DJ-【ﾏｰｹｯﾄ･ﾄｰｸ】
ユーロ下落、ユーロ圏の債務懸念が再燃で

9月5日 11時1分
11:01(ダウ・ジョーンズ)

ユーロは、ドルに対して売り圧力にさらされ続けていると東京市場の為替関係者は指摘する。背景には、ギリシャの債務危機をめぐる懸念が再燃し、欧州中央銀行(ECB)の追加利上げ期待が後退したことがあると言う。ドイツの地方選挙でメルケル首相率いる与党の得票率が低下したことも、ユーロの打撃になっていると話す。「ECBは国債買い入れによりスペインとイタリアを支えることに懸命だが、ギリシャ情勢が進展することはないとの見方が広がっている」と言う。ユーロは現在、1.4167ドルおよび1.1183スイスフラン前後で取引されている。本日これ以降に1.4000ドルおよび1.1000スイスフランまで下値を広げる可能性があるとのことだ。
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