2018年12月10日
起業後の立て直し/フリー(個人事業主)だからこそできる学びかた
こんにちは、職業・施術屋/本の紹介屋です。
コチラのブログではひさびさに私の仕事について。5月末日に退職をして1ヶ月ほど休暇を取った後に個人事業主としてフリーで施術屋の仕事をし始めてから早6ヶ月が経ちました。このブログの立ち上げからしばらくは私の転職騒ぎについて、ダラダラと語っていたのを昨日のように感じています(あっという間ですね)。
最近はもっぱら「note」に施術屋に関することを書いてはいますが、この6ヶ月という期間の間にさまざまな経験をし、そして考えてきました。そこで今回は「起業」について思うことを語ってみようと思います。
登記、開業届、社保、新規開業時の手続きならシェアーズ
個人で起業を考えるときに必要なのは、当然お金ですね。大きな融資を受けたいとなると、まず利用するのは日本政策金融公庫になるでしょう。
興味ある方はリンク先で詳しく見ていただくとして、事業計画書(事業内容や事業開始後の戦略・収益の見込みなどを説明するための文書)を作成し、あれやこれやと進めていって実際に国からの融資を受けるわけですが、そう簡単には計画通りには進みません。事業計画は「計画」であって、実際の計画内容は結構夢見がちなことを書いている場合があるようです(少なくとも私の契約先の1つの店では、そのように見えました)。
大事なのは”その後”。「計画とは明らかに違ってきた場合にどうするか?」ということです。
現在の私は2つの店舗と契約を交わしており、1店舗は立ち上げから、そしてもう1つはオープンしてまだ2年ほどと、どちらもまだ新しい店舗です。どちらの店舗も駅近であり、電車の乗降率も都内ではかなり高い場所となっています。立地的には申し分ないところです。
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そこから新店舗という目新しさからポツポツとお客様が入り始めます。オープンしたてのお店の方は安価がウリであり、極めてシンプルな運営方法なので特に次回予約につなげるようなサービスや宣伝もなく、純粋に身体をほぐして終わる技術のみを提供するお店です。ヘアサロンで言えば「1000円カット」をイメージしていただければわかるかと思います。
(事前支払い→サービス提供→終了)
もう一方のお店は、安価でありサービス提供の流れも同じでありながらも、広告宣伝をしっかり行いつつポイントカードやLINE@のお友だち登録、ネットの大手予約サイトなども駆使して口コミなども募るようにもしています。お客様をしっかり囲い込むフックとお金をつぎ込んでいるわけですね。
口コミに対して担当スタッフが一人一人に返信を行い、オーナーや店長が毎日欠かさずブログを更新し、月に数回送るDMなども文言を変えながら送っています。まぁやれることはやっているということです。
その結果、やることやっているお店では徐々に来店人数や売上を右肩上がりで伸ばしていき、完全歩合制のフリー契約でも死なない程度には稼げるお店に成長しています。今のところ東京の時給985円よりは高い数字で稼げています。一方でシンプルさがウリのお店はというと……
最初の3ヶ月以降、売上・来客数ともに横ばい(やや下降気味)となっています。。。
立ち上げから1年は厳しくとも耐えなければならないとは聞きますが、現場にいる私には”やや危ないニオイ”が最近感じられてきています。私の前職での経験上、スタッフの雰囲気や言動など、その場を作る活気が損なわれていくのがわかるのです。そこに連動して客数も減ってきているような気がします。
なぜ活気が損なわれていくのか?それは打開策を一向に打たれないからだと思います。経営者が特になにか行動に移すことがないために、スタッフとしては希望が持てなくなってきているのでしょう。(ちなみにスタッフは全員”業務委託=完全歩合制”です)
「じゃあお前が盛り上げろよ」という声が聞こえてきそうですが、ぶっちゃけ当初は週3日程度で勤務していたのが今では週1〜2日しか顔を出していません。私も自分の投資先(ここで稼げるか?)を常に見極めながら行動しないと食えなくなるフリーの施術屋なので、惰性でお付き合いはできません。経営者とは前職からの付き合いですが、そこは情では付き合うことはできません…。
