Excel VBA 数学実験室

 Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
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合同式で余りを求めます
(Blog Cat at 07/07 18:28)
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 当ブログ初登場の合同式を用いる問題です。
 現在のカリキュラムでは数学TA で学ぶようですね。
 合同式になじみのない人は、下のほうにある解説を読んでから問題に挑戦してください。

問題25 合同式で余りを求めます [高1★★☆☆☆] 自然数 n = 2951413 を 9 で割ったときの余りを求めてください。
[ヒント] 筆算で商と余りを求めるとか、なしですよ。念のため。
    ちゃんと合同式を使った解答を作ってください。


合同の定義
 整数 a, b に対して、a − b が m で割り切れるとき、

                 a ≡ b (mod m)

と書き、a と b は法 m について合同であるといいます。

 この一般的な書き方は分かりにくいので、もう少しくだけた表現で書き直すと、

 整数 a, b を m で割ったときの余りが等しいとき、

                 a ≡ b (mod m)

と書き、a と b は法 m について合同であるといいます。
 ...... やっぱり今ひとつ分かりにくいかもしれませんので、実際の数で確認してみます。
 たとえば、

a = 21, b = 13
という数を選んでみましょう。それぞれ 8 で割ってみます。

a/8 = 21/8 = 2 余り 5

b/8 = 13/8 = 1 余り 5
となって余りが等しいことがわかります。なので 21 と 13 は 8 を法として合同で、

21 ≡ 13 (mod 8)
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