2012年03月04日
修理をしながら
昨日の記事の、中世イタリアの塔のコメントで、
よく中世の建物が長持ちしてますね
というコメントが多かったので、今回はその事について書きたいと思います
修理中のミラノの大聖堂です、この時期に旅行に行ったら少し残念ですが、
これも、世界遺産を残すためなのでしょうがないとあきらめるしかないと思います
これが、本来の大聖堂(DUOMO)の姿です
イタリアでは頻繁に修理が行なわれているので、見に行った世界遺産が修理中ということは結構多いと思います
実際、ピサの斜塔を見に行った時は、ロープ(ワイヤー)?で倒れないように引っ張っていて、
見るとかなり残念なピサの斜塔でした
今は、修理も終えてロープはなくなりました
他にも、普段の家も、外観は中世のままですが、内装はリフォームされて現代のデザイナーズマンション顔負けの物件もあります
あと、これだけ長持ちしているんだから、地震が少ないんじゃないの?というコメントも貰いましたが
意外と、イタリアも地震は多いです
ちなみに、
1908年12月28日 イタリア、メッシーナ地震 - M 7.2、死者11万人。
1915年1月13日 イタリア中部アヴェッツァーノで地震 - M 6.9、死者3万3,000人。
1976年5月6日 イタリア北東部で地震 - M 6.5、死者930人。
1980年11月23日 イタリア南部で地震 - M 6.8、死者4,700人。
1997年9月26日 イタリア中部、アッシジ地震
2009年4月6日 イタリア中部、ラクイラ地震 - M 6.3、震源の深さ5km。死者308人。1月から続いていた群発地震で最大の余震
これだけの地震があっても、修理しながら中世の街並みを残している所はすごい国だと思います
中でも、1997年のアッシジ地震は、教会の天井が崩れましたが、かなり早く修理が終わりました
地震の後の5年後くらいにアッシジに旅行にいったんですが、とても地震があった街とは思えないくらいの街並みでした
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