2014年09月14日
公民館の立替について住民が負担するきんがくとして1万円は安いのか?
公民館の立替について住民が負担する金額として1万円は安いのか?
ただこの言葉だけを聞いたのなら、
「安いじゃやない」
という言葉が他の地区の住民からも聞こえてきます。
この地区の自治会長も、
「隣の地区は、3万8千の負担金だった」
ともっと負担金を出すべき的に受け取れる発言をしています。
そもそも、この地区に2つの公民館が必要なのでしょうか?
数年前に一世帯あたり2万円の負担金で公民館を建て替えると一方的な回覧が回ってきました。
これについては突然の知らせで反発も多かったのでしょう・・・。
結局は負担金なしで立て替えられました。
つまり負担金を集めなくとも立て替えられるだけの積立金が存在したことになります。
それなのに2万円を集めようとした根拠の説明もありません。
今年は、2つ目の公民館の立て替えとなります。
こちらは一世帯あたり1万円を集めることが決まりました。
しかし前にも書きましたが、建築会社の選び方や金額の説明などは明らかに住民に対しては説明不足です。
総会で決まりましたのでというのはかなり強引なやり方です。
何故なら総会でも住民に対しての説明をせずに役員で決めてしまった内容を議題としてさらっと通すからです。
賛否の数を正確にカウントもしていません。
そういう総会で議決したことに拘束力はあるのでしょうか・・・。
話がズレてしまったので本題に戻しましょう。
負担金があの地区は安いとか、高いだけで話をするのは比較対照になりません。
何故なら、自治会は自治会費を集めて運営されています。
公民館の立て替え負担金が高いということはその自治会に積立金(貯金)がないということになります。
積立金がないということは、その自治会は妥当な自治会費で運営されているか、もしくはそうではないのか。
自治会員が着服などをして積立金を使い込んだか、自治会役員の手当てや交際費(宴会含む)が妥当でないということになります。
不祥事について該当する自治会も少なくはありませんが、ここは自治会費が妥当なのかについてもう少し書いていきます。
自治会というのは、その地区の活動において必要不可欠なのは認めましょう。
そこに必ずコストがかかります。
コストをカバーするのが自治会費にあたるのです。
積立金は、「自治会-コスト」で残った金額が毎年加算されていくことになります。
私の地区の自治会費は月300円です。
この地区は約1000世帯あり、単純計算すると360万円の自治会会費が集まることになります。
この内、100万円以上が毎年積み立てられて、10年で1000万円の貯金ができるわけです。
逆に100万円多く取られていると考えると、年間の自治会費で1000円、月会費に直すと83.33円が上乗せされて徴収されているという考えかたができます。
これを将来のためと捉えるかどうかでも考え方は変わってきますが・・・。
隣の自治会は公民館の立替負担金が38000円だった周囲からも聞いたことがあります。
確かに負担金だけをみるとかなり高いといえますが、そこの自治会の状況がわかりません。
もしかしたら月自治会費が100円〜200円だったかもしれません。
この場合、積立金を積むのが困難なのかもしれません。
もしくは無駄遣いが多いのかもしれません。
一概に負担金の差額だけで周囲を納得させようとすること事態、考え方が間違っています。
もっとみる
ただこの言葉だけを聞いたのなら、
「安いじゃやない」
という言葉が他の地区の住民からも聞こえてきます。
この地区の自治会長も、
「隣の地区は、3万8千の負担金だった」
ともっと負担金を出すべき的に受け取れる発言をしています。
そもそも、この地区に2つの公民館が必要なのでしょうか?
数年前に一世帯あたり2万円の負担金で公民館を建て替えると一方的な回覧が回ってきました。
これについては突然の知らせで反発も多かったのでしょう・・・。
結局は負担金なしで立て替えられました。
つまり負担金を集めなくとも立て替えられるだけの積立金が存在したことになります。
それなのに2万円を集めようとした根拠の説明もありません。
今年は、2つ目の公民館の立て替えとなります。
こちらは一世帯あたり1万円を集めることが決まりました。
しかし前にも書きましたが、建築会社の選び方や金額の説明などは明らかに住民に対しては説明不足です。
総会で決まりましたのでというのはかなり強引なやり方です。
何故なら総会でも住民に対しての説明をせずに役員で決めてしまった内容を議題としてさらっと通すからです。
賛否の数を正確にカウントもしていません。
そういう総会で議決したことに拘束力はあるのでしょうか・・・。
話がズレてしまったので本題に戻しましょう。
負担金があの地区は安いとか、高いだけで話をするのは比較対照になりません。
何故なら、自治会は自治会費を集めて運営されています。
公民館の立て替え負担金が高いということはその自治会に積立金(貯金)がないということになります。
積立金がないということは、その自治会は妥当な自治会費で運営されているか、もしくはそうではないのか。
自治会員が着服などをして積立金を使い込んだか、自治会役員の手当てや交際費(宴会含む)が妥当でないということになります。
不祥事について該当する自治会も少なくはありませんが、ここは自治会費が妥当なのかについてもう少し書いていきます。
自治会というのは、その地区の活動において必要不可欠なのは認めましょう。
そこに必ずコストがかかります。
コストをカバーするのが自治会費にあたるのです。
積立金は、「自治会-コスト」で残った金額が毎年加算されていくことになります。
私の地区の自治会費は月300円です。
この地区は約1000世帯あり、単純計算すると360万円の自治会会費が集まることになります。
この内、100万円以上が毎年積み立てられて、10年で1000万円の貯金ができるわけです。
逆に100万円多く取られていると考えると、年間の自治会費で1000円、月会費に直すと83.33円が上乗せされて徴収されているという考えかたができます。
これを将来のためと捉えるかどうかでも考え方は変わってきますが・・・。
隣の自治会は公民館の立替負担金が38000円だった周囲からも聞いたことがあります。
確かに負担金だけをみるとかなり高いといえますが、そこの自治会の状況がわかりません。
もしかしたら月自治会費が100円〜200円だったかもしれません。
この場合、積立金を積むのが困難なのかもしれません。
もしくは無駄遣いが多いのかもしれません。
一概に負担金の差額だけで周囲を納得させようとすること事態、考え方が間違っています。
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