2015年09月10日
断ることのむずかしさ。
何だかんだで市役所受付の仕事も残すことあと1週間。
(色々あって来週木曜までになり、予定よりも2日多く働くことに。ありがたや。)
仕事の80%は同じような質問なのでほぼルーチン。
時々、込み入った事情の人がきたり、めっちゃ怒ってる人がきたり、どの部署に案内していいかわからない人が来たり。
本当、日々勉強になるので楽しい反面、
いまだにわからないことも多く、記憶力の悪い自分&判断力のなさにがっかりする。
忙しくない時はいいんですよ。
まー難しいことを聞かれるときは他のみんなも忙しいときですよね。。はぁ。
同僚に恵まれているのだけは本当に救いです。
(一部同僚同士の確執ももちろんありますが、私は首を一切突っ込みません。)
なかでも一人、いつも的確なアドバイスをくれる同僚がいまして。
特に電話対応や受付対応の時に「話を遮る、断る」ことの大切さを教えてくれました。
え?って思った方もいるでしょう。
この「断る」ということが本当に難しい。
日本ではホテルで働いていましたから、お客様のご希望に最大限こたえるのが仕事でした。
・多少時間がかかっても一人ひとりしっかり対応する
これ、日本人なら当たり前のことでしょう。
しかし、受付の私たちの仕事は「市民が必要としている部署に案内する」という仕事。
出来るだけ素早く案内することが大切で、話の長いおばちゃんや年配の方々に捕まってはいけないわけです。
もちろん、後ろにたくさん人がいても話を続けちゃうような空気を読めない人もたくさんいるわけで。
電話だって、一度に5〜6人が同じタイミングでかけてくることもあるので
あまりゆっくりしゃべっているわけにもいかないのです。
そんな時はきちんと断らなければならない。
他にも待っている人がいるから簡潔に話してください、
どの部署とお繋ぎしますか、
何を知りたいんですか、
もっと簡潔に話してください、
などなど。。
もちろん時間がある時や人が少ないときは良いんです。
ただ一人で受付対応をすることもあるので、
「ヒマだから大丈夫だろう」と思って対応すると電話がなりまくり受付には数人待っている…なんてことも。
でもさ、でもさ、
「こういう困ったことがあって…」とか言われてしまうとつい、親身になっちゃって
何とかしてあげたいと思ってしまうわけで。
(どうにも出来ないことも多々ありますが。そしてそういう人に限って話が回りくどくて長かったりする。)
しかも話の途中で切るとか…これ、日常生活から出来ていないわ…ほんっとうに難しい。
見知らぬ人に街中で声かけられて(たいがい年配の方)30分近く世間話を長々とされちゃう私ですから…。。。
市役所に来た人の対応よりも電話対応が常に優先、というのも慣れない…。。
でも仕事は仕事。
郷に入っては郷に従え
ということで出来るだけ多くの市民の要望に応えられるよう
素早く必要とする部署に案内することを心掛けています。
因みに、ただでさえ働かないイメージのフランス人。
公務員なんてもっとひどいイメージを持たれていますが、これは人によりけりです。
確かに楽そうに見える仕事(実際は知りません。)もありますが、働いている人はちゃーんと働いてますよ。
休日返上当たり前、サービス残業サービス早出当たり前、な人も意外といるもんです。
個人差激しいわ…。
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