ヨーロッパ通貨の月足２０年チャートを眺めてみた。

ユーロフラン月足
ほぼ一方的にユーロが売られ続けている。
上昇トレンドになっても上げ幅はわずかだ。
ユーロから逃げ続けて、ついに止めが刺されたのか、という感じがする。
尋常な落ち方ではない。

ユーロフラン・月足２０年チャート


ポンドフラン月足
１９９５年１１月安値１．７５３７を起点とする上昇トレンドラインと
２０００年４月高値２．７３２８を起点とする下落トレンドライン
が形成するきれいな三角持ち合いからの下方ブレイクになっている。
２００７年７月高値２．４９６４から２．７３２８−１．７５３７＝０．９７９１を引くと
１．５１７３
これは、２００８年の暴落の時、ピッタリ達成されている。
その後、２００９年には中心線近くまでリバウンドしたがまたガタガタと下落し、
２０１０年末にはこのサポートラインもブレイクして雪崩をうって急落中。



ユーロポンド月足
２０００年から２００７年にかけて三角持ち合いを形成していて、
２００７年９月に上方ブレイク。
２００８年４月にターゲット０．８１０９にほぼ到達。
しばらくもみ合っていたが、２００８年暮れに急騰。
一気に２倍のターゲット０．９６８３に到達した。
２０１０年には下落して来て、−２σと三角持ち合いブレイクのターゲットがほぼ重なっているところまで到達。
そこから反発して＋２σにほぼ到達。
そして、ちょっと反落したところ。
三角持ち合いになっている。
巨大なドラゴンになっているから、ここから上方ブレイクして急騰する可能性も大きい。

ユーロポンド・月足２０年チャート