2016年03月21日
お肌の基礎知識 「表皮と真皮の構造」
表皮と真皮の構造
表皮の仕組み
・表皮は下から基底層、有棘層、顆粒層、角質層の4つに分かれています。
・基底層の細胞が約2週間で分裂し、新しい細胞が作られます。
・基底層の細胞の8〜10個に一つの割合でメラニン色素を作る「メラノサイト」があります。
・角質層は角質細胞という死んだ細胞が積み重なっています。
・角質細胞はケラチンが主成分でNMF(ナチュラルモイスチャーファクター:天然保湿因子)を含んでいます。
・角質細胞の周りを角質細胞間脂質が埋めています。構成成分はセラミド、コレステロール、遊離脂肪酸などです。
真皮の仕組み
・真皮層には表皮を養う血管やリンパ管、感覚受容体につながる神経が分布しています。
・表皮の付属器官の皮脂腺や汗腺も真皮組織に支えられています。
・ハリや弾力を培うコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸で構成されています。
・コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作る線維芽細胞が分布しており新しいコラーゲンなどを作ったり、古くなったコラーゲンを逆に分解したりします。
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