2020年01月27日
「バビロンの大富豪〜『繁栄と富と幸福』はいかにして築かれるのか」を読んで。
この本は、Kindle unlimitedで目にして、タイトルに惹かれ、手に取ってみた。もちろん、「手に取った」と言っても、実体のある本ではなくて、AndroidタブレットのAmazon Kindleアプリだ。
読み進めるうちに、なるほど、これは意識を変えるだけで、現実が変わるすごい本だと感じた。
この本に書かれている内容は、まず実践可能なことから書かれている。そして、読み進めるごとに徐々にその考えの基礎となる意識を育てるのに役立つものとなっている。
バビロンが栄えたのは、紀元前18世紀〜6世紀というから、とっても遠い過去で、日本では縄文時代と重なる時代だ。そして、この本がアメリカで出版されたのは、1926年というから、既に90年以上前の本ということになる。
これだけ長い間、読みつがれた本であり、ここに書かれていることは、揺るぎない真実なんだろうと思う。
多くの人、特に比較的貧しい家庭に生まれ育った日本人には、お金に対するブロックが根強くある。「お金は必要なだけあればいい。」「汚い、ずる賢いことをしないとお金は手に入らない。」「お金は権力だ。」そういったアンチな言葉が出てくることが多いのは、意識の中に、「お金は増えない。」「お金は手に入らない。」というブロックがあるためだ。
「稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておく。」
たったこれだけのことだけでも実践すれば、確実に手元にあるお金は増えていく。
なぜ増えないのか、なぜ困窮するのか。が少しずつ解き明かされる。
同時に気づくのは、ぼくの中で、先に書いたお金に対するブロックが外れていったことだ。これは、もちろん個人差があるだろう。この本を読んだだけではブロックが外れないという人もいるだろう。書いてある内容だけでなく、この気付きがいちばん大きかった。
1年後、確実にぼくは大富豪となるかどうかは別として、収入が増えているだろう。時代や経済に左右されることはないと思う。
今、お金に困っている人ほど、読む価値のある本だと思う。
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