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2019年12月13日
FX超入門13 〜社会情勢と為替 「USD/JPY トランプ大統領のTweetからの急変動!」 取引の実際(その7)〜
こんにちは (^^)/
昨日、23:35ごろから
「USD/JPYが急激にドル高に推移」
したのはご存じですよね?
「USD/JPYが急激にドル高に推移」
したのはご存じですよね?
'19/12/12(木) 23:35頃
「1ドル約 108.61円」
↓
'19/12/13(金) 14:10頃
「1ドル約 109.63円」
と、15時間弱で「およそ1.02円」動きました。
Lot 10,000通貨なら、たった1Lotの運用でも1万円以上かせげたかもしれないチャンスでしたね!
トランプ大統領のこの発言がきっかけとなったようです。
「中国との大きな取引に非常に近づいている。彼らはそれを望んでおり、我々もそうだ。」
Getting VERY close to a BIG DEAL with China. They want it, and so do we!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 12, 2019
#Tweet直後にUSD/JPY急変!#
Tweetは、日本時間でPM11:35。
その直後、一分も経たないうちに反応が!!
(タップして拡大してください)
#13(金) 14:10ごろ、初回のUSD最高値#
(タップして拡大してください)
「アメリカは3,600億ドルの中国からの輸入品に対し、最大50%の関税引き下げを行う案を提示」
という情報が関係筋から流れたり、
「米交渉担当者は中国と原則合意しており、トランプ大統領の署名を待っている」
という情報など、その後の報道が追い風となったようです。
この記事の投稿準備中にも、USD最高値が更新され、
'19/12/13(金) 16:06頃
「1ドル約 109.66円」
と、なっていました。
#関連報道を いくつかピックアップ#
トランプ発言にドル円の買い強まる=NY為替速報
トランプ氏、中国との貿易協議で「大きな取引近い」ツイート
米、15日発動予定の対中関税撤回を提案=WSJ
米政府、貿易交渉で中国と原則合意 トランプ大統領の承認待ち
トランプ発言にドル円の買い強まる=NY為替速報
トランプ氏、中国との貿易協議で「大きな取引近い」ツイート
米、15日発動予定の対中関税撤回を提案=WSJ
米政府、貿易交渉で中国と原則合意 トランプ大統領の承認待ち
(まあ、当たり前の話ではありますが、)
「取引通貨の相手国の情報チェック」
大事ですね!
私自身も改めて再認識できました。
さて、今回はいかがでしたか?
参考になりましたか?
ではでは (@^^)/~~~
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2019年12月05日
FX超入門12 〜「スプレッド」とは? 業界最狭水準? "最強"の間違いじゃないの? 取引の実際(その6)〜
こんにちは (^^)/
今回は、
「スプレッド」
についてお話ししようと思います。
「業界最狭水準スプレッド 0.2 銭!」
みたいなウリ文句、よく見かけませんか?
でもこの表現、初めて見たら、
「最狭? え? 最狭? …最強のまちがい?」
そう思ったりしませんでしたか?
実は、、、私自身、初めて目にしたとき、
そう思ってしまいました(笑)。
(;^ω^)
しかも、「銭」なんて「普段使わない単位」も出てきて、初心者からすれば、
「業界最狭水準スプレッド 0.2 銭!」
なんて表現が、
「どうしてウリになるんだろう?」
「う〜む。よくわからないなあ」って感じになっちゃいますよね。
スプレッドって何ですか?
(;^ω^)
(;^ω^)
「スプレッドとは何か」を簡単に言うと、
取引通貨を
「買うときの値段」
と、
「売るときの値段」
の間には差があり、
その「買値と売値の差」を「スプレッド」と言っているんです。
また、
「買値」>「売値」
必ずこの関係になっています。
ですから、スプレッド 0.2 銭というのは、
「買値」−「売値」=「0.2 銭」
という意味になります。
また、
「スプレッドの額が小さい」
↓
「買値」と「売値」の「値幅が狭い」
という事で、「業界”最狭”水準」という売り文句になっていたんです。
尚、「スプレッド」は
「1通貨あたりの額」
を言っていますので、
実際の額は「取引通貨数量との掛け算になる」と覚えておきましょう。
ちなみに「銭」ってどんな単位?