たまに経営者とお話をすると「お金に余裕がない」ことを漏らすのですが、いまの時代はお金がなくても大抵のものは無料でできます。制限はあれどSNSやホームページ・ブログ開設、予約サイトの利用、近隣店舗へのご挨拶などやれることはあるはずです。(ちなみにこの店舗にはホームページはありません笑)
つまずいた時にどういう対応を取るのか。そこで人は見極められるのではないか?と考えさせられました。
菓子折りは簡単なものでOK♪
↓↓↓
ややディスった内容になってしまいましたが(本人も言っているから陰口ではないですw)、ではなんで私は今もそこで働いているのか?というと、「データがほしいから」の一言に尽きます。
実際に私はフリーにはなったものの、店舗を構えての起業をしたわけではありません。そこまでの大義と勇気が現在の私には無いのです。そういう意味では起業という選択をした全ての人には尊敬の念を抱いています。
そして「自分だったらこうする」というのは、自分がやりたいことに対して行えばいいのであって他人のやり方に具体的に口を出すつもりはありません(聞かれたら答えますけど)。むしろ、他人のやり方を見て上手く転がるのか否かを知れることの方が私には価値があります。
もしかしたら後々売上が上がって上手くいくかもしれないし、その時はなぜ上手くいったのかを学べます。反対にズッコケて廃業になったとしても、それはそれで大きな学びにつながります。自分の人生かけた起業がズッコケてるのは勘弁ですが、他人が実行したことをある種他人ごととして真近で体験できるのは決して損ではないでしょう。(ヒドいやつですがw)
もちろん私は私で全力でお店に貢献しますが、こういうことはフリーになったからこそできる”学びかた”だなぁと思った次第です。しかし、ここから上向きに転がっていくことが1番のストーリーなので、全力で勝たせます(^^)
コチラのブログではひさびさに私の仕事について。5月末日に退職をして1ヶ月ほど休暇を取った後に個人事業主としてフリーで施術屋の仕事をし始めてから早6ヶ月が経ちました。このブログの立ち上げからしばらくは私の転職騒ぎについて、ダラダラと語っていたのを昨日のように感じています(あっという間ですね)。
最近はもっぱら「note」に施術屋に関することを書いてはいますが、この6ヶ月という期間の間にさまざまな経験をし、そして考えてきました。そこで今回は「起業」について思うことを語ってみようと思います。
登記、開業届、社保、新規開業時の手続きならシェアーズ
事業計画の見直しから改善へのスピード
個人で起業を考えるときに必要なのは、当然お金ですね。大きな融資を受けたいとなると、まず利用するのは日本政策金融公庫になるでしょう。
興味ある方はリンク先で詳しく見ていただくとして、事業計画書(事業内容や事業開始後の戦略・収益の見込みなどを説明するための文書)を作成し、あれやこれやと進めていって実際に国からの融資を受けるわけですが、そう簡単には計画通りには進みません。事業計画は「計画」であって、実際の計画内容は結構夢見がちなことを書いている場合があるようです(少なくとも私の契約先の1つの店では、そのように見えました)。
大事なのは”その後”。「計画とは明らかに違ってきた場合にどうするか?」ということです。
現在の私は2つの店舗と契約を交わしており、1店舗は立ち上げから、そしてもう1つはオープンしてまだ2年ほどと、どちらもまだ新しい店舗です。どちらの店舗も駅近であり、電車の乗降率も都内ではかなり高い場所となっています。立地的には申し分ないところです。
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そこから新店舗という目新しさからポツポツとお客様が入り始めます。オープンしたてのお店の方は安価がウリであり、極めてシンプルな運営方法なので特に次回予約につなげるようなサービスや宣伝もなく、純粋に身体をほぐして終わる技術のみを提供するお店です。ヘアサロンで言えば「1000円カット」をイメージしていただければわかるかと思います。
