを出すべきだろう。
それとその死んだキャラはヒロインの兄で主人公とも深い関わりがあるのだが、エンディングでもその話題は一切出ない。
まあいきなりそんな話をするとシリアスシーンになってしまうので仕方のない部分ではあるが。
《総評》
無印版でもそこそこ評価は高いが、スペシャルエディション版になってさらにプレイの幅が広がったと言える。
バカみたいにこのゲームをやりまくり、それを見ていた弟もこの作品からDMCシリーズにハマるようになったので兄弟どちらとも思い入れの深い作品である。
爽快度:SS
難易度:B
熱中度:S
操作度:SS
スタイリッシュ度:SSS
総合:SS+
アクションゲーム好きならこのゲームはぜひプレイするべきだ。
【中古】Devil May Cry4 Special Edition 価格:2,894円 |
価格:518円 |
2018年06月07日
【ゲーム評価】デビルメイクライ3
「This blog is getting crazy.
Let’s Rock!」
「イカれたブログの始まりか
派手に行くぜ!」
前作とは違い良作として誕生した3作目
スタイリッシュクレイジーアクションと言う名の変態ゲーム
それがDMC3である。
その名の通り、技名やセリフ等にクレイジーが付くことが多い。
これぞスタイリッシュと言う感じでプレイヤーを魅了してくれるゲームだろう。
さらにいくつもの神のようなコンボ動画が投稿され、視聴者の目を釘付けにしている。
とはいえ、最初のDMC3はただの良作に過ぎなかった。
これが更なる昇華を遂げたのはスペシャルエディションが発売されてからだ。
ただのリメイク作品のどこが変わったのか・・・?
それは
「You shall die.」
兄貴が登場したからだ。
今作のストーリーは最も昔のストーリーで、魔界の扉を開くかどうかで揉めて主人公ダンテと双子の兄バージルが兄弟喧嘩するというものだが、この兄貴が超絶のイケメン・イケボであり、そして力のみを追い求めているだけあってクソ強い。兄より優れた弟など存在しない、ということが良ーく分かる。
その兄貴がスペシャルエディションでキャラクターとして操作できるようになったため発売日に即買いした。ただしストーリーはオープニングムービーが違うだけで、主人公と同じ道をたどる。
3のコンボ動画がネット上で投稿され、ヘビーメタルの曲のリズムに可能な限り合わせて編集を行い華麗に連続コンボを決める動画を見たのがきっかけでオレはゲーム脳に目覚めた。
それ以来、どんなゲームやBGMもリズムに合わせて操作する妄想をするようになった。
このゲームと兄貴とコンボ動画の影響を受けてゲーム脳という名のウイルスに感染してしまったのだ。それから人生をゲームやギャンブルに置き換え変換して考えています。
さらに数年後、1・2・3全てを収録し、画質が良くなったHDコレクションが出たのでこれも買った。
で、話を戻すが、DMC3は従来よりも圧倒的にイケメンアクションシーンが多く、またプレイングも最高難度でなければ比較的スタイリッシュにできるという点が魅力だ。
ではまた良い点を挙げていくとするか。
《このゲームの長所・改良点》
@多彩な武器の組み合わせ
良作である1でも近接攻撃は剣と体術の2種類しかなかった(武器の数はあるが、ほとんどが剣でありモーションもほぼ同じ)。
しかし3では5種類の武器と銃があり、その中からそれぞれ2つを選んで装備できる。
それによって色んな組み合わせで何度も遊べるということだ。
武器はR2、銃はL2ボタンでチェンジできるようになり、上級者は常にカチカチ音を立てながら武器を切り替えてスタイリッシュに戦う。
初心者には使いづらい武器もあるものの、真のイケメンデビルハンターになれば華麗に使いこなせるようになる。ちなみにぼくはネヴァンが全く使いこなせないです。
攻撃範囲が広いので敵をまとめて攻撃しようとしたら逆にリンチされていつも死にます。
兄貴は武器を選択できず遠距離攻撃も1種類しかない代わりに、武器を3つ所持している上に近接攻撃中も遠距離攻撃ができるため火力が高い。回避力が若干劣るが、□(近接攻撃)と△(遠距離攻撃)を押しているだけでも十分強い。
Aスタイリッシュムービー
今作のムービーは単純にカッコいい。
ダンテはハイテンションなノリで敵を煽り、バージルは冷徹に敵を叩き切って真っ二つにする。
アクションゲームが苦手なプレイヤーもムービーだけでも見る価値はある。
イケメンシーン、ふざけたシーン、熱いシーンなど見どころは多い。
あと、各ミッション開始前のムービーにはそのミッション数を表す何らかの演出が入る。
例えばミッション2ならさりげなーく移る看板に2の数字が書いてあったりする。
Bスタイル実装
今作での新要素としてスタイルを選択できるようになった。
回避力が高く敵を翻弄するトリックスター
近接武器の技が追加されるソードマスター
銃器が強力になるガンスリンガー
敵の攻撃をガードできるロイヤルガード
時間の流れを遅くするクイックシルバー
分身能力のあるドッペルゲンガー
の6つから1つを選べる。
武器の組み合わせも多いがスタイルによってさらに戦術が増え、同じステージでも違った戦い方ができる。
ロイヤルガードはクセが強く初心者には厳しいスタイルだが、上級者は上半身裸のコスチュームで敵の猛攻を全てガードする変態プレイをすることがある。
Cスタイリッシュランクゲージ
今作からはスタイリッシュランクがゲージで表示されるようになり、時間経過でゲージが下がっていく。また、スタイリッシュプレイ促進のため同じ技ばかりを使っていてもランクが上がりにくくなった。さらにダメージを受けると2ランク下がってしまう。
その代わり敵を複数巻き込んで攻撃するとあっという間に最高ランクまで到達するので爽快感がある。挑発も大きくゲージが上がり、デビルトリガーゲージも多分1、5ぐらい増える。
ランクが高いと挑発時のセリフが変わったり、攻撃技が若干強化されることがある。
DBGMがイケメン
今作はBGMに歌が付いていて、大抵歌詞は同じようなものだがどれも良質である。
さらにBGM挿入のタイミングが完璧で、ちょうど歌い出しに入る瞬間に戦闘になりNOWLOADINGのロード画面に突入するのが最高である。DMC3ではこのローディング中にNOWLOADINGの文字を斬ったり撃ったりできたのだが、スペシャルエディション版ではできなくなってしまった。
おかげでリズムに合わせてNOWLOADINGを攻撃できないじゃないか。
なんだい、せっかくのってきたのによ〜 あっけないヤツだぜ!