(;^ω^)
(;^ω^)
さて、「銭」ですね。
「円」より小さい単位だってことは皆さんお分かりですよね?
でも、「1円 って 何銭 だっけ?」って聞かれると「うっ」ってなりませんか?
1円 = 100 銭
言い換えると、
0.01 円 = 1銭
です。
ってことは、
「業界最狭水準スプレッド 0.2 銭!」の「0.2 銭」は、
「0.2 銭」= 「0.002 円」
という事になりますね。
どうしてそんな金額が問題なの?
(;^ω^)
(;^ω^)
「0.2 銭」= 「0.002 円」とだけ聞くと、
どうしてそんな金額が問題なの?
と思ってしまいがちですが、
実際に取引する通貨数を考えてみると、
なるほど!と思うはずです。
「取引単位:1万 通貨/Lot」 で考えてみましょう。
1Lotあたり、0.2 銭 x 1万 通貨 = 2,000 銭
つまり、「20円」になります。
一回の売買で「1Lotあたり20円」は必ず取られるという事です。
例えば、10 Lot の売買を、一日に10回行ったとします。
10 Lot x 20 円 x 10 回 = 2,000 円
になりますね。
もし、これが100 Lot 運用だったなら 2万円になります!
ほら!無視できないですよね!
実際に取引してみると
「スプレッド」は、やはり気になる
(;^ω^)
「スプレッド」は、やはり気になる
(;^ω^)
ある1日の「USD/JPY(米ドル/円)の値動き」を見てみましょう。
(クリックすると拡大できます。見づらくてすみませんm(__)m)
丸一日で、0.3 円未満しか動いていません。
実際の取引では、多くの場合、こんな狭い範囲で勝負しなきゃならないのが普通です。
あとからこのトレンドグラフを見れば、水色で〇を付けたみたいに、
「ここで売って、ここで買えばよかったな」とか、
「ここで買って、ここで売ってれば…」
とか言えるんですけど、はっきり言って、
「こんなの読めるわけない」です。
(;^ω^)
実際は、短い期間の微妙な値動きを追う事になります。
例えば、下のトレンドグラフ内の「黄色枠で囲った範囲内で売買する」感覚です。
これは、さっきのトレンドグラフの一部を約1時間分で切り出したものです。
このようなやり方なら、取引チャートの分析機能なんかを上手に使う事で、割と簡単に利益を出せるようになれますよ。
ただ、このグラフからもわかるように、わずか 1銭(0.01 円)前後の値動きの範囲で取引を行っていることになるので、いくら「最狭」と言っても、スプレッドは「無視できない大きな額」に感じますよね!
また、一回当たりの利益の幅が小さい分、「損切り」の判断は当然のごとく「とても重要」になってきます。
損切りをためらって判断が遅れてしまうと、それだけで「せっかくの利益があっという間に消し飛んでしまう場合がある」ということも、このグラフを見れば理解ができるかと思います。
「スプレッド」があるのはなぜ?
(;^ω^)
(;^ω^)
実は、これが、FX運営会社やその先の取引所などの実質的な利益になっているんです。
最近は、どこも、「各種手数料無料!」と言っていて、
実際にはかかるはずの、
・口座開設手数料
・口座維持手数料
・入金手数料(クイック入金手数料)
・出金手数料
・ロスカット手数料
などが、すべて無料になっていたりしますよね。
「じゃあ、FX運営側は、どこで利益を得られるの?」
って、お話なんです。
運営各社が「スプレッド最狭を大きなメリットとして謳おうとしている」という事は、他社との差別化を図る手段の一つにしたいからではありますが、見方を変えると「企業努力でコストカットして、その分を利用者に還元してくれている」ということなんですね。
だから、「スプレッド」は「最低限必要な手数料」と考えましょう。
でも、実際に資産運用する側からすると、「より狭い」に越したことはないですよね。
じゃあどうすればいいでしょう?
