気のみ気のままなブログ

安倍政権の発信力の強化を目指そうと安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた
勉強会「文化芸術懇話会」の初会合でマスコミ潰しとも言える発言があった。

「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」

「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」

「沖縄の新聞社2社は左派だから、潰さなあかん」

など民主主義を疑う発言です。
国会でもこの問題が取り上げられ審議すべき法案がストップしている状態です。

こういう発言が出るということは元々、自民党内にそういう発想があるからだと思います。
一党独裁が進めば益々、高慢な態度へとなっていくのでしょう。
安保法案のごり押しはやめて、ちゃんと審議してもらいたいものです。


この報道を聞いて今年4月の報道ステーションで突然降板させられた元経産官僚の古賀茂明氏の事が重なります。
視聴者としては突然始まった古舘伊知郎氏とのトークバトル。
降板の舞台裏をバクロされたテレビ朝日は慌てふためいたことでしょう。
テレビ朝日の早河洋会長は、
「圧力めいたものは一切ない」
と官邸からの圧力を否定しましたが本当なのでしょうか？

視聴者からみれば圧力があったようにしか見えません。
この事も再度、検証する必要があるのではないでしょうか・・・。


話はズレますが、ビートたけしの「TVタックル」は放送時間帯が深夜になり中身も政治色が無くなり面白くない内容になっています。
政治家が出たがらないという理由でしたが、政治家が出演してくれないので番組内容まで変わってしまった。
政治家にとってはTVでの発言は後々まで残り、都合が悪くなるということなのでしょうか・・・。
圧力とは違いうかもしれませんが、ある意味政治家によって潰された番組なのかもしれません。

「かとく」が、ABCマートが従業員に違法な長時間労働をさせていたとして労働基準法違反の疑い書類送検しました。
書類送検をされたということは、ブラック企業の認定と同義なのでしょうか？

「かとく」は、厚生労働省がいわゆるブラック企業対策のためことし2015年4月、東京労働局と大阪労働局に設置した組織です。

長時間労働の問題では、「すき家」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
一度、ブラック企業と認定されると人（求人）を集めるのが困難になります。

今後は大企業だけでなく中小企業もしっかりと監督して欲しいものですね！
中小企業の方が、ブラックに近い会社が多いことでしょうから・・・。