最新のHDコレクション版ではロード自体がなく快適であるが、個人的には読み込んでなくていいからNOWLOADINGの画面を表示してほしかったと思う。
あと、4でもNOWLOADING中に何もできなかったのでそこはちゃんと攻撃できるようにしてほしい。ロード中は何もやることがなくて手持ち無沙汰なため、BGMに合わせてボタンを押すくらいしかできないのだ。
ゲームにおいて何もできない待ち時間はイライラするので何かしらの策を用意すべきだ。
特にTASの動画でも待つことしかできない時はBGMに合わせて踊ったり変態プレイをすることが多い。
大分話がそれたが、とにかくBGMは全体的に良好。
Eトリガーバースト
魔人化はL1ボタンでできるが、この時パワーを溜めることができ、デビルトリガーゲージを消費して衝撃波みたいなのが出る。
これを最大までチャージして放つと相当な威力になる。
少し溜めただけだと弱いが、敵を怯ませる効果は多少あるので使える場合もある。
このトリガーバーストは3にしかなく、以降の作品には取り入れられていない。
今作は魔人化しても攻撃力は僅かにしか上がらないのでトリガーバーストを活用できるようになると瞬間火力を出しやすくなる。
Fエネミーステップ
これは敵を足場にしてジャンプすることのできる技なのだが、踏み台にするのが目的ではない。
この技で敵を踏むとあらゆる動作をキャンセルできるのが最大の利点である。威力の高いベオウルフやショットガンなども攻撃した瞬間にキャンセルして攻撃というように連発でき、これを知っているのとそうでないのとではえらい差が出る。
特に兄貴のエネステ連斬は誰もがやるだろう。
さらに地上に着地した扱いになるため、空中で一度しか使えない技も敵を踏み続ける限り何度でも使えるようになる。
続編以降でも重要なテクニックとして扱われ、4ではこの技を購入しなければ使えなくなった。
1でもエネミーステップ自体はあったのだが、空中戦に乏しすぎるため使う機会はあまりなかった。
・・・・
・・・・
うーん、良い点これだけだったか?
他にもありそうだが思いつかないな・・・
とはいえこのゲームのウリはスタイリッシュさが全てなので別にいいのだが・・・。
《このゲームの欠点》
@最高難度の敵が強すぎる(硬すぎる)
1もボス戦がかなり難しかったが、雑魚戦は魔人化さえあれば何とかなった。
しかし今作はザコ敵ですら囲まれるとあっという間にボコボコにされる。
さらにデビルトリガーを引かれると全然怯まないので、怯ませやすいショットガンやミサイルランチャーで敵をまとめて、または1体ずつ処理していくようなチキンプレイ・作業ゲーになりやすい。
1対1なら敵が硬くても怯ませさえできれば怒涛のコンボが叩き込めて爽快なのだが、複数の敵に囲まれると途端に面倒で激ムズな、全く別のゲームと化してしまう。
つまりスタイリッシュゲーではなくなってしまうということだ。
自分の下手さもあるのだろうが、それを抜きにしてもこのモードは難しすぎる。
前回も話したと思うが、のけぞらない上に攻撃力のバカ高い敵が複数出てきたら全くコンボにならない。逃げ回って敵がカメラに映らないようにしてチャンス時に攻撃するというクソダサいプレイングになってしまうので今作の最高難度は超絶につまらない。ベリーハードで普通ぐらいの感じか。とにかくデビルトリガーは引かないでください。
A魔人化が弱い上にダサい
今作はまだ主人公が若い頃の話で、この時初めて悪魔の力に目覚めるがそのせいなのか魔人化のパワーアップ感がほとんどない。せいぜいのけぞりにくくなりゴリ押ししやすくなることと、トリガーバーストの威力が強いことぐらいしか恩恵がない。
一応攻撃力・防御力上昇、体力回復、スピードアップ、スーパーアーマー+各武器に応じた恩恵が得られるが、それでもやはり他の作品に比べるとどう考えても弱い。
あと金子一馬氏が手掛けた魔人化のデザインは金子魔人と呼ばれているがあまりイケメンとは言えない・・・。
なので3ではあまり魔人化したいとは思わない。
兄貴はトリガーゲージが溜まりやすい上にゲージを消費して強力な遠距離攻撃ができるのでまだいいが・・・。
Bベオウルフのチャージ攻撃がショボい
ダンテ・バージル共に装備できる格闘武器だが、ダンテのみ溜め攻撃ができる。
では溜められない兄貴は弱いのかと言うとそうではない。無論溜められた方が良いに越したことはないが兄貴は溜めずとも威力の高い体術を繰り出せる。あと声とモーションがイケメン
問題なのは弟の方だ。別に威力が弱いわけではないが、溜めた時のエフェクトがないのが問題である。掛け声は変わるが、いくら溜めても強化された感じがせず実際にそこまで威力は変わらない・・・ように感じる。このタメ攻撃に一切の気持ち良さがない。タメて演出が変わるのはディバインドラゴンという技のみであるが、これよりも早く出せる威力最強の技があるので若干見劣りする。
1や4はチャージ攻撃の演出が分かりやすく威力も大幅に上がる。特に1はナイトメア装備して魔人化状態でチャージして殴るとアホみたいにダメージが出る。しかし3はエフェクトがない上に威力上昇が分かりづらい。実際には威力は上がっているが、あまり大きな変化を感じたことはないのでここは欠点としてみなす。
あと4の兄貴は溜められるようになり、最高までチャージすると昇龍裂破が発動し、威力が最強クラスになる。やはり兄貴の方が強いですね。
ベオウルフは威力は高いもののせっかくのタメ攻撃の爽快感が少ないのが惜しいところだ。
Cスタイル・装備変更について
多数の武器とスタイルの組み合わせを楽しめると話したが、これにも問題点がある。
これらを変更するためにはミッション開始前にカスタマイズするか時空神像を調べるかしなければならないが、この変更に若干のロード時間がかかる。
4やDmCはボタン一つで即切り替えできるし、ベヨネッタでもメニュー画面で10種類ぐらいある武器から選んで変更できるが、この作品は変更するたびに手間がかかりテンポが悪い。
よって装備変更が面倒になり、自分の気に入った装備とスタイルで遊び続けることが多くなりがちである。
4ではリアルタイムでスタイルチェンジができるようになったが、3をリメイクする場合はこのシステムを導入すべきだ。
即スタイルを変えられる上に色んな戦術が使える。
トリックスターのダッシュの硬直時間をロイヤルガードでキャンセルして再びダッシュを発動するといったようなプレイングもできる。変態プレイヤーになると戦闘中普通に走らず、そういう移動方法をするようになる。
4はリアルタイムスタイルチェンジによってテンポロスを解消した上に取れる行動の選択肢を増加させている。この点が4の最も大きい評価点である。
また話が逸れた。
もう一つはクイックシルバーとドッペルゲンガースタイルについてだが、
この二つは発動中デビルトリガーゲージを消費する。このゲージは最大で10まで増やすことができる。
正確にはカウントしていないが多分1秒に付き1個減って行く感覚なのだが、ドッペルゲンガースタイルは発動中必ず魔人化状態になるため最大で5秒ぐらいしか発動できない。
もう一度説明すると、
クイックシルバーは時間を遅くして一気に敵を叩けるスタイルで、
ドッペルゲンガーは分身して実質2倍の威力で攻撃できるというスタイルだが、