運営側のコストカットは今後も継続して続けていただきたいですが、
「より多くの人が投資に参加することで、より多くの Lot 数が取引される」
こうなるようにしていく事も重要だなあと感じます。
「スプレッド」は、
通貨ペアごとでも、
運営会社ごとでも 異なります!
(≧◇≦)
通貨ペアごとでも、
運営会社ごとでも 異なります!
(≧◇≦)
「業界最狭水準スプレッド 0.2 銭!」
って言っているからって、全ての通貨でそうなんだとは思わないでくださいね!
スプレッドも、「通貨ごと」「運営会社ごと」で差があります。
この点も、FX運営会社選びのポイントになるわけです。
例えばこんな感じです。
A社 B社 C社
USD/JPY 0.2 0.3 0.2 (銭)
EUR/JPY 0.5 0.5 0.6 (銭)
AUD/JPY 0.7 0.5 0.7 (銭)
GBP/JPY 1.0 0.9 0.9 (銭)
あなたは、この場合どの会社を選びますか?
さて、今回はいかがでしたか?
お役に立てたでしょうか?
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2019年12月01日
FX超入門11 〜「損切り」とは? FXに「感情移入は禁物」 取引の実際(その5)〜
こんにちは (^^)/
前回、Aさんの取引を例に、
「ロスカット」とは何か?
「ロスカットと証拠金の関係」
についてお伝えしました。
前回の目的は、あくまでも
「ロスカットと証拠金の関係」
を理解して頂くことでした。
ですので、その点だけに絞って書きました。
ですが、Aさんがとった行動の中で
「もう一つお伝えしておきたい大事な事」
があるんです。
それは、Aさんは、
「感情移入すべきではなかった!」
という事です。
感情移入しちゃいけない!
損切りする勇気を
(`・ω・´)
損切りする勇気を
(`・ω・´)
Aさんの失敗の状況をもう一度、振り返ってみましょう。
実はAさん、
「小遣い制の所帯持ちサラリーマン。」
「小遣い全額を」こっそり証拠金につぎ込んでいたのです(;^ω^)
当然、奥さんにバレるわけにはいかないAさん。。。
しかも、預けられた証拠金は5万円だけ。
レバレッジ25倍とはいえ、取引単位は1万通貨/Lotですから、
「米ドル/円だと1Lotしか買えません」
なけなしの小遣いで保有した「貴重な」買い建玉1Lot…
なのに、まさかの予測外れ…
当然のごとく、大きく動揺してしまいました。
そして、すっかり熱くなってしまったAさん。
含み損を出してしまった失敗を冷静に認めることができず、「いずれ戻るはずだ!」と、なんら根拠も無い自分自身の願望にすがったのでした。
その結果、ロスカットされることに…
(´;ω;`)
こんなストーリーでしたね。
ロスカット・ルールを理解していなかったことも敗因の一つですが、
本当は、「含み損に転んだ時点で早めに決済」していたら、流れは大きく変えられたんです!
このように、1ドル100円を下回り始めたところで「思い切って損切り」していたら、2度のチャンスが生まれたはずですよね!
※ちなみに
「含み損の状態で決済すること」を
「損切り」
と言っています。
失敗は失敗として早く認めて、
「傷口が小さいうちに手当!」
そして、
「次のチャンスを待つ」
これが、鉄則です!
そう心に言い聞かせましょう。
そうはいっても人間ですから、実際「損切り」するとなると、メンタルがやられちゃうんですよね(;´Д`)
だから、
「取引額に対して十分な証拠金を持つこと」
「その証拠金は、あくまでも余剰金。いつなくなっても良いという位置づけのお金であること」
「建玉を持ちすぎないこと」
最低限、この3点を守ることを、私は強くお勧めしたいです。
これは、メンタルを保って常に冷静な自分でいられるために必要なことだと思っています。
私は、結構ビビりなほうなので、この条件を守っていてもドキドキしてしまうんですけどね(笑)。
さて、今回はいかがでしたか?
お役に立てたでしょうか?
ではまた次回 (@^^)/~~~
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2019年11月28日
FX超入門10 〜【証拠金とロスカット】ロスカットとは? 取引の実際(その4)〜
こんにちは (^^)/
さて、今回は「証拠金」の続きです!
