庭の金木犀の木に知らないうちにスズメバチの巣ができていました。
近所の方から大きなハチが飛んでいると指摘を受けて気付いたのです。
直径20cm程の大きさです。
スクールゾーンに隣接していることもあり早めに駆除したほうがいい。
市に連絡すると駆除してくれると聞いたので川越市役所に連絡してみました。
ところが川越市では市の所有物でなければ(道路や公園など)除去はないとの返答。
駆除に対する助成金はあるのか聞いてみると2年前に打ち切りになったそうです。
川越市は小江戸の町並みを保存するため他の市より税金が高いのに・・・、住民サービスは悪いようですね。
市で取り扱いのある蜂駆除の業者ということで信頼はあるかもしれない。
駆除費用は軒並み15000〜20000円で、高いところでは5万円というのもありました。
しかも蜂の種類や巣の大きさ、巣の高さなどにより料金が異なるではっきりとしない・・・。
ネットでググっても、同じようなところばかりです。
全国規模で展開しているところでは、現地の駆除業者と提携していて料金トラブルもあるようです・・・。
この手のサービスは個人事業者が多いのでしょう。
とにかく営巣した蜂の種類が分かりません・・・。
飛んでいる蜂の姿を見かけたことがないのです。
庭に出ていてもこの春から夏の間に一度も見ることがありませんでした。
後から聞いた話ですがありえないことらしい。
ご近所さんの話ではクマン蜂(熊蜂)ではないかというですが、クマン蜂は球状の巣を作らないそうです。
朽ちた木やタケなどに穴を開けて巣作りをするそうでオスは針を持っていないので刺すことはないそうです。
どう見ても球状の巣なのでスズメバチであることは間違いありません。
なので人がいないことを見はかり木の幹を蹴ってみました。
皆さんはこんな危険な真似はしないようにしましょうね。
怒ったハチが通行人を指すこともあるので!
すると黄色く大きな蜂が一匹飛び出してきました!
ものすごく大きいです・・・。
これはオオスズメバチだと思いましたが、何故か1匹だけ?
本来なら数匹は飛び出してくるはずですが・・・。
オオスズメバチだと駆除費用が高くなります。
これだけで蜂の特定は難しいのですが、とにかく業者を探すことにしました。
で、見つけたのが格安の「
ハチ取り名人110番(Tel:080-5682-0088)」でした。
ここは9000円(外税)ポッキリ、ハチの種類や巣の大きさは関係ありません。
営巣した場所が6m以下が条件となります。
営業エリアは、東京・神奈川・埼玉。
蜂の巣・ハチの駆除後は1ヶ月の再発保証 (1回限り無料)あり。
ホームページを見る限りでは、住所の記載がなく少し不安でしたが、しっかりした対応できちんと掃除までしてくれて助かりました。
今回、ハチの駆除をして分かったことがあります。
・オオスズメバチは土の中に巣を作る
・木に営巣するスズメバチの7割はコガタスズメバチである
・10月下旬になると寒くなるのでハチの行動が鈍くなり自分で撤去することもできる
・来春には巣から新しい女王蜂が蜂が旅立ち、残った蜂は絶命し同じ巣で活動することはない
・駆除した蜂はコガタスズメバチでこの時期にしては巣が小さいので季節途中で営巣したようである。
ご近所の軒下に蜂の巣ができてそれを落としたという話も聞いていたので、もしかしたら移動してきたのかもしれない・・・。
・オオスズメバチはコガタスズメバチも襲うようで駆除した巣には女王蜂が存在しなかった。
またハチの成虫や幼虫の数も少なかったので襲われている形跡があった。
つまり、ほっといても壊滅する巣だった。
・軒先や庭の木に作った蜂が人を刺した場合、損害賠償を払う必要がない。
最後の損害賠償については付則しておきます。
相手から損害賠償を求められてもご自身が応じれなければ賠償する必要はないようです。
軒先や庭の木はご自身の所有物であったとしてもそこに巣を作った蜂は所有物ではありません。
自然の生き物なので監督責任がないのです。
庭先の木から隣の庭に葉が落ちても、落ち葉は自然現象なので掃除をする義務はないという理屈に似ていますね。
蜂が人を刺しても、どの蜂が刺したのか特定することは難しく裁判になったとしても過程の問題であり見たというだけでは証拠不順分になるようです。
ただし、ご近所トラブルに発展しかねないのでなるべく駆除は早めにしたほうがよいでしょう。
その時にはこの記事を参考に参考にしてください!