イタリアンな日々Primo

2011年10月25日

世界遺産ポンペイ遺跡の一部が倒壊

イタリアの南部にある有名なポンペイ遺跡で、建物の壁が壊れているのが見つかったそうです

原因は、雨風などの自然災害らしいのですが、雨風に対する対策がなされていなかったらしく、担当の大臣が辞任したそうです

２０００年前の建物が残っている事自体がすごい事なんですが、ここまで建物が残っていたのにちゃんとした対策が無かった事には残念でしょうがありません

イタリアは言わずと知れた世界遺産が沢山ある国ですが、あまり建物などに対する対策はなされていない気がします
例えば、フィレンツッエの歴史建造物などでせっかくの世界に名だたる建築家が建てた建物が落書きで一杯だったりします

落書きは、書いた人のモラルの問題もありますが、あまり対策自体はされていませんでした

世界遺産は、イタリアだけじゃなく、それこそ世界の人々の物なので大事にして欲しいと思います

ただ、今のイタリアは経済危機で大変な時期ですが、こういった問題は手遅れになる前にちゃんと対応してほしいですね

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00000843-reu-int

ポンペイの管理当局は声明で、悪天候を受けて遺跡にあるポルタノラの壁が２１日までに崩壊したと発表。被害は「限られており、対応済み」としている。あまり観光客の訪れない場所ではあるものの、崩壊した部分にはおよそ縦４メートル、横２メートルの壁も含まれている。

　イタリア政府のガラン文化相は、ポンペイ遺跡の管理は同省にとって優先事項との立場を示したものの、野党議員からは、政府はイタリアの遺跡を保護できていないとの非難の声が上がっている。

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posted by ガブリエル at 22:47| 日記

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