前回までは、
(第7回)「証拠金」とは?
(第8回)「建玉」と「ポジション」とは何か?
(第9回)「枚」,「Lot」って何通貨か?
という内容でお伝えしてきました。
今回は、「ロスカット」とは何か?
そして、「ロスカットと証拠金の大事な関係」についてお話ししたいと思います。
この、「ロスカットと証拠金の関係」について、きちんと理解せずに取引を始めてしまうととっても危険です!
「知らないうちに大損している!」
なんて事にもなりかねませんので注意してくださいね (;^ω^)
今回は、少〜し長くなってしまうかもしれません (;^ω^) が、最後までお付き合いいただけると幸いです♪
Aさんが行った この取引、
成立するでしょうか?
成立するでしょうか?
まずは、FXを始めたばかりの初心者Aさんが、実際に取引を行った時を例に、順を追って見ていきましょう。
「円高/ドル安」がいったん底を打って、これからしばらくは「円安/ドル高」に転じる。
そう判断したAさん。
「1ドル100円」の時に
「買い注文」をしました。
1ドル100円の買建玉(買いポジション)を持ったわけです。
ところが、、、
そのすぐあと、
予想に反して円高基調となってしまったのです。
ついには「1ドル90円」まで円高が進んでしまいました。
AさんのFX運営会社は、
「取引通貨単位:1万通貨/Lot」
という取引条件でしたので、
「1ドル100円」→「1ドル90円」
となると、1ドルあたり10円の損失ですから、これが、1Lot あたりだと、
−10円 × 10,000通貨 = −10万円
という計算になってしまいますよね…(;^ω^)
Aさん!いったい何 Lot 買っていたのでしょうか?!
せめて1Lot だけでありますように。。。
【Aさんの心の声】
え〜!なんで〜
……いや,,,きっと,,,
……いつか,,,円安になるはずだ!
買建玉だから、決済さえしなければスワップポイントも毎日入ってくるんだし!
と、しばらく放置することにしました。
っていうか、そうするしかなくなっちゃいました。
もう、本当にドキドキしながら円安を待ちわび、、、
ついに!「運よく」買った時よりも円安で決済することができましたー!
【Aさん】:\(^_^)/ よかった〜!
さ〜てさて、しかしですよ、、、
本当にそうなるでしょうか?
【答え】
この取引は、、、
「成り立ってません!」
「残念」
なのでした。。。「残念」
それはなぜでしょうか?
FXには「ロスカット」という仕組みがあったからなんです。
で? Aさんは、
どうなちゃったんですか??
ロスカットって何されちゃうこと?
(;゜0゜)どうなちゃったんですか??
ロスカットって何されちゃうこと?
簡単に言ってしまうと、
「FX運営会社が強制的に決済」して
「損失を確定させてしまう事」
です。
え?なんでそうなっちゃうの?
では、少し具体的に見ていきましょう。
Aさんは、この条件で口座を開設して、
- 証拠金 :5万円
(口座開設時の最低証拠金額のみ
の入金で始めた)- レバレッジ :25倍
- 取引通貨単位:1万通貨/Lot
「まずは米ドル/円を1Lotだけ買ってみた」
のですが、、、
「ロスカット・ルール(強制決済ルール)」の意味を全く理解していなかったAさん。
証拠金を5万円しかあずけませんでしたネ。
なんと、これが大失敗につながってしまったんです!
1Lotしか買っていなかったAさんですが、
「1ドル100円」→「1ドル90円」
となった時点で、
−10円 × 10,000通貨 = −10万円
と、10万円もの「含み損」を抱えることになってしまいました。
ここで、そういえば「証拠金ってなんだったっけ」と考えてみると、
- 実際に「証拠金」を使うときはどんな時?
