Excel VBA 数学実験室

 Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
 Excel の機能を使って色々な関数のグラフを描いています。
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数学を題材にすると自然な形で VBA の知識を習得できます
(Blog Cat at 02/17 19:15)
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は普通の仕事場に普及した表計算ソフトです。 VBA は Excel を制御する言語ですから VBA をマスターすればもう1つ高い水準で Excel を扱うことができます。したがって、将来専門のプログラマーになるのではなく、「 Excel のスキルにもう1つ上乗せして仕事に生かしたい」と思う人にはぴったりの言語だといえます。

 ところが VBA を学びたい人のための入門書というのは本当に少ないです。一般に VBA 入門書というものに目を通してみると、データ型宣言や For Next など基本事項の説明のあと、名簿、工程表、納品表の作り方などオフィス向けのプログラムの組み方などが載っていたりしますが、実はこういうプログラムは意外と初心者にとっては難しいのです。まだコードなんて一行も書いたこともないのに、いきなり「こう書け」と言われて面食らう人も多いはずです。

「え? 逆じゃないの? 数学のほうが難しいでしょ」
と思われるかもしれませんが、初等数学のためのプログラムというものは(もちろん内容によりますが)、簡素で易しいものが多いのです。それは多分に数学とプログラム言語の相性によるものが大きい思います。もともと論理構造が似ているので、比較的短いコードで記述できるのです。そうした意味でも数学を使って VBA を学び始める、というのはベストな選択だと思います。

 そして何より、数学が好きでプログラミングにもちょっと興味がある、という人にとっては何より「とても楽しい本」なのです。エクセルだけでは静止画しか描けませんが、VBA は動的グラフィックスを描くことができます。しかもそれがとても短いコードで実現できます。
 まだプログラムを学んだばかりなのに「こんな段階で動くグラフィックスを作れちゃうの!?」と感動すること間違いなしです。最終章(8章)では楕円の方程式を用いて "惑星の運動をシミュレーションする" というところまで辿り着きます。「初心者がこんなすごい
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