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2019年09月13日

悪徳訪問販売で年収1000万以上稼ぎ続けてきた方法(その21)







警察問題(その3)


山口県での出来事

山口市近郊の農村地帯

この話は山口営業所での出来事です。

何件か訪問して、細い小道を歩いていたら後ろからオートバイに乗った

警察官が追いかけてきました。

その警察官は「この先のおばあさんの家を訪問したのかを」

たずねてきました。

警察官の話によるとこのおばあさんが言うには「変な人がきた」と

言って110番したそうです。

おばあさんの話では僕が「黒電話機が使えなくなる」と

伝えたと言っていたそうです。

僕は使えなくなるとは言ってないし、会社でも紛らわしいトークは

禁止されているのでそのことを警察官には伝えました。

特に田舎の人はよくNTTと間違えるので紛らわしいトークは

使わないようにしています。

一通り確認が終わり、最後にこの警察官は

「この辺は年寄りが多いので十分注意して営業するように」

と言って走り去って行きました。

それから車に戻り20分ぐらい走っていたら田んぼの横に大きな

一軒家が見えました。

ノックすると奥さんが出てきて、車を家の庭の中に入れるよう

言われたので庭に車を入れさせてもらいました。

商談も順調に進み契約の運びとなりました。お茶を飲みながら

談笑していると庭で何やら車の音がしたので窓越しに覗いてみたら

パトカーが1台入っていました。

二人の警察官が降りてきて玄関に入ってきました。

何事かと奥さんが尋ねると、となり村でNTTもどきの怪しい人間が

廻っていると110番通報があったそうです。
 
そこの村は僕の営業した場所と違うのでそのように警察官に告げたら

こんどはここの奥さんに僕がどういう用事で来ているのか聞いてきました。

そしたらその奥さんが怒って「お引き取りください」と言ったところ

二人の警察官は何も言わずにすぐ帰って行きました。

その日営業所に帰り、その日の営業テリーを確認したら警察官が

問い合わせてきたその村は同じ僕の営業所の別の営業部員が回った

場所でした。

観光地萩市での出来事

僕が山口営業所に赴任してから3日目、幕末の歴史深い萩市の

営業でのことです。

ここは市全体が観光地といった感じであちこちに昔の武家屋敷が

残っています。

ここに営業車3台で入りました

みんなで観光を兼ねて営業をしていました。

昼近くになり、待ち合わせのあらかじめ決めておいた

レストランに入りました。

ところが1台まだ到着していません。

みんなで心配していたところ携帯が鳴りました。

なんとその車が事故にあったのです。

注文を出したばかりなのにキャンセルして

すぐ現場に向かいました。

幸いこちら側が加害者でなく安心しました。

車はなんとか自走できる状態でした。

しかしそれから萩警察署に向かい事後処理手続きで

半日が過ぎ結局その日は昼食もできずに営業所に帰ってきました。

散々な第3日目の出来事でした。


次回は「山梨県での出来事」を紹介いたします

こちらは僕が営業活動中に見つけた気になる写真集です。

訪問販売員の写真館










2019年09月02日

悪徳訪問販売で年収1000万以上稼ぎ続けてきた方法(その20)








警察問題(その2)

山陰地方での出来事

高松、岡山、山口の合同の山陰地方の営業トリップが終わってから

3週間が過ぎました。

高松営業所でいつものように出社し朝礼の時間になりました。

しかしいつもいるはずの営業部員のKがいません。

しばらく待つことになりました。

30分過ぎても出社しないので自宅へ電話することになりました。

すると本人が出て低い声で「今、警察が来ていて、

これから松江警察署へ出頭するところだ」と

言い電話を切りました。

何が起きたのかさっぱりわからず、本社に連絡しましたが何も情報は

ありませんでした。

それで近くの山口営業所と岡山営業所にも電話しました。

すると岡山営業所においてO所長とT営業部員の2名が同じように

朝4時ごろ松江警察の立ち入りがあり連行されたと

管理部の社員が言っていました。

O所長は連行される前にシャワーを浴びる許可をもらい、

シャワー室から管理部の社員の携帯に電話をいれたそうです。

そして、しばらくして本社から連絡が入りました。

連絡によると3週間前の山陰地方の営業トリップで訪問した

客や契約した客から苦情が相次ぎ警察が内容を精査した結果、

「特定商取引法」に触れ今回の逮捕に至ったとのことでした。

具体的には、強引な売りつけ、不実の告知、解約防止などでした。

そんなことでその日は午前中、仕事にならず、午後からの営業になりました。

営業部員は気持ちが落ち込み、そのまま持ち直せずその日は

1件も契約はできませんでした。

訪問販売はこちらからの攻めの営業形態なので気持ちが高ぶらないと

営業トークも湿りがちになります。特に精神的な影響が大きいのです。

気持ちが落ち込むとトークにすぐ現れリズムが狂います。

結局この月は普段の契約件数の30%に落ち込みました。

それから1週間たってから松江警察署から僕に電話がありました。

詳細を聞きたいのでトリップ営業関係の契約書類をもって

出頭してくれということでした。

あくる日指定した時間に間に合わせるため、朝暗いうちに

1人車で出向きました。

約4時間弱で山陰地方の松江暑に到着しました。

小さな会議室に通され、終始穏やかな担当者が

お茶を出してくれました。

冒頭担当官が「3人とも元気にしていますから安心してください」

と言いながら僕が出頭したことへのお礼を言いました。

すぐに会社の営業体制について聞き取りがあり、

トリップ営業期間中の契約書類のチェックが始まりました。

机の上にはお客が持っていた契約書の控えがすでに置いてありました。

全ては裏付けができあがっており、今回はその確認だけでした。

途中休憩があり、その時「収監中のTがタバコを吸いたいと言っているので

タバコを買ってきてくれ」と言われ近くで買ってきました。

警察官が買ってくることはできないみたいでした。

  また本人たちにも会わせてくれませんでした。

  調べが終わったのは午後5時を過ぎていました。

  担当官は帰り間際3人の収監は2週間と言っていました。

そして2週間が過ぎました。

収監されていた3名は各営業所に帰ってきましたが、

結局懲戒解雇ということになりました。

そしてこの事件後、営業部員の志気はますます低下し、高松営業所の

売り上げは極端に落ち込むことになりました。

次回は警察問題 (その3)山口県での出来事

を紹介いたします。

関連ブログ
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17年間悪徳訪問販売業界に携わり 年収は常時1000万以上を稼いできました。 このブログはその稼いできた方法と仕組みを紹介しています。
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