どちらもソードマスターやガンスリンガーのような技がなく通常攻撃しかできないため火力不足になりがちである。さらに今話した発動時間の短さもあって旨味が少ない。
よって使いづらいスタイルになってしまうというのも大きな欠点だ。
まずスタイルを4つから1つ選び、それからクイックシルバーかドッペルゲンガーの能力から1つ選んで使えるという形式にすれば良かったのではないかと思う。
Dスタイリッシュプレイにとって明らかに不要な敵がいる(特に高難度)
スタイリッシュゲージを上げるためには可能な限り同じ技を使わず連続でコンボを決め、かつダメージを受けないことが基本となるが、それができない、または困難な敵が何種類かいる。
まずその筆頭候補がデュラハンという悪魔である。
コイツは前方からの攻撃無効な上に盾に触れると微弱なダメージを連続して受けるので即スタイリッシュランクが最低になる。なので後ろに回り込んで攻撃する必要があるが難易度が上がると回り込むのも難しくなる。しかも体力が低く、ちょっとのコンボで即死ぬのでスタイリッシュランクもほとんど上がらない。コイツの存在は無意味だ。さっさとゲームから除外されろ
次にソウルイーターと言うクソ悪魔だ。
コイツは自分が正面を向いていると姿を消し、攻撃が届かなくなる。
難易度が低いうちは銃を撃つとすぐ死ぬのでいいが、最高難度になると倒すのに時間がかかる上に突進攻撃を多用してくる。この突進は連続(往復)でやってくる上に魔人化していても何故か1発食らっただけで吹っ飛ばされるため、ゴリ押しで倒すこともできず凄まじく面倒な戦闘になる。コイツが複数出てきたり他の敵と一緒に出て来ると死ぬほど鬱陶しい。
それからコイツはカメラに写っていなくても突進攻撃をしてくるので他の敵に気を取られていると食らいやすいのもストレス要因だ。一応突進攻撃の前に奇声を発するので前兆は分かるがそれでもムカつく。
次にエニグマという最凶の悪魔
遊戯王のボーガニアンみたいなヤツ
コイツは遠距離から魔力の矢を撃ってくる敵で低難易度ではクソザコ悪魔なのだが、最高難度ではゲーム中でも最強クラスの恐ろしい敵と化す。
この敵は逃げ足の速いタイプが存在し、ソイツの逃げるスピードは突進技のスティンガーですら捕らえられないので壁際に追い詰めてハメるしかない。
さらにデビルトリガーを引くとほぼ怯まず、かと言って近づこうすると至近距離で矢を食らう。
この矢はまともに食らっただけで瀕死級のダメージを受けるので後が無くなり、障害物のない場所ではうかつに近づくことすらできない。
結果的に画面の外に追いやって銃で攻撃するチキンプレイになることが多く、スタイリッシュな戦い方がまずできない。
ブラッディパレスでも広間の中に複数登場してすごいスピードで逃げ回るので本気で殺したくなる。
失せろ 三度は言わん
次に終盤で戦う大ボス、アーカムについて
コイツの体力を半分まで減らすと兄貴が助太刀に来て共闘するという最高に熱い展開になる(余談だが遊戯王ゼアルの終盤の展開はこのゲームに似ている)のだが、最高難度が超鬼門の作業ゲーになるせいで萎える。他の難易度ならいいが・・・。
で、兄貴が参戦した場合、自分のスタイルが強制的にドッペルゲンガー仕様に変更される上に何故か魔人化もできなくなるので大苦戦する。(この時2Pも操作できるので友達を呼ぶなりして体力無限の2Pに頑張ってもらうのも手だ)
さらに難易度が上がるほど触手ミサイルを連発してくるのだが、このミサイルの威力と追尾性能が凄まじく高く、常に回避行動を取っていても当たることがある。
そもそも敵がゴチャゴチャしていてこのミサイルが見えづらいのも問題で、HDコレクション版でやっと多少見えるぐらいの感覚だ。
このミサイルさえなければ勝てるが、連発されるため当たりやすくて1発のダメージもデカく、さらにスタイルと魔人化が使えないので必ず長期戦になるので死にやすい。
死んだら1人でまた最初から体力を削らなければならないのでやる気が失せる。
とにかくミサイルを躱すことが最優先のプレイになるのでこの戦闘もスタイリッシュに戦えない。
E同じステージが多い
今作は塔の中がメインの舞台になり、一度てっぺんまで登った後登場人物が3人とも全員何故か自ら飛び降りるのでまた登り直しになる。その後、塔の構造は変わるものの、結局は似たようなステージを進んでいくだけになり、ステージ自体はあまり面白いとは言えない。無論戦闘は好きだが・・・。
特に塔に入ってすぐのミッション4と5は道に迷いやすいので初心者は辛い。
また、ミッション15にも面倒な仕掛けがあり、時間がかかりテンポが悪い。仕組みが分かっていれば苦労はしないが、それでも仕掛けを何度も攻撃して作動させる必要があるのでやはり手間がかかる。
Fクレイジーコンボの連打数について
特定のコンボ中にボタンを連打するとクレイジーコンボが発動するようになる。大抵が広範囲またはラッシュ攻撃なので、敵をまとめてこれを発動するとスタイリッシュランクが一瞬で上がる爽快なコンボである。
これ自体はいいのだが、問題なのは連打が厳しくて発動しづらい技があることだ。
普通のクレイジーコンボは事前入力受付時間があるのでただ攻撃ボタンを連打していれば発動するが、ディレイ技のクレイジーコンボは少し間を空けてからボタンを押すという関係上連打が厳しく、指を痙攣させるぐらいの勢いで連打しなければならないので手が疲れる上にコントローラーにも負担がかかる。
さらにターボモードの設定だとゲームスピードが1、2倍になるので余計に連打が必要になってしまう点も問題か。
一応敵に攻撃を当てるとヒットストップがかかるのでそれも考慮するとやりやすくはあるが、技を試そうと素振りするときがやはりキツい。
もう少し連打の条件を緩めにしてほしかった。
このようにシリーズ最高傑作と言われる3にも欠点は多くあるのだ。
しかしそれを差し引いても良作ゲーと言える。
あー疲れた。ゲームの評価をするなら自分の好きなこのシリーズを真っ先にやるべきだったが、なぜ今までやらなかったかがようやく分かった。
話すことが多くて疲れるからだ。
《総評》
爽快度:SSS
操作度:S
難易度:SS
熱中度:SS
スタイリッシュ度:SSS
総合:SS+
思い入れのあるシリーズのため私情を挟んでいる部分もあるが客観的に見ても良作ゲーであることは間違いない。
しかし改善すべき部分もそこそこあり、神作とまでは及ばなかった。
不満点を解消できればゲーム史上でも伝説級の神作になることだろう。
移植ではなくリメイクしてスタイルリアルタイムチェンジできるよう早くしてくれ〜
あと早くスパーダ(父親)のストーリー作ってくださいね〜
価格:2,592円 |
価格:33,000円 |
【ゲーム評価】デビルメイクライ2
この作品はスタイリッシュアクションの2作目
・・・
ではない。
新たなジャンルを引っ提げて登場した。
その名は・・・
モッサリッシュ
ローリングアクションである。
コイツは酷い。1と比べて大半が大幅に劣化している。
モーション、武器、銃、敵、主人公の性格など、何をどうしたらこんな黒歴史ゲーになるのかと言うほどクオリティーが低下しているのだ。
Don’t speak. Just die.
