株式相場あれこれ　トレンドと投資タイミング

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本日の日経平均株価は65円高の18264円でした。ニュースで報じられているように終値としては2007年7月9日高値１万8261円98銭を上回り、2000年5月2日１万8439円36銭以来、14年９カ月ぶりの高値で引けました。2007年のザラ場高値18300円も場中に上回りました。本日は18322円の高値とつけました。2007年当時は第一次安倍政権でした。その時の日経平均株価を更新したことになります。ただし、TOPIXは2007年水準よりも300ポイント以上も下です。
2007年高値を更新したので更に上への期待を持っていますが、短期的な達成感から売られやすくなる可能性はあるでしょう。騰落レシオは137.8％、新高値銘柄数は259銘柄で、いずれも高水準です。春に向けて19000円から2万円を目指す相場になるとしても短期的な調整があっておかしくありません。仮に明日から調整する場合は24日頃にかけ上値が重くなるかもしれないと考えています。
（騰落レシオ）
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0188&yy=1
（新高値銘柄数）
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0186



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シカゴ日経平均先物の終値（円建て）は18250円でした。今朝4時にFOMC議事録が公表されると為替ドル円はドル安・円高に動きました。FOMCの議論が思ったよりも緩和的でハト派的な内容だったからです。今年はアメリカは金利の引き上げが見込まれていますが、FOMCの議論からは慎重な姿勢がうかがえます。個人的には議事録の公表で円安になることを期待していました。為替が円高に動いたことでシカゴ日経平均先物は少し上げ幅を縮めました。高値は18340円がありました。
18300円は日経平均の2007年高値で目先の重要なポイントです。18300円のあたりでは戻り待ち売りが出やすいでしょうし、空売りや先物売りが入りやすい可能性はあります。仮に18300円を抜けると売りが踏み上げられて更に一段上がる可能性があると思います。ただし、今週中に18500円以上になる場合は25日移動平均線からの乖離率が＋5％を超えると思うので一旦は調整があるかもしれません。18300円を抜ける場合は短期的な調整を入れながら4月に向けた値上がりが考えられます。


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