ユーロドル、終値１．３６６２

月足、中心線到達。まだまだのんびりしたレンジの内。

週足、２０１０年６月安値を起点とする上昇トレンドラインを明確にブレイクした。同時にスクィーズしていたボリンジャーバンドも明確に下方ブレイク。雲の上限に急接近している。

日足、久しぶりに見るナイアガラ。スイスに止められて、行き場のなくなったユーロの末路か。

４時間足、−２σを越えた領域での急落が続いている。

ユーロドル
月足、日足
週足、４時間足

DJ-【ﾏｰｹｯﾄ･ﾄｰｸ】

ユーロは来月、1.30ドルつける可能性あり

9月9日 18時59分
18:59(ダウ・ジョーンズ)

欧州の危機的状況は、「リーマン(・ブラザーズ破綻時)がデフコン(防衛基準体制)1だったとするならば、デフコン3の状況」に達しているので、ユーロは来月、1.3000ドルをつける可能性がある、とSLJマクロ・パートナーズの創設者、スティーブン・ジェンは言う。デフコンは5段階あり、5が平時で、1は非常時を示す。銀行は現在、「債務と言う名の悪性腫瘍」にバランスシートがむしばまれ、非難の的になっていると言う。ユーロは現在、1.3790ドル程度で取引されている。
-0-

DJ-【ﾏｰｹｯﾄ･ﾄｰｸ】
ユーロ、底割れの瀬戸際：バークレイズ

9月9日 16時57分
16:57(ダウ・ジョーンズ)

ユーロは、底割れの瀬戸際にある、とバークレイズ・キャピタルのテクニカルストラテジストは言う。ユーロ売りとその買い戻しが、次第に人気を高めつつあるためだ。ユーロの終値が1.3840ドルを割り込むと、1.3400ドルを目指すと言う。円に対しては、106円30銭を終値が下回ると、100円00銭に向かうとみている。ユーロは現在、1.3882ドルおよび107円61銭程度で取引されている。
-0-

増田俊男氏のサイトから引用
http://chokugen.com/opinion/backnumber/h23/jiji110908_673.html

増田試案

私はドル崩壊を防止する唯一の戦略として本年1月友人のシンクタンクを通して、米国以外の第三者間貿易で生じるドル需要で金（ゴールド）を買い占めることを勧めたが以来金は一直線で上昇してきた。そこで次を同じ要領で提案した。
ドルの流出を止める大胆な戦略は思い切ったドル高政策である。アメリカの経済体質は脱工業主義で日本や中国と異なり輸出（外需）依存ではないからドル高に依る輸入物価の下落と国内資産価値の上昇は輸出競争力低下のマイナスをはるかに上回る。ドル高効果に依る消費と住宅需要増が経済政策の基本にならなくてはならない。QE2の廃止とドル価下落に依る資金逃避を補てんするにはかつて（2004年）行ったような時限立法措置（海外の米法人が海外で利益計上を先送りし続けている余剰資金を米国内に送金した場合は法人税35％を5％にする）を採ればいい。そうすれば一瞬にして最低でも300兆ドルは帰国してくる。こうした基本方針で市場を「強いアメリカ」に誘導する以外に今日のアメリカ経済を回復に向ける道はない。
しかし残念ながら私の提案を10日以内に実行することは不可能だから、アメリカの程度の悪さに辟易しているアメリカの利益代表であるユダヤは、アメリカのためと祖国イスラエル存続のため最も単純な道を歩まざるを得ないだろう。
何とかにつける薬は無いとはよく言ったものである。

ユーロドル、現値１．４０６８

日足、−２σに絡みながら急落中。２０１０年６月安値を起点とする上昇トレンドライン（オレンジ色）に到達した。

４時間足、スイス中銀の声明の後、急騰して急落。オレンジ色のトレンドラインまで一気に下落して、タッチしてすぐに反発。２０１１年１月安値を起点とする上昇トレンドライン（黄色）まで急反発して反落。リバウンドしながら、三角持ち合いを形成している。もうそろそろその頂点。

１時間足、三角持ち合い（青色の２本のライン）になっている。わずかに上に抜けそうになっていたが、かすめただけで下落してきた。中心線上にある。雲の中に入り込んでいる。ダブルトップ的になって来ている。

１５分足、バンドウォークで下落を始めている。

ユーロドル
日足、１時間足
４時間足、１５分足

ゴールド

月足、＋２σを大幅にオーバーシュートしている。

週足、＋２σをオーバーシュートした高値圏で激しく振動している。

日足、＋２σにタッチして反落。ダブルトップになろうとしている。−１σ到達。７月１日安値を起点とする上昇トレンドラインと−２σが重なっている。１７６０辺り。ここを割ると本格的な下落トレンド。