さて、何から話すかな・・・
クソな要素が多くてどこから話せばいいのか分からないなー。
じゃあまずは良い点・改良点から挙げよう。
@走るスピードアップ、回避力向上
1では遅かった移動速度が若干速くなった。
ただしローリング移動した方が速いので、タイムアタックのようなプレイ動画では間違いなく主人公は常にゴロゴロ転がりながら移動している。
走ることがNG行為であるかのようにいつも必ず飛び込み前転でありローリングゲーと化している。
1ならイケメンスティンガーで移動できたが2の移動方法は気持ち悪すぎて笑えてくる。
とはいえ回避行動(前転・横転・バク転)は〇ボタン一つでできる(厳密に言うと左スティックもだが)ため容易であり、移動と回避にも使えるというのはやはりメリットと言える。
敵の攻撃をギリギリのタイミングにバク転で回避すると爽快な上にスタイリッシュランクも上がる。
A銃を切り替えられるようになった
L2ボタンで4種類の銃を切り替えることができる。
1ではいちいち装備画面で変更しなければならなかったのでテンポが悪かった。
銃はハンドガン(2丁拳銃)・ショットガン・マシンガン・ミサイルランチャーの4つで、どれも強力なのだが・・・
銃についての不満点は後述しよう。
Bクリアすればミッションを選択できるようになった
1では好きなミッションを選んでスタートすることができなかったので、当然続編では改良すべき点であり長所としていちいち挙げる必要もないが、このゲームの良い点は少ないので仕方ないね。
C真魔人化ができる
この作品でのみ、瀕死状態の時魔人化すると通常よりも強大な悪魔に変身できる。
体力も回復するため、逆転のチャンスになりやすい。
この点だけは評価できる。しかし、これ以降の作品では真魔人化システムは取り入れられていない。
Dクリア特典のブラッディパレスモード
次々と現れる敵をなぎ倒していくステージ。難しい+クソ敵が多いので僕はクリアをあきらめた。
このモード自体は評価でき、続編全てにこのモードがある。
Eプレイアブルキャラクター増加
もう一人の主人公ルシアのストーリーもあり、バイオ2のようにボリュームがアップしている。まあほぼ同じステージを行ったり来たりすることが多いので結局水増し感が強いが。
また、隠しキャラとして主人公の相棒トリッシュを操作できる。動きは1の主人公のモーションのほぼパクリだが、2の動きよりよっぽどマシである。つーか主人公にその動作をさせろよと言いたい。
長所はこれぐらいか。
では今から欠点を話していこう。
少し長くなるかもしれない。
@近接武器について
1でも武器は数種類あり、剣と格闘攻撃があったが、2では剣のみしかない。
剣は3種類あるが攻撃モーションは全く同じでリーチと攻撃力が異なるだけである。
しかしPS2版ではバグ(ミス)によって攻撃力が3種類とも同じであり、リーチのみが違うらしい。よって最もリーチの長い武器を使うのが効率的になってしまっている。
格闘武器がないのも致命的な劣化点である。一応ジャンプ中にキックしたり着地後に体術は使えるが、とにかく武器が1つしかないのは絶対あり得ない。スーパー劣化の黒歴史である。
Aモッサリッシュアクション
武器がクソなら動きもクソである。
そもそも剣の振りが遅い。遅い上に行動のキャンセルもできない。唯一キャンセル可能なのは魔人化した時ぐらい。
なので敵が攻撃動作に入った時に攻撃しようとすると回避が間に合わない。
かといって回避しようとすると敵の攻撃の前兆時から待つ必要があるのでテンポが悪い。
それから敵に剣が当たるとヒットストップが発生しさらに動きが遅くなる。
とにかくもう爽快感が薄いのだ。モンハンと同じぐらいの低レベルである。いや、それ以下かもしれない。この出来でよくスタイリッシュハイアクションなどと自負できるものだ。
また、通常コンボの掛け声もダサく、
「フッ、フッ、シッ、ヤー!!!」
と言いながら攻撃する。
「フッフッシッ」と検索するだけでDMC2に関するサイトがいっぱい出て来るよ。
それだけ多くの人の耳に残る音声だよ。
あと効果音にも爽快感がないことも欠点だ。
B銃について
主人公の愛用する2丁拳銃エボニー&アイボリーだが、主人公はマシンガンのような速さで銃を連射するのでそれに耐えられるように設計されている銃であり、その連射性が魅力である。しかし今作では連射が遅い。遅すぎる。命中率はともかく、下手すると普通の人間より遅い。つーかオレの方が速い。レインストームという技のみ若干速いぐらいで、本当に爽快感がない。
そもそもマシンガンという銃器が存在している時点でエボアボに連射力はないですと言っているのと同じだ。このゲームの開発スタッフは何も分かっていない。一応威力はそこそこあるが・・・。
さらにこのゲームは一言で言うと銃ゲーである。
先述の通り、剣は遅い上にダメージを受けやすいので戦いにくい。
で、銃を遠くから撃ってたまに転がりながら回避していれば大体勝てる。
特にミサイルランチャーの威力が高く、ザコ敵を吹っ飛ばしてくれるのでミサイルゲーになりがちである。
ゴロゴロ転がりながら銃をバンバン撃つ・・・これのどこにスタイリッシュ要素があるというんだ?
C挑発がない
主人公は今作はやたら寡黙であり、挑発的な行動やセリフがない。
アクション面でもスタイリッシュランクを上げるのに重要なのにもかかわらず挑発動作がない。やはり製作者は死刑にした方が良い。
あとついでに言うとスタイリッシュランクは何も行動しないとコンボが途切れるのだが、ゴロゴロ転がりながら遠距離攻撃することが多くなるのはそのせいでもある。
挑発することで敵を向かって来させやすくして同時にスタイリッシュランクも上昇する・・・とかなら良かったのだが・・・。
D必殺技スティンガーの超劣化
主人公の代表技スティンガーがあまりにもクソすぎる。
他の作品では全て移動距離が長く、迫力のあるイケメン技だが、2ではありえないほど弱くて遅くてダサい。開発者は一体何を考えてこのアクションゲーを作ったのか?
