2016年07月28日
今後、美容室の店舗展開は更に難しくなっていく!
美容室の店舗展開が難しくなってきている理由
一言で言えば
美容師がいないから。
本当に、これ!
今って、どこのサロンも人手不足。
求人募集を掛けても問い合わせすら無い。
なぜ美容師が集まらないのか?
世の中には、
美容師免許を持っている人はそれなりにいる。
しかし、美容師という職から離れていく人の多い事、多い事!
昔は、美容学校を卒業したてのアシスタントの離職率は高かった。
ご存知の通り。
まあ、今思えばかなり理不尽な職場環境だったな〜と感じている。
ワケの分からない先輩の言う事は聞かないといけないし
給料は安いし
残業代なんて出ないし
時間外にワックス掛けをさせられるし
無駄な講習会なんて行かされるし
そもそも、カットデビューまでに何年掛かるんだ!って感じ。
そりゃ〜、辞めるわ〜と思いますよ。
頑張ってカットデビューしても、
ろくに稼げない先輩美容師を見ている訳ですからね〜。
モチベーションもガタ落ちです。
30代の美容師が、美容師を辞めていく
しかし、今はしっかり美容師としての実績がある人の離職率が高くなっているんですねー。
特に首都圏ではそれが顕著に表れていますよ。
地方都市は、そうでも無いようですが。(他に仕事が無いのかな?)
筆者の周りでも、元美容師という人は5人程いる。
それも、元ちゃんとしていた部類に入る美容師。
話を聞くと
「自分の時間をもっと確保したい。」
「美容師なんてバカバカしい。」
「もう、人の髪の毛の事なんてどうでも良い。」
「興味が全く無くなった。」
「どう考えても、この先、お金に困るでしょう〜。」
「そもそも儲からない。」
って感じ。
美容業界オワコン
こんな感じで、
美容業界から
新人とベテランが抜けていっているという印象。
さすがにインターネットが普及した影響で
美容以外の知識が全く無かった美容師が
世間との大きなずれに気付き始めたのでしょうか。
低所得な職業としての本当の位置を知ってしまったり、
完全なブラック業種だと言う事を知ってしまったり、
未来が無いと言う事を知ってしまったり。
特に雇われ美容師は最悪
まだ、独立して美容室を開業すれば
どうにかやっていけるかもしれません。
大して儲からないかもしれませんが・・・
でも、30歳過ぎの雇われ美容師よりはマシでしょう。
どんなに売り上げても、ほとんどは
美容室オーナーの懐へいってしまうワケで。
オーナーのマンション代、
高級外車代、
になっていくんですよー。
しかし、自分で独立して
ちゃんと売り上げを上げる事が出来れば
それは、自分に還元されますからね〜。
まあ、昔ほどは稼げないと思いますが。
でも、でもです。
雇われ美容師よりはまだましだと思いますよ。
まとめ
こんな感じで、雇用されたい!という美容師が圧倒的に
減ってきているんですね。
それに現実を知ってしまったベテラン美容師は
美容師自体をやめていっているワケで。
もう、美容室の店舗展開は本当に難しいと思います。
お客さんがいたとしても、スタッフがいなければ
どうしようもありませんからね〜。
飲食チェーン店と違って
美容師を1から育てるには、時間が掛かりますから・・・
とても間に合いません。