- 証拠金とは、取引で損失が出た時、その損失分を補填するための「担保」。
- → 損失がでたら、その分をすべて口座から支払う約束。
だから、「含み損が証拠金の額を超えることは許してもらえない」んですよ…
そこで、
- 「含み損が証拠金の額を超える前に」Aさんの建玉を「FX運営会社が強制的に決済」してしまいます。
- これが「ロスカット」です。
- ※「含み損」:未決済で保有している建玉(ポジション)の価値が下がっている状態を「含み損」と言っています。実際には決済していないので損失としては確定していないからこういう言い方をしています。ロスカットされると、この「含み損」が強制的に損失として確定してしまうのです。
だから、結果は、こんなふうに、
「1ドル96円」でロスカットされちゃいました。
1ドルあたり4円の損失。
なので、1Lot 分だと、
4円 × 10,000通貨 = 4万円
のマイナスになりますよね。
結果、Aさんは、口座から4万円を失うことになったのです!
Aさんが口座開設していたFX運営会社の「ロスカット・ルール」は、「含み損が証拠金の80%になった時点でロスカットを行う」という内容でした。
預けていた証拠金5万円の 80% は4万円ですよね。
なので、そこで強制決済されてしまったわけです。
じゃあ、
どうすればよかったの??
(;゜0゜)どうすればよかったの??
Aさんの事例だと、
そもそも「円安傾向が続くと判断ミスを犯した」ことがマズかったのですが。。。
そうはいっても、為替の変動なんて素人が簡単に予測できるような甘いものではありませんから、それは仕方がなかったと考えましょう。
この場合は、「証拠金がもっと十分にあれば救われた」という言い方もできると思います。
(実際は別の解決策もありますが、それは次回ネタという事で...)
先ほどのグラフでは、1ドル90円まで円高が進んでしまっていました。
この場合、Aさんが出した「最大の含み損」は、
−10円 × 10,000通貨 = −10万円
だったわけなので、
10万円 ÷ 0.8 = 12万5千円
これ以上の証拠金を入れてさえいれば、ロスカットを回避して、一番初めにお見せしたグラフの通りに勝ててたんですよね。。。
1ドル100円が105円ですから、
5円 × 1万通貨 = 5万円
それに、これだけ大きな為替変動が起こるには、それなりの日数がかかることも多いので、スワップポイントも結構ついていたんじゃないでしょうか?
もったいないですよね!
「FXは、少ない証拠金で始められる」という事を「でかでかとメリットに掲げている」事が多いため、この点を「うっかり見落としてしまう」方が多いのではないでしょうか?
ですが、正直いって、「ギリギリの証拠金の額で取引を始めるのは、リスクが大きすぎます」
ですから、「証拠金は十分な額を入れてから取引しましょう!」と言っておきたいのです。
特に、スワップポイント狙いで長期で建玉(ポジション)を持つつもりならなおさらです!
ロスカットのまとめ
最後に、ロスカットについて、まとめましょう。
- ロスカット(強制決済)とは?
- 未決済で保有している建玉(ポジション)の価値の総額が、取引を開始した時点での価値よりも一定額以下に下回った時、FX運営会社が強制的に決済を執行して損失を確定してしまう仕組みの事を言う。
FXでは、相場の状況によっては大きな損失を被るばかりか、預託した証拠金すべて、さらには追加の損金を支払わなくてはならなくなることもあります。
ですから、この仕組みを設けることで、最低限の資金を温存できるように「保護しよう」というのが一番の目的です。- そして、強制決済されるかどうかは、FX運営会社が個々に定める強制決済ライン(ロスカット・ライン)で決まります。
これが、いわゆる「ロスカット・ルール」です。- また、口座開設者自身がロスカット・ラインを設定できるルールを定めている会社もあります。
- 従って、FX運営会社によって、ロスカットになるタイミングも異なるという事になります。
- 売買や決済のタイミングによっては、ロスカットが間に合わず、追加で証拠金の入金を求められることもあります(売買や決済のタイミングがFX運営会社や証券取引所のお休みに引っかかると発生する場合がある)。
「レバレッジ」「取引通貨単位(Lot)」などと同じように、この「ロスカット・ルール」も「どこで口座開設しても同じではない!」ということにも注意する必要があるんです!
実際の口座選びでは、この点も十分に考慮してくださいね。
さて、今回はいかがでしたか?
お役に立てたでしょうか?