Eストーリーが地味
何がしたいのかよく分からないし、全体的に暗くて見えづらい。
PS3のHDコレクションでようやく見えるようにはなったが。
ミッション開始時の変な文章も意味不明で、何を表しているのか全く分からない。
一応そのミッション内容の暗示らしいが、何度見ても理解不能。
Fボスがクソ
ボスの大半はザコ戦以上に面倒な作業ゲーである。
銃を撃っていれば倒せるが、スタイリッシュさの欠片もない。
かと言って近づくと反撃を食らうことが多い。
あとボスやザコの名前の文字が小さくて読めないし、イケメンの敵キャラもまずいないので名前が全く覚えられない。興味が湧いてこない。しかも色違いが多いという手抜き仕様である。
つまり敵がクソな上に存在感もない。これではやる気をそがれて当然だ。
Gハメ技を持つ敵がいる
このゲームの敵に「ゴートリング」「ブラッドゴート」「アビスゴート」という山羊の頭をした悪魔がいる。詳しくは知らないが、こいつらの中には空を飛ぶタイプがいて、ホーミング性能のある弾を一度に何発も撃ってくるのだが、ブラッディパレスを進み続けるとコイツらが大量に出て来てその弾だけを撃ち続けてくる。
これをやられると回避するのに精いっぱいでほぼ攻撃のタイミングがなくなる。
敵は空中に滞在しているので銃で撃ち殺したいが、ある程度ステージを進み続けると敵がデビルトリガーを発動してのけぞらなくなるため、こちらが容赦なく殺される。
さらにこの攻撃は空中で一発でも食らうと吹っ飛ばされ地上に落とされるのでやはり反撃のしようがない。デビルトリガーゲージを溜めて魔人化して銃で殺すしかないが、1匹殺すだけで時間がかかるので気が遠くなる。
ちなみにこいつらは死ぬ度に必ず
「オオオオオオオオオオーーーーーウ」
という断末魔を発する。最初は笑うが、だんだん殺意が増してくる。
このゲームは頭がおかしい。辞めたくなりますよこんなことされたら。
H画面外からの攻撃
3や4では画面内にいない敵は攻撃動作に入らない(1は忘れた)という特性があるが、2では見えようが死角からだろうが普通に攻撃してくる。このせいで不意打ちダメージを受けることが多い。特にヘリコプターと戦闘する場所では、ヘリがカメラ外の上空に行って追尾性の凄いミサイルをいきなり撃ってくるので避けづらいことがある。
I成長要素が薄い
このゲームでは技を最初から覚えており、プレイヤーのパワーアップ要素はアイテムでライフやデビルトリガーゲージを増やすことと、レッドオーブ(金のようなもの)を消費して剣や銃の攻撃力を上げるぐらいしかない。
確かに技は全て覚えていた方が良いかもしれないが、成長要素がないと強くなった実感がわかないし、何より君弱体化したしダサいじゃん。
さらに一部の技はコマンドが載っていなかったはずだ。
ショットガンの技や滞空中の技などはいくつかあるが、説明がないので自力でコマンドを探し当てるか攻略サイトを見るしかない。
その説明をしないなら技を購入できるようにしてその説明文にコマンドを表示しておけよと思う。
このゲームの技は出し方が分かれば簡単だが、何も知らない状態だとわかりづらく、左スティックを倒しながら攻撃とか、R1を押しながら攻撃するかどうかによって技が変わるなどといったようなことがあるのでとにかく戸惑いやすい。
J怯まない敵がいる
これは他の作品にもいるが、スタイリッシュアクションなら華麗な連続コンボを決めたいわけで、のけぞらない敵がいるとコンボにならない上にテンポも悪い。高難易度になるほどゴリ押しができなくなるので余計ストレスに感じる。
確かにアクションゲーム全体で見ても怯みにくい敵がいることは多いが、その場合も弱点を攻撃したり、連続で攻撃すると怯むような仕様にするべきだろう。ボス戦なら攻撃を一気に叩き込める瞬間を作るべきで、1にはちゃんと明確なチャンスタイムがあった。
あと怯まない敵を集団で出させるべきではない。敵が集団でゴリ押して来るので捌くのが超面倒な作業になる。
コンボアクションゲーで大事なのは敵を怯ませられるどうか、それと地上・空中の両方でイケメンコンボができるかどうかだ。
Kスタイリッシュランクがクソ
先述したが今作のスタイリッシュランクは何もしないでいるとコンボが途切れ最低ランクからやり直しになる。3や4ではランクゲージが下がっていくだけだが、2は一気に0になる。1も確かそうだったか・・・。
なので転がり続けて銃を撃ち続ける傾向になりやすい・・・というのも何度か言ったと思うが・・・。
何がクソかと言うと、ミッションクリア時の評価にスタイリッシュアベレージというのがあることだ。
このアベレージで良い評価を得るには常に戦闘で高いスタイリッシュランクまで上げていなければならない。低いランクのままコンボが途切れるとアベレージが下がり、ランクを上げようとすると敵がすぐに死んでランクを上げられず、低いランクが2連続で続くようなことになりやすい。
その結果平均ランクも下がりやすくなるのでクソである。
Lウォールハイクの暴発
2で追加され3でも出せる、壁を駆け上がる回避技だが、これが凄まじく暴発しやすい。
壁際で回避行動を取ろうとすると大体間違ってこの技を出すことになる。
コマンドは確か壁際にいる時に左スティックを倒しながら〇ボタンだったか?
戦闘中の回避は大抵の場合左スティックを倒していることが多いため頻繁に暴発する。
しかも壁を走る時間が長いためコンボが切れやすくなり、ストレスが溜まる。
やってみれば分かるがすごくイライラする。
あと確かシークレットミッションの部屋に入る時も〇ボタンで調べる必要があったと思うが、これで部屋でない場所を調べた時も大体ウォールハイクが発動してムカつく。左スティックを倒していなくても結局壁に向かってローリングするのでどっちにしても腹が立つ。
その上シークレットミッションに入れる部屋は分かりづらいことが多いので探す気が完全に失せる。このミッションをクリアしていくとライフアップのアイテムがもらえるが、それがどうでも良くなるぐらいに苦痛である。
賛否両論点
ディレイコンボがなくなった
他の作品では剣の攻撃後、少し待って攻撃ボタンを押すと別のコンボに派生するのだが、2での派生コンボは左スティックを任意の方向に倒すことによって発動する。
普通のニュートラルコンボは「フッ、フッ、シッ、ヤー!」になるが、2回目の攻撃後に左スティックを倒しておくと「フッ、フッ、ヤアッ、フッ、フッ、フェーー!!」になる。
やったことのあるプレイヤーには分かるはずだが、知らなければ何を言っているのか分からないだろうから攻撃モーション集の動画を貼っておこう。
ダサい攻撃が見れるよ。
ああ・・・もう疲れた。このクソゲーのためにこれ以上時間を費やしたくない。
《総評》
このクソゲーの評価は・・・
爽快度:C
操作度:C
難易度:B
熱中度:C
スタイリッシュ度:B
総合:C
DMC2は通常のアクションゲームとしても普通未満だが、ここまで続編がひどかったゲームも珍しいだろう。
しかしとは言え3は良作として出ているため2の反省点は活かせているということか。
でもやっぱり2を生み出したスタッフは死刑クラスの重罪だと思っている。
プレイするのも苦痛な上にブログ書くのも面倒だったこのゲーム
早くPS4でイケメンリメイクしてくださいね〜
価格:2,592円 |
価格:280円 |
【ゲーム評価】デビルメイクライ1
まだオレがガキの頃、とあるゲームの宣伝を見てグッと来たんだ。
そのゲームは敵を剣で斬り付け、空中に浮かした後、銃を連射して倒すというものだった。
さらに格闘攻撃もあり、ボスらしき敵を左ストレート→右ボディ→左ハイキック→右踵落としのコンボで攻撃していた。格ゲー以外で肉弾戦を繰り出すゲームはあまりなかった気がするのですさまじく興奮したのを覚えている。
(・・・と思って今宣伝の動画を探したが、格闘攻撃のシーンはなかった。おかしいな。これを見たからこそこのゲームが欲しくなったんだが・・・。)
ああ・・・カッコええ・・・
それがこのゲームの宣伝の印象だ。
当時小学生だったため、そのゲームを持っていた友人に借りてのめりこんだ。
難易度NORMAL、HARDまでクリアした。
DANTE MUST DIEという難易度は読めなかった上にクリアも断念した。
3戦目のネロアンジェロが強すぎたのだ。
まさかこのボスキャラが後にオレをゲーム脳に目覚めさせるとは思わなかったが、それはDMC3の話だ・・・。
さて、ではこのゲームについて話そう。
この作品は悪魔と人間のハーフである主人公が母親の仇を探すために便利屋を開いて悪魔退治の依頼を引き受け、片っ端から悪魔を狩るというストーリーである。
と言ってもモンハンのようにクエストを受注するわけではなく、ただストーリーに沿って進むアクションゲームなのだが。
さらにモンハンと違い、このゲームの醍醐味は爽快感にある。
敵を斬り、ぶん殴り、銃で撃ちまくりながら戦う。
銃は自動ロックオンの上に無限に撃てるのでストレスも溜まりにくい。
近接武器は全部で5種類、遠距離武器は4種類(あと水中でしか撃てない銃が)あり、状況に合わせて使い分けることができる。
