2020年05月15日
坂口安吾の「肝臓先生」から見えてくるバラツキについて3
次にグループe(1、4、4、4、7)について見てみよう。算術平均は4である。それぞれの値から算術平均を引くと、1-4=-3、4-4=0、4-4=0、4-4=0、7-4=3となる。この算術平均から離れている大きさを平均すると、バラツキの目安が求められる。しかし、-3、0、0、0、3を全部足すと0になるため、それぞれを2乗して、9、0、0、0、9として平均値を求め、5で割って3.6を求める。
但し、元の単位がcmのときに2乗すれば、cm2となるため、3.6を開いて元に戻すと、√3.6 cm2≒1.90 cmというバラツキの大きさになる。従って、グループdの方がグループeよりもバラつきが大きいことになる。
以下では、標準偏差(1)の公式を使用して、作成した坂口安吾の「肝臓先生」のデータに関するバラツキから見えてくる特徴を考察していく。
花村嘉英(2020)「坂口安吾の『肝臓先生』から見えてくるバラツキについて」より
但し、元の単位がcmのときに2乗すれば、cm2となるため、3.6を開いて元に戻すと、√3.6 cm2≒1.90 cmというバラツキの大きさになる。従って、グループdの方がグループeよりもバラつきが大きいことになる。
以下では、標準偏差(1)の公式を使用して、作成した坂口安吾の「肝臓先生」のデータに関するバラツキから見えてくる特徴を考察していく。
花村嘉英(2020)「坂口安吾の『肝臓先生』から見えてくるバラツキについて」より
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