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2019年11月24日
FX超入門9 〜建玉の「枚」、ポジションの「Lot」と取引通貨単位の関係とは?実際、何通貨分なのか? 取引の実際(その3)〜
こんにちは (^^)/
前回は、「建玉」と「ポジション」についてお話しさせていただきました。
んじゃあ、今回は証拠金の話の続きになるんじゃないの?
(;゜0゜)
それがですね、、、もう少し待ってくださいな。(。-人-。) ゴメンネ
なんだか、じらすようですみません。
(⌒-⌒; )
「建玉」と「ポジション」についてお話しした時に、数え方(単位)で疑問に思われなかったでしょうか?
今回は、そのお話をしたいと思うのですよ。
すみませんが、どうぞ最後までお付き合いくださいネ♪
建玉は「枚」or「本」、ポジションでは
「Lot」って数えるのはわかったけれど、
それって実際、何通貨分なの??
レバレッジもちゃんと選べるの??
(*´Д`*)
「Lot」って数えるのはわかったけれど、
それって実際、何通貨分なの??
レバレッジもちゃんと選べるの??
(*´Д`*)
<参考>「取引通貨単位」「レバレッジ」
「取り扱いペア」の調査結果
(2019/11/24現在)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「取り扱いペア」の調査結果
(2019/11/24現在)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
これがですね、
「運営している会社毎に違う」
というのが答えです。。。
「なんですって!(≧◇≦)」って、なりますよね。
でも、残念ながらそうなんです。
このことが、口座選びを大変にしている一つの要因でもあります。
主だった運営会社の状況を調べてみた結果を載せておきました。
クリックして、拡大しないとぜーんぜん見えませんが、、、
スマホだと無理か?(。-人-。) ゴメンネ!!
初心者向けランキングサイトで最近割と上位でよく見かける、下記の6社について調べてみた結果になります。
- GMOクリック証券 FXネオ
- SBI FX
- DMMFX
- 外為どっとコム
- みんなのFX
- 楽天FX
いやはや、たった6社でも、とっても面倒な作業になっちゃいました。。。
各社対応はまちまちなんですが、口座開設を促しているページには「特定の通貨ペアのスプレッド(これ、まだ説明してませんね)が狭い」とか、「手数料が安い or 無料」などなど、インパクトの強いアピール材料の掲載がメインで、
「取引可能な通貨ペアの詳細」
「レバレッジは何倍なのか」
「1Lotあたりの通貨単位は何通貨なのか」
といった情報へのリンクが探しにくい事が、わりと多いです。(´・д・`)
で、調査結果の概要はこんな感じでした。
- GMOクリック証券 FXネオ
取り扱い通貨ペア数:20通貨ペア
レバレッジ :25倍のみ
取引単位 :1万通貨/Lot
ZAR/JPY,MXN/JPYのみ
10万通貨/Lot- SBI FX
取り扱い通貨ペア数:26通貨ペア
レバレッジ :25倍のみ
取引単位 :1通貨から可能- DMMFX
取り扱い通貨ペア数:20通貨ペア
レバレッジ :25倍のみ
取引単位 :1万通貨/Lot- 外為どっとコム
取り扱い通貨ペア数:30通貨ペア
レバレッジ :25倍のみ
取引単位 :1,000通貨/Lot- みんなのFX
取り扱い通貨ペア数:24通貨ペア
レバレッジ :25倍のみ
取引単位 :1Lot 1万通貨
0.1Lot 1,000通貨
いずれかを選択- 楽天FX
取り扱い通貨ペア数:24通貨ペア
レバレッジ :1,2,5,10,25倍の
5コースから選択
取引単位 :1,000通貨/Lot
ということで、「少額で始められる」かつ「リスクを最小に」という観点だけで選ぶと、
楽天FX、SBI FX、外為どっとコム、みんなのFX
あたりが候補にあがる感じでしょうか?
レバレッジに関しては、25倍しか選択できないところが多いですね。
ただし、選ぶ観点は、「他にもたくさんあります」ので、この結果だけで飛びつかず、「本当に自分に合ったところ」はどこなのか、しっかり吟味してくださいね!
さて、今回もお役に立てたでしょうか?