しかし、武器を変更する場合、メニューを開いてわざわざ装備変更しなければならないため面倒である。一部の武器のみR3を押せば切り替えられるが、隙ができる上に空中では変更できない。これによりテンポロス+コンボの幅減少の要因になっている。
そこがかなり痛い欠点である。
・それから空中戦について
このゲームでは敵を空中に打ち上げ追撃することができる。浮かんだ敵をハンドガンで蜂の巣にするとほぼ無力化できて気持ちいいのだが、それ以外にはあまりできる攻撃がないのも難点だ。さらに剣・格闘攻撃は両方とも空中で繰り出すと敵を吹っ飛ばし自分も着地してしまうのでコンボにならない。
宙に浮いた敵にコンボを決めるには地上で剣を振るうか、銃を撃つぐらいしかない。ちなみにハンドガンは空中で撃った方が連射速度が速い。
3や4では華麗に空中戦ができるのだが、1と2ではできる攻撃が限られ過ぎている。
・魔人化について
デビルトリガーゲージを消費し続ける代わりに発動でき、発動中は圧倒的にパワーアップする上に専用技も追加される。この魔人化状態は1と2が強い。3は初めての魔人化なので最弱、4はそこそこ強いと言った感じなので本作は問題ないだろう。
最高難度では時間経過で敵もデビルトリガーを引いてアホみたいに強くなるため、そうなる前に倒した方がいい。もし発動されたらこっちも同じ状態になるしかないぜ。通常の攻撃ではほぼ怯まなくなるからな。
・移動速度について
もう一つの短所が走るスピードの遅さだ。
主人公の代表技にスティンガーと言うのがあるが、これを連続して繰り出す方が移動速度が速くなる。
魔人化すると許容範囲になるが、それでも普通か。人間の方が速いかもしれない。
4になってようやくダッシュスピードが強化された。
走るのも気付くのも遅すぎるぜ
・主人公のクールさとダサさ
この主人公は基本的に、クールに軽口を叩いてボス敵を挑発する。
3や4ではもっとハイテンションでふざけるようになり、2はクールではあるもののまるで人が変わったかのように無口である。
1の主人公もカッコよさはあるが、どちらかと言うとムービー中はダサさの方が目立つ。
主人公ダンテは舐めプをよくやるため、わざと敵の攻撃を食らうことも多々あるが、1のムービーは食らい方がやたらダサい。
剣で心臓を貫かれようが地獄の業火で焼かれようがびくともしない時もあれば、ちょっと敵の攻撃を食らっただけで「オアッ」とか「アアアアアア〜〜〜!!!」とか言うし、しまいには地面が抜け落ちて「ワッ、ワッ、ワーーーーーーー!!!」とか言うし、軽口を叩く割にやられ方が変なのだ。
まともにダメージを食らうムービーがあるのは3ぐらいで、あとは無傷だったりわざと食らったりするだけなので、カッコ悪さは特にない。
あと主人公には双子の兄貴がいて、この兄貴は主人公をはるかに超えるイケメンキャラなのだが、それは3の記事で話そう。
・挑発について
戦闘中に敵を挑発し、デビルトリガーゲージを回復させることができるという大事な要素がある。ただし1では何のセリフも無いので地味である。2に至っては論外で挑発がない。だからクソなんだお前は。3や4ではカッコいいセリフと共に挑発できるため、コンボの締めや敵を倒した後に挑発するというプレイングができる。大抵のコンボ動画では挑発を行っているため、このシリーズにおいて挑発がいかにスタイリッシュなことかが分かるだろう。
さらに4では一部の挑発動作に攻撃判定が付くことがあり、それを使って敵にトドメを刺したりすることもできるので是非ともイケメンプレイを目指したい。
1はただデビルトリガーゲージを得られるだけなので、もっとこうカッコよくしてほしかった。
何度も言うが、このシリーズにおいて挑発は超重要でイケメンな要素である。
挑発と言うと悪いイメージを抱きがちだが、このシリーズではスタイリッシュアクションとして機能しているのだ。
無論挑発しなくても問題なくクリアできるが、苦手なプレイヤーでもせめて3や4の動画で挑発しているコンボ動画を見て欲しい。絶対イケメンなので。
・特殊やられシーンについて
1のみ、特定の状況下で敵の攻撃を食らって死ぬと専用のゲームオーバーシーンになる。
もともとこの作品はバイオハザードの新作開発中に生み出されたらしいのでグロい殺され方をする。2以降ではこういう演出はなくなってしまったが。
とは言え普通にプレイしていてもめったに見れるものではないのでわざとやられるしかない。
ありがちなのはシャドウの自爆攻撃に巻き込まれて死ぬパターンと、ファントム系の敵の前に不用意に立って食い殺される時ぐらいか?
それからエネミーファイルの特徴も1のみである。
敵の行動や攻撃方法、弱点などが記載されるようになるのだが・・・。
敵の情報を見るためにはその敵の攻撃を発動させたり、弱点を突いて攻撃するなどしなければならず、上記の即死攻撃もおそらく食らわないとファイルの情報に追加されないと思われる。それじゃあ敵の知りたい情報が見れないじゃないかと思うかもしれないが、2以降のエネミーファイルでは敵の身分や立場などが書かれているだけで細かい攻撃方法などが書かれていないので、それはそれで拍子抜けする。
やはりエネミーファイルは1の書き方が一番良かった。
あ、あと1の攻略本は読んでいて面白かった。攻略サイトとは一味違った情報が見られるのでおススメだ。ブックオフなら100円ぐらいで売っているかもしれない。エネミーファイルも全部載っていたような気がする。
以上のように粗はあるものの派手で斬新なアクションゲーであり、スタイリッシュアクションというジャンルを確立した良作ゲームである。
《このゲームの評価》
爽快度:S
操作度:A+
難易度:S
熱中度:S
スタイリッシュ度:SS
総合:S
スタイリッシュさは評価できるが所々に穴があるような感じだ。
これからバイオ2もリメイクが出そうだし、龍が如くシリーズも0のスタイルでリメイクされているが、この作品も是非ともリメイクすべきだ。
武器の切り替え・スタイルチェンジ・移動速度・挑発のセリフなどを追加するだけで冗談抜きで神作になると思っている。
それがダメならさっさと5か0出してくださいねー
このシリーズは思い入れのある作品のため、2・3・4も全て記事にしたいと思っている。
DmCの方も書くかもしれない。
価格:2,592円 |
2018年06月06日
【ゲーム評価】サイコブレイク2
前作は途中で投げたが、今作はそこまで苦戦せずクリアできた。
クリア時間は18時間35分
印象的には、相変わらず意味不明でグロテスクなゲームである。
しかし今作はオープンワールドに近くなり、化け物のうろつくそこそこ広い街を探索できる楽しみができた。
敵は多いが、ちゃんと探索すればアイテムや弾は見つかるようになっている。
スニークキルもできるため、慎重に行動すれば弾の節約も十分できる。
もし敵に見つかっても、拠点という安全地帯があるのでそこまで戻れば敵の追跡を振り切れる。
普通の敵が相手ならダッシュしなくてもまず敵の攻撃は当たらない。
【評価点】
@難易度低下
前作は完全に死にゲーだったが今作は理不尽なゲームオーバーはあまりなかった。
操作に慣れていない序盤では結構死んだし相変わらず敵が強いなと思ったが、仕掛けやアイテム・武器・スキルを駆使すればちゃんと攻略できるようになっている。
しかし難易度の高いモードだと前作と同じような難しさになる(序盤までしかやっていないが・・・)。
最高難易度はクラシックというモードで、オートセーブ無しな上に普通のセーブも7回までしかできず、主人公の成長もできないという超鬼畜ゲー。死んだらタイトルに戻される。
Aグロさは日本ゲーの中でもトップクラス
今作は18禁ゲーであり、敵味方に関わらず容赦なく残酷な死に方をする(前作もグロいが一応17禁)。
日本版では主人公以外のキャラは普通に首が飛んだり胴体が切断されたりする。
個人的にはいかに(特に主人公に対して)残酷な描写ができるかというのは評価点である。
何故かというと、多くのゲームは敵はグロくても主人公はグロい死に方をしないことが多く、そこが手抜きに感じられるからだ。
どうせコンティニューできる、主人公は助かるからと、国内のゲームはゲームオーバーやバッドエンドの演出をあっさりしたものにされやすい傾向にある。
殺されるのが恐い・死ぬ演出を見たくないと思えるようなゲームオーバーシーンがあるとより緊張感が増すし、演出も凝っていると思える。
あと敵キャラに、人を殺して血が噴き出す瞬間をカメラで撮影して「芸術作品」を作る変態殺人鬼がいる。
日本でここまでやれるゲームは結構少ないと思うので評価できる。
B恐怖感もある
敵キャラは大抵奇声を発しながら襲ってくるし、走るスピードも結構速いので恐怖感はある。
特に怖かったのは回転ノコギリを持って笑いながら襲いかかってくる女型クリーチャー。イベントシーンでは捕まると即死であり笑いながら胴体を切断してくるのでコイツは怖かった。コイツと戦う時は走って逃げれば追い付かれはするものの攻撃を食らう心配はまずないのでそこは安心した。拠点まで戻れる場合は安全にハメ殺すことができる。
それと歌いながら徘徊する女(幽霊みたいなヤツ)も怖い。まずダメージを与える手段がない上に接近されると即死なので・・・。やたら楽しそうに歌っている。このゲームの敵はそんなに人を殺すのが好きなのだろうか?
