2014年07月14日
天然うなぎ蒲焼きの作り方です。ヨーロッパウナギ?オオウナギ?もメチャメチャ美味しく焼けました。
今夜は先日大量だった天然うなぎを蒲焼きにして食べることにしました。
それとヨーロッパウナギなのかオオウナギなのかよく分かりませんが、とにかく蒲焼きにして食べてみます。
蒲焼の作り方は「串打ちで決まる」と言われています。が、私は楽しく美味しく焼ければそれでいいので自己流でいってみます。
自己流といってもうなぎに串を刺す事に変わりないので、そんなに違いはないと思うのですが・・・。
私の考えでは、串打ちより焼き方で味が変わると思っています。
じっくりゆっくり焼いていけば泥抜きはまったく必要ないですし、これまで何十回も蒲焼きをしていますが、一度も泥臭いと思った事はありません。
この後焼き方を交えて記事を書いて言いますので参考にしてみて下さい。
まずは串打ち。普通サイズのうなぎは一匹を半分に切って「2切れ」一緒に刺しますが、今回のうなぎはジャンボサイズなので無理せず「1切れ」で焼きます。
串は皮と身の間に3本刺します。2本だと焼くとき安定せず垂れ下がって炭に接触してしまうので3本です。
見て下さいこの幅を。11pもあります。こんな大きいうなぎは初めてのチャレンジ。
天然特有の黄色みがかった美しい色。
半分に切った尻尾の部分でさえ9pも幅があります。
こちらも美しい色。
50p級のうなぎと比べてこの幅の違い!通常サイズは左側のように串3本に1匹分「2切れ」を刺して焼いていきます。
蒲焼きはの仕方ですが、まずは皮側から焼きます。右側は皮側を焼きあげたものです。
皮側を焼いたのち、身側を焼きますが、ここで気をつけなければいけないのは、天然うなぎはすごく油がのっていますので、炎があがります。
うちわ等であぶりながらでないと、表面だけが焦げてしまい中まで焼けないのでご注意。
ここでのコツは「強火の遠火」です。早く焼いて早く食べたい気持ちを抑え、遠火で時間をかけじっくり焼くことで臭みが消えるのではないかと思います。
もう一度いいます。 「強火の遠火でじっくり焼く」これが私の焼き方です。
両面焼き上がり、白焼きになったら、タレを付けてさらに焼き上げるとこのようにおいしいかば焼きが出来上がります。
タレは両面塗って「皮5〜10秒、ひっくり返して身側を10〜15秒焼く」を3回繰り返します。
この時、焦がさないよう様子を見て、こまめにひっくり返すことが重要です。
上記の時間はあくまで目安で、火力に応じて時間を調整します。
1回では油がタレを弾いて味が付きませんので、オススメは3回です。薄味好みの方は2回でもいいかも。
こんなに美味そうな「うな丼」が。ジャンボサイズのうなぎだったので1匹で2人前になりました。
味はもちろん最高で、まったく泥臭くなく食べられました。
台風後の泥水の中で釣ったうなぎ(しかもニホンウナギではない)でさえ普通に美味しくいただけるんです。
泥臭いと感じている方は騙されたと思って一度お試しください。
これからうなぎを釣って自分で焼こうと思って見える方も頑張ってやってみて下さい。
焼き方総まとめ
1 串は3本以上刺す。
2 皮側から焼く。
3 強火の遠火でじっくり時間をかけて焼く。
4 タレを塗った後も皮側から焼く。
5 タレを塗った後は焦がさないようにこまめにひっくり返す。
6 焼きあがったらうなぎに感謝して全力で食べる。
最後に今回焼いたジャンボうなぎですが、先回の記事ではヨーロッパウナギ?と書いていましたが、色々調べた結果、分かりませんでした。オオウナギの可能性もありそうです・・・。
まぁ、うなぎはうなぎなのでいいですよね。
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