ここ最近は Blog Cat さんに代わって記事を執筆しています。
こばとは今週末から小夜子さんと山梨の別荘へ行く予定です!
富士山の麓で夏を満喫してきますよー。
小夜子さんは、こばとに来ないでほしいと言ってました。
相変わらず、とってもイジワルです。
でも、いいんです。そのうち小夜子さんだって心を入れ替えて「こばとちゃん、今までこんなにかわいいこばとちゃんを邪険にするなんてどうかしていたわ」と謝る日がくると信じています。え? 来るなと言われたことに何か心当たりがないのかって? えーとね、去年花火で別荘を火事にしかけたとか言ってたけど、あの時はハイになってたので、あんまり記憶ないです。前置きが長くなりましたけど、数学基礎講座を始めましょー。
こばとの数学基礎講座
三角関数とベクトル編B 正の角度、負の角度
角度を測るときは x 軸を基準に反時計回りを正方向としていました。でも場合によっては角度を負の数値で表したほうが便利なこともあります。つまり x 軸から時計回りに測るのです。それでは、さっそく例をみてみましょう。上の図にあるように、OP が x 軸となす角度を時計回りに測ったときの角度(つまり負の角度)がπ/6 であったとします(度数法では30°)。つまり−π/6 です。もちろん、この角度を正の値で表すこともできますけど、ちょっと大変です。正方向(反時計回り)にぐるーりと回して測りますけど、その値は 2πからπ/6 を引いた値になっているはずですね。つまり
2π−π/6 = 11π/6
となっています。もう少し練習してみましょう。
今度は負の方向にπ/3 、つまり−π/3 という角度です。これを正の方向で測ると
2π−π/3 = 5π/3
となります。次の練習問題にいきましょー。
−π/4 という角度を正方向で測ると
2π−π/4 = 7π/4
となります。最後の練習問題です。
負の方向に直角、つまり−π/2 です。正方向で測ると
2π−π/2 = 3π/2
となりますねー。慣れると簡単ねー。本格的に三角関数を学ぶ前に、できれば頭の中で単位円と角度を描けるように訓練しておいてくださいなー。それではまた次回お会いしましょー。
≫ 一般角の定義