Excel VBA 数学実験室
Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
Excel の機能を使って色々な関数のグラフを描いています。
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沙希ちゃんの大学受験(合格率を計算します)
(Blog Cat at 06/25 12:52)
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= 3/10 × 6/10 × 9/10 = 162/1000 = 81/500 (16.2%)
(2) A, B, C それぞれの大学が不合格となる確率は 70%, 40%, 10% ですから、
P2 = 7/10 × 4/10 × 1/10 = 28/1000 = 7/250 (2.8%)
(3) A 大学に合格し、B, C 大学が不合格となる確率は
3/10 × 4/10 × 1/10 = 12/1000 = 3/250 (1.2%)
B 大学に合格し、A, C 大学が不合格となる確率は
6/10 × 7/10 × 1/10 = 42/1000 = 21/500 (4.2%)
C 大学に合格し、A, B 大学が不合格となる確率は
9/10 × 7/10 × 4/10 = 252/1000 = 63/250 (25.2%)
以上の 3 つの確率を足し合わせて、
P3 = (12 + 42 + 252)/1000 = 153/500 (30.6%)
(4) A, B 大学に合格し、 C 大学が不合格となる確率は
3/10 × 6/10 × 1/10 = 18/1000 = 9/500 (1.8%)
A, C 大学に合格し、 B 大学が不合格となる確率は
3/10 × 9/10 × 4/10 = 108/1000 = 27/250 (10.8%)
B, C 大学に合格し、 A 大学が不合格となる確率は
6/10 × 9/10 × 7/10 = 378/1000 = 189/500 (37.8%)
以上の 3 つの確率を足し合わせて、
P4 = (9 + 108 + 378)/1000 = 504/1000 = 63/125 (50.4%)
が得られます。別解として 1 − P1 − P2 − P3 を計算しても同じ答えが得られますが、(1) から (3) のいずれかで計算間違いなどをしていると、当然こちらも正しい答えが得られませんから、2 問を落としてしまう可能性があります。入試などではこのあたりのリスクを考慮するのも「確率的な」考え方です。
(5) (1) から (4) の結果を使って計算すると
P1 + P2 + P3 + P4 = 1
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