C探索
一番の長所がこれ。入れない建物もあるが、広い街をあちこち探索できるという面白さがある。
サブストーリー的な要素もあり、それらを探し出してクリアしてもいいし、無視してストーリーだけを追い求めることもできる。
この探索時間がもっともプレイ時間を食うことになるだろう。
【問題点】
@移動速度が遅い
相変わらず走るスピードが遅く、スタミナも少ない。今作はフィールドが広めなため、ダッシュスピードはもっと速くするべきだった。
せめて強化できるようにした方が良い。
A相変わらず訳が分からない展開
いきなり画面が切り替わって変な場所に飛ぶことが多く、プレイヤーは置いてけぼりにされる。
精神世界なので仕方ない部分もあるが、ご都合主義というべきか何でもアリというべきなのか・・・。
何故かいきなり湧いてきた水に流されて気を失い、目が覚めると小屋の中で女性キャラがいて、さらにその周りには敵がいていきなり戦闘に入る展開とか、なんかこう・・・突飛すぎると言うべきか、とにかく脈絡のないストーリーが多い印象だった。
一応この世界はサイコパスなヤツほど異常な力を発揮できるらしいのでそれで意味不明な展開になっている可能性はあるが・・・。
何が本当で何が幻覚かが全く分からない意味不明ゲーである。
本当の精神異常者はそんなふうに世界が見えていて、あえてそれを演出しているのかもしれない。
B相変わらずロードが長い
今作は慎重にやればそこまで死ぬことはないが、それでも死んだ時のロード時間はイライラする。
また、脊髄と呼ばれる場所に行く時もロードが挟まり、さらにその後少し移動してパソコンを操作しなければならないので面倒。
C命中率の悪さ
前作はどうだったか忘れたが、近距離の射撃が不自然に当たらないことが多い。
特にショットガンを近距離から敵の顔に向けて撃っても全く当たらない場合があるのは明らかにおかしい。
同様にハンドガンも敵の顔面に当たりづらいような気がした。命中率というより当たり判定が異常なのかもしれない。
クロスボウも着弾点が見えづらく、近くにいる敵は走って襲ってくることもあって当たりにくい。まあこの武器はトラップとして設置することもできるのでいいのだが・・・。
Dアプリケーションエラー・バグが起こる
途中で何度かエラーが発生しゲームが強制終了したことが何度かあった。
このゲームはオートセーブの頻度が高いのであまり問題にならないが、最高難易度(オートセーブが無い上にセーブ回数が7回まで)をプレイするときにこれが起こると一気にやる気をなくす。
また、たまにクラフト台に近づいても○ボタンの表示が出ずに弾の作成が出来なかったり、車椅子に座っても能力強化・ロッカー解錠・ナースとの会話が一切できなくなるというバグが発生することがある。
それ以外の操作はできるので、そうなったらタイトル画面に戻るしかない。
E敵がバカ
敵は基本的にすぐにプレイヤーを見失うし、中距離なら遮蔽物のない場所で立ったままでも気づかれない。
それとライトを付けていてもこの世界では敵は気付かないらしい。少しリアルさに欠ける気がした。
Eクイックターンがクソ
クイックターン(スティック後ろ+×ボタン)で一瞬にして後ろを振り向くことができる。
しかしこのスピードが速すぎて酔いそうになる。
それはまだいいが、一番の問題点は何故か肝心な時にクイックターンが発動しづらいことだ。
隙の出来た敵に何発か銃を撃って逃げたい時、クイックターンしようとしても中々後ろを向いてくれない。
それでクイックターンを連打していると何度も振り向きまくって、そのスピードが速すぎるせいで今どこを向いているか分からなくなり、しかもそれが恐い敵に追いかけられている時だとパニくる。
ちなみにこのクイックターンを連打しまくると経験上真後ろではなく若干横に向きがズレていく。
もしかしたら完全に動作が終了した後でないと振り向きができないのかもしれない。それで走った後や銃を撃った後に振り向いても操作を受け付けないという可能性はある。
【総評】
前作と比べると十分遊びやすくなったこのゲーム
前作のストーリーを知らなくても(オレも知らないし忘れた)ほとんど問題ないのでわざわざ難易度の高い1をプレイする必要はなさそうだ。
ホラー好き、グロ好きならこのゲームはおススメできる。
しかし操作性・快適性に難があるのでアクションゲー好きにとっての評価は普通ぐらいか。
熱中度:S
恐怖度:SS
爽快度:B
難易度:A(難易度ナイトメアはS、クラシックはSSS)
操作度:B−
演出度:S
残虐度:EX
総合:A
おそらくプレイヤーの趣味嗜好によって評価が変わるゲームだろう。
鬼畜難易度が好きなドMプレイヤーや、ホラー・スプラッター映画などが好きなら楽しめるかもしれない。
それ以外のプレイヤーには合わない可能性があるので、購入を検討する前にプレイ動画などを見た方が良いだろう。
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2018年06月05日
【ゲーム評価】ドラゴンクエスト11(PS4版)
ドラクエ9、10と低迷状態が続いてしまったが、今作は十分に優良作と言える出来になった。
3DS版はプレイしていないため評価はできないが・・・。
前のブログでもドラクエ11の評価をしたが、面倒なので大部分をコピーしてやる。
エンディング時のクリアタイムは44時間29分
レベルは49
トゥルーエンド時のクリアタイムは62時間ぐらい
レベルは65
このゲーム、まず第一に難易度が低い。
今までのドラクエシリーズの中でも最も簡単かもしれない。
復活呪文や回復呪文を使える仲間もそこそこいる上にボスも弱いため、制限プレイでもしない限り全滅することはほとんどないだろうと思われる。なので冒険の旅は長いが、そこまでストレスは感じなかった。街が広い割に主人公の走るスピードが遅かったのが唯一の欠点か。
しかし・・・
一度エンディングが終わって再び冒険を再開してからは敵が異常に強くなる。
何故強くなるかはネタバレになるので言わないが、このトゥルーエンドはどうやら裏面扱いのようで、とにかく今までの敵とは比べ物にならないほど苦戦することになる。・・・それにしては経験値はあまり変わらないので損した気分になるが・・・。
ラス(裏)ボスもアホみたいに強く、最初に挑んだのがレベル59だったが全く歯が立たなかった。3回負けて、レベルを65にして挑んでやっと余裕を残して勝てた感じだ。