４時間足、スクィーズから下方ブレイク。急落している。

ゴールド
月足、日足
週足、４時間足

堀内氏のコメント
http://aiabus.co.jp/today_important.html

スイス台風が去った後の静けさといった感じ。この日の話題は金の暴落が多かった。しかし、すさまじいなあ。ダブルトップだね。お客さんには、今の金相場の動きをよく眺めるように伝えてある。金の取引をしていてもしてなくても関係なく、相場とはどういう感じで天底をつけるのか研究課題にピッタリなのだよ。（９月７日夜中）

スイス中銀の声明前後の動き。

その前後のニュースを外為ドットコムからひろうと、
　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
　ｽｲｽﾌﾗﾝ、売り優勢　ﾕｰﾛCHFは1.1199CHFまで 9月6日 16時2分

スイスフランは売り優勢。ユーロスイスフランが日通し高値の1.1199スイスフランまで値を上げたほか、ドルスイスフランも0.7947スイスフランの高値まで上昇した。市場では「アジア系ソブリンネームや中東勢からの買いが観測された」との指摘があった。また、スイスフラン売りの流れに沿ってスイスフラン円は日通し安値の96.56円まで下落した。

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ユーロスイスフラン、買い継続　1.1280CHFまで 9月6日 17時0分

ユーロスイスフランは買い継続。一時1.1280スイスフランと本日高値を更新した。市場では「目先のストップをこなして上げ幅が広がった」との指摘もあった。また、ドルスイスフランも日通し高値の0.79933スイスフランまで値を上げた。

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

SNB、ユーロスイスフランの最低水準を1.2CHFに設定 9月6日 17時5分

スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）は6日、ユーロスイスフランの最低水準を1.2000スイスフランに設定すると発表した。

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

SNB、無制限に外貨を購入する用意 9月6日 17時8分

スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）は6日、声明で「無制限に外貨を購入する用意がある」「景気見通しやデフレリスクにより必要であれば一段の措置を講じる用意がある」と発表した。

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ユーロスイスフラン、急伸　1.2190CHFまで 9月6日 17時20分

ユーロスイスフランは急伸。スイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）はユーロスイスフランの最低水準を1.2000スイスフランに設定するとの声明を発表。また、ＳＮＢが声明で「無制限に外貨を購入する用意がある」「景気見通しやデフレリスクにより必要であれば一段の措置を講じる用意がある」などと言及したことを受けて、一時1.2190スイスフランと7月5日以来の高値まで値を上げた。また、ドルスイスフランも5月27日以来の高値となる0.85734スイスフランまで上昇。一方、スイスフラン円は90.14円まで値を下げた。

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


赤色の縦線が９月６日午後３時、
黄色の縦線が９月６日午後４時、
青色の縦線が９月６日午後５時。

相場は、３時から動き出している。
ユーロドルの場合は、３時に底打ちして４時にはブレイクした。
久し振りに「アジア系ソブリンネーム」が出て来たのか、と思ったのだが、
案の定で、中東勢も出て来ているとのこと。
そして、十分走りだした後で、スイス中銀の声明発表というわけだ。

ユーロ/スイスフラン・５分足


ユーロドル・５分足

ロイターのサイトに載っていたスイス中銀の措置に対するコメントの一つ

●スイスは十分な措置講じた
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23046320110906?pageNumber=4&virtualBrandChannel=13621

　＜ワールド・ファーストのチーフエコノミスト、ジェレミー・クック氏＞

　自分が経験した為替相場に関する措置としては最大のものだ、スイスフランは１５分間で約９％下落した。これほどの相場変動は、リーマン破たん後や、過去１０年間に起きた重大な地政学的イベントの際にも見られなかった。

　スイス当局は十分な措置を取り、「無制限に」外貨を購入する姿勢を示した。これは大規模な介入を意味する。
　これにより、過去２年間に通貨安の恩恵を受けてきたユーロ圏や他の国々に対する圧力が強まるだろう。

１ドル取引、土日取引が可能なＦＸ会社!?
日本上陸したOANDA(オアンダ)って何だ？
http://zai.diamond.jp/articles/-/117194

ビックリした。
こんなFX会社があったんだ。
１０万ドルじゃなくて、１０００ドルでもなくて、１ドル！
しかも、土日にもオープンしている。
しかも、MT4も使える。（MT4では、１０００通貨単位だけど）
しかも、デモ口座は無期限。
MT4のデモ口座が無期限で使えるのはここだけのようだ。

http://www.oanda.jp/
これが新しく開設されたoanda japanのサイトだが、
ここでは、まだMT4がサポートされていないようだ。
MT4を使うには、
http://fxtrade.oanda.com/lang/ja/
こちらの海外サイト（日本語での表示）からデモ口座を開設する必要がある。
でも、簡単。