ではまた (@^^)/~~~
2019年11月21日
FX超入門8 〜建玉、ポジションとは? 取引の実際(その2)〜
こんにちは (^^)/
前回は、証拠金について、基本的なお話しをさせていただきました。
え⁈ 証拠金の話って、まだ続きがあるの?
(;゜0゜)
ええ、実はそうなんです。
まだ大事なことが残ってるんですよ。
(⌒-⌒; )
でもその前に、「建玉」と「ポジション」についてお話ししておいた方が後々理解がしやすくなると思うので、今回はそこを中心にお話しししたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいネ♪
「建玉」とは何ぞ??(*´Д`*)
「建玉」
これ、いきなり出てきたら読めます?
「たてぎょく」って読むんです!
「たてだま」って読んじゃだめですよw
初めて投資の世界に入った超初心者にとって、「これほど訳の分からない単語ってないんじゃないだろうか?」と、思ってしまうくらい、初見では理解に苦しむ言葉だと思います。
だって、漢字だけ見ても「イマイチ何のことか想像できない」ですものね。
思わず、サンドウィッチマンさんのテッパンネタをかましたくなりますw
「ちょ〜っと何言ってるかわからないんですけど・・・ ʅ(´-ω-`)ʃ 」
ではまず、すごーく簡単にいいますね。
「新規で注文する = 建玉を持つ」
という事なんです。
わかってしまえば「え?それだけだったの?」ってことなんですよね (∀`*)ゞエヘヘ
とにかく、「買いから入る」「売りから入る」いずれの場合も、取引の開始は、「新たに注文(新規注文)する」事で始めます。= これを、単に「建玉を持つ」といってるだけなんです。
わかってしまえばホントに簡単ですよね。
- 「買いから入る」
→新規で買い注文を約定する
→「買建玉(かいたてぎょく)を持つ」- 「売りから入る」
→新規で売り注文を約定する
→「売建玉(うりたてぎょく)を持つ」
この言い方はしっかり覚えておきましょう♪
これは、余談ですが、
- 建玉という言葉は、玉代(ぎょくだい)
が由来だそうです。
ちなみに、玉代(ぎょくだい)とは、
芸者さんや遊女を呼んで遊ぶための
お代のことだそうです。
その単価は1本といいい、
江戸時代に線香1本の燃える時間
を単位として、これを〇印で
記帳したなごりなんですって。
元々、株などの信用取引で古くから使われてきた言葉です。実際、ハイリスクな取引ですから、そういう「危険な香り」をあえて漂わせようとしたのでしょうかね?※あくまでも単なる筆者自身の想像ですが。
「ポジション」とは何ぞ??(*´Д`*)
これ、ホントにホントにすごーく簡単です!
「建玉 = ポジション」
おそらく、英語で「ポジション」というのを日本語訳するときに、どう訳語をあてようか?と、いろいろ考えた末の「建玉」だったんでしょうけど、、、
もうね、どうして簡単なことを難しくするの?!って、思いませんか?
ʅ(´-ω-`)ʃ やれやれ
私は、初めてこの事を知った時、思わずそう思ってしまいました。
このおかげで、さらに初心者を惑わす謎の表現が連発することになるんです。
ヽ(`Д´)ノプンプン
「建玉」と「ポジション」という2つのワードが生み出す
「混乱」! (*´Д`*)
「混乱」! (*´Д`*)
- 混乱ネタ1 新規注文での言い方が違う
- 建玉の場合は「建玉を持つor立てる」
- ポジションの場合は「ポジションをとる」
- 混乱ネタ2 買がロング、売がショート
- 買建玉 =ロングポジション
- 売建玉 =ショートポジション
- 混乱ネタ3 数え方が違う
- 建玉は「枚」or「本」で数える
例:5枚(本)の売建玉- ポジションはLot (ロット)で数える
例:5Lotのショートポジション
- 混乱ネタ4「利益や損失を確定させる時の言い方が違う」
- 建玉を「決済」する
- ポジションを「クローズ」する
(ポジションクローズ)
さて、今回はお役に立てたでしょうか?