(事前支払い→サービス提供→終了)
もう一方のお店は、安価でありサービス提供の流れも同じでありながらも、広告宣伝をしっかり行いつつポイントカードやLINE@のお友だち登録、ネットの大手予約サイトなども駆使して口コミなども募るようにもしています。お客様をしっかり囲い込むフックとお金をつぎ込んでいるわけですね。
口コミに対して担当スタッフが一人一人に返信を行い、オーナーや店長が毎日欠かさずブログを更新し、月に数回送るDMなども文言を変えながら送っています。まぁやれることはやっているということです。
その結果、やることやっているお店では徐々に来店人数や売上を右肩上がりで伸ばしていき、完全歩合制のフリー契約でも死なない程度には稼げるお店に成長しています。今のところ東京の時給985円よりは高い数字で稼げています。一方でシンプルさがウリのお店はというと……
最初の3ヶ月以降、売上・来客数ともに横ばい(やや下降気味)となっています。。。
立ち上げから1年は厳しくとも耐えなければならないとは聞きますが、現場にいる私には”やや危ないニオイ”が最近感じられてきています。私の前職での経験上、スタッフの雰囲気や言動など、その場を作る活気が損なわれていくのがわかるのです。そこに連動して客数も減ってきているような気がします。
なぜ活気が損なわれていくのか?それは打開策を一向に打たれないからだと思います。経営者が特になにか行動に移すことがないために、スタッフとしては希望が持てなくなってきているのでしょう。(ちなみにスタッフは全員”業務委託=完全歩合制”です)
「じゃあお前が盛り上げろよ」という声が聞こえてきそうですが、ぶっちゃけ当初は週3日程度で勤務していたのが今では週1〜2日しか顔を出していません。私も自分の投資先(ここで稼げるか?)を常に見極めながら行動しないと食えなくなるフリーの施術屋なので、惰性でお付き合いはできません。経営者とは前職からの付き合いですが、そこは情では付き合うことはできません…。
たまに経営者とお話をすると「お金に余裕がない」ことを漏らすのですが、いまの時代はお金がなくても大抵のものは無料でできます。制限はあれどSNSやホームページ・ブログ開設、予約サイトの利用、近隣店舗へのご挨拶などやれることはあるはずです。(ちなみにこの店舗にはホームページはありません笑)
つまずいた時にどういう対応を取るのか。そこで人は見極められるのではないか?と考えさせられました。
菓子折りは簡単なものでOK♪
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なぜ、そこで働いているのか?
ややディスった内容になってしまいましたが(本人も言っているから陰口ではないですw)、ではなんで私は今もそこで働いているのか?というと、「データがほしいから」の一言に尽きます。
実際に私はフリーにはなったものの、店舗を構えての起業をしたわけではありません。そこまでの大義と勇気が現在の私には無いのです。そういう意味では起業という選択をした全ての人には尊敬の念を抱いています。
そして「自分だったらこうする」というのは、自分がやりたいことに対して行えばいいのであって他人のやり方に具体的に口を出すつもりはありません(聞かれたら答えますけど)。むしろ、他人のやり方を見て上手く転がるのか否かを知れることの方が私には価値があります。
もしかしたら後々売上が上がって上手くいくかもしれないし、その時はなぜ上手くいったのかを学べます。反対にズッコケて廃業になったとしても、それはそれで大きな学びにつながります。自分の人生かけた起業がズッコケてるのは勘弁ですが、他人が実行したことをある種他人ごととして真近で体験できるのは決して損ではないでしょう。(ヒドいやつですがw)
もちろん私は私で全力でお店に貢献しますが、こういうことはフリーになったからこそできる”学びかた”だなぁと思った次第です。しかし、ここから上向きに転がっていくことが1番のストーリーなので、全力で勝たせます(^^)
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