ラスボスは3回行動してくるが、一回の攻撃で大体200以上のダメージを食らう上に状態異常の攻撃まで行ってくるので回復役が行動不能になるとあっという間にやられる。
・・・と、やたらムズゲーっぽく書いたが、敵が強いのは最終盤だけで、それまではサクサク進めるだろう。
次に何をすればいいのかも分かりやすく、目的の場所を教えてくれるNPCにもピンク色の吹き出しマークが付いているので詰まることもない。その部分も便利なポイントだ。
次に、イベントも中々悪くないと思った。
愛・勇気・感動など、良ストーリーが多くなっている。悲しいストーリーも無いわけではないが、大体最後には報われるようにできているといった印象だ。
それから今作は、ミステリー要素も若干だが増えた気がする。
主人公に頼みごとをした人物が黒幕だったり、味方だと思っていたキャラが敵だという展開もそこそこあり、そういうキャラも複雑な事情があったりするなど、色々考えさせられるイベントが多くなったように感じた。
それからBGMについて
今作は従来のBGMの使い回しがやたら多いように感じた。なので若干の手抜き感は否めないだろう。しかしいずれも名曲揃いな上に雰囲気にもマッチしているため問題はない。
今作のBGMももちろん悪くはなく、何度も聞いているうちに名曲に聴こえてくる・・・か?
呪文について
ドラクエ10をプレイしていないので今回からかどうか分からないが、今回はリレミトとルーラの呪文がタダで唱えられる。キメラの翼もあるがほとんど意味はなくなった。というか使ったことがない。
また、呪文の「ギラ」シリーズが復活した。9ではリストラされてしまった悲しい呪文だが、今回は攻撃魔力さえ高ければ十分な威力になる。
とはいえそれでもやはりメラゾーマやイオナズンなどの方が強力だが・・・。
今までの呪文は消費MPが割に合わないことも多かったが今回は魔法使いキャラでも十分活躍できるようになっているので嬉しい。
最上級呪文は超強力で、MP消費量も多いが600以上のダメージが見込める。
さいごのカギについて
さいごのカギは文字通り本当に最後の方に手に入るがストーリー上重要な使い道は(多分)無く、取って付けたような存在でしかない。
そもそも宝箱がポツンと置いてあるだけで、取らなくてもいいようなぞんざいな扱いになっている。散々引っ張っておいてこのザマかよと個人的には思った。
今まではストーリーの進行に必要な重要アイテムだったが、今作では存在感が薄くなっている。とは言え、強力な装備のレシピが多く手に入るのでそういう意味では重要か。
ボスについて
先ほども言ったが、全体的にボスが弱く存在感も薄い。敵のHPの減少に応じて相手の名前の色が変わるのだが、すぐオレンジ色(多分残り半分)になる。こちらの特技も強力なものが多い上に終盤まで敵は凍てつく波動も使ってこないためバイキルトなどもかけ放題で、ボスのHPが非常に低く感じてしまう。なのでボス戦は結構拍子抜けするかもしれない。
一番最初のボス(サソリのボス)と、海で戦うボス(イカのボス)はそこそこ苦戦したが、それ以外は特に印象に残っていない。
特に6人目と7人目の仲間は加入直後から強力なため、序盤よりも中盤以降の方が楽という感じがあった。
新要素について
目新しいものとしてはキャンプが最も便利な要素である。
タダで泊まれてセーブ・鍛冶もでき、大抵の場所には商人も(何故か)いるため買い物もできる。さらにキャンプ地はルーラの場所にも登録されるので必ず寄るべきだ。
あとはジャンプができるようになり、低い段差なら越えられる。
さらに一部の倒したモンスターに乗れるようになり、機動力やジャンプ力が大幅にアップする。これを使って進む仕掛けもある。
それから戦闘面ではゾーン・連携技などが追加されたが、まあなくても十分戦えるのであまり詳しく話す必要はないか。
カジノでは実際のスロット機に似たゲームを打てるようになった。ちゃんと目押しができれば勝率はそこそこ良くなるらしい。その分普通のスロットマシーンよりコインを稼ぐのには時間はかかるが・・・。
他にも色々あると思うが、キリがなさそうなのでこの辺にしておこう。
とにかくあまり不便な要素は見当たらない。
【総評】
熱中度:S
爽快度:S
操作度:S
作曲度:SSS
感動度:SS
難易度:B
総合:SS
ちなみに言うと、各ランクの平均が総合評価につながるとは限らない。
今作は間違いなく名作に仕上がっており、ファンサービス要素も高い。
もはやドラクエシリーズは死んだと思うプレイヤーも是非プレイして欲しいゲームである。
価格:3,358円 |
アフィリエイトをやってみる
もともとアメブロでゲーム系の記事を書いていたが、金になる気配がないので試しにこちらに登録してブログを書いてみようと思う。
「初心者でも簡単に稼げます(*^▽^*)」
などという言葉は信用できないが、かといって何もしないでいても人生の可能性が開けないのでとりあえずやってみるか。
基本的にオレのやるアプリは
・崩壊3rd
・ドラクエライバルズ
・マビノギデュエル
この3つがメインである。
アプリゲーの話をする場合はこのどれかの話題になる可能性が高い。
あとはプレイ済みのゲームソフトの評価を書いていこうと思う。
または遊戯王やMTGなどのカードゲームの話をする場合もある。
それから麻雀のことも書くかもしれない。
アフィリエイトのことなど全く分からないしクソ食らえだが、知らないよりはマシなのでゲームの話をしながら色々試していこうと思う。
評価記事の最後に、そのゲームにランクを付ける。
最低がDで最高はSSSである。
ただし異質・特質ゲーの場合はランクがEXになる場合がある(SSSより上という訳ではないし、クソゲーの可能性もある)。
評価基準の目安としては
D:どう見てもクソ
C:微妙ゲー
B:まあ普通
A:普通〜良作
S:良作〜優良作
SS:優良作〜神ゲーの一歩手前
SSS:誰もが認める神ゲー
EX:ランク付けができない特質系のゲーム
超極端な要素があったり独特だったり、個人的に度肝を抜かれたりするとこの評価になることがある
あと、AよりのBといった感覚の場合は評価がB+になったりする。
Aだがちょっと減点要素があるといった場合にはA−という評価になることもある。
というわけで次回からゲームの評価をしていきます