ではまた (@^^)/~~~
2019年11月18日
FX超入門7 〜証拠金とは? 取引の実際(その1)〜
こんにちは (*・ω・)/
今回から、 実際の取引について少しずつお話していこうと思います。
「ようやく」ですね (;^ω^)ゞ
「そもそもFXって何?」の回では、
「通貨の売買を行い、その売買差額で利益を生み出す」
また、
「売りから始めるって なに?どゆこと?!」の回では、
「買いから入る」と「売りから入る」
この「2種類の取引の始め方がある」
と、すごく簡単な説明にとどめました。
それはなぜか?
FXって、初めて見ると「本当に訳が分からない言葉だらけ」なんですもの!
なんと難解な専門用語よ!
実際にFXで外貨取引を始めようと思い、口座を開設してみるも。。。
わけのわからない専門用語がずらり!
はじめてFXの世界に入って面食らった方、多いのではないでしょうか?
例えば、自分のFX口座で「口座情報」を確認すると、こんな感じのイメージで実績などが表示されます。
※あくまでもイメージです。
いきなりこんなの見せられてもなあ、、、
意味が分かりませ〜ん!!!!!
特に、
「建玉可能額」
「建玉評価損益」
「注文証拠金」
「ポジション必要証拠金」
「預託証拠金残高」
「証拠金維持率」
「追加証拠金額」
このあたりの言葉なんか、素人がいきなり見てわかるものじゃないですよね。
日本語のいいところは、漢字を見ると何となく想像がつくところだと思ってたんですが、、、
FXの場合は、その期待を見事に裏切られた感じになります。
これでは、「FXって何なのか」を理解する前に気持ちがなえちゃいますよね。
「証拠金」とはなんぞ?
FXを日本語で言うと「外国為替証拠金取引」でしたね。
FXには、「証拠金制度」というものがあり、この制度があるおかげで「レバレッジ」が使えるんですが、最初は、それさえもイマイチ ピンと来ません。
まず、「証拠金とはなにか」というと、「皆さんが開設したFX口座に入金する資金」の事です。
な~んだぁ。簡単じゃないですか~!
ところがですよ。
この、「証拠金」の意味がちゃんと理解できているかどうかが、まずは重要なんです。
「証拠金」というのは、いわゆる「担保」のようなもので、実際の売買取引の代金としては使われないお金なんです。おまけに、貯金という扱いではないので、どんなに長く預けても利息は付きません。
実際に「証拠金」を使うときはどんな時かというと、「通貨取引で損失が出た時」です。損失分を補填するための「担保」という事で、損失分が口座から引かれます。
だから、
────────────────────
「レバレッジ25倍で」
「米ドル/円(USD/JPY)の通貨ペアを」
「買いから入る」
は、
「証拠金を担保に」
「証拠金の25倍の日本円を借りて」
「その日本円で米ドルを買う」
────────────────────
また、同じように、
────────────────────
「レバレッジ25倍で」
「米ドル/円(USD/JPY)の通貨ペアを」
「売りから入る」
は、
「証拠金を担保に」
「証拠金の25倍相当の米ドルを借りて」
「その米ドルを売って日本円に換える」
────────────────────
というように、「証拠金のレバレッジ倍だけ借金して運用するイメージ」で、とらえてみてください。
そうすると、いろんなことがスッキリと理解できるようになってくるはずです。
例えば、スワップポイントでメリットをだすとは?のお話の時に、
「オーストラリアの金利が2%
日本の金利が0.1%
だと仮定すると、この場合、
2%−0.1%=1.9% が金利差」
というように、わざわざ2国間の金利差を考えてシミュレーションしましたよね。
うーん。どうして日本の金利分を引かなきゃならないの?って、疑問に感じたのではないでしょうか?
いまなら、「なぜ金利差を考える必要があったのか」が分かりますよね?
「ううむ。この場合だったら、オーストラリアドルを入手するために、資金として日本円を借りているって考えるのか。。。ああ、借金だから当然その金利が発生するもんねー!」
って感じです。
これは余談になってしまうかもしれませんが、以下に、証拠金に関しての注意書きの例を載せておきますね。
証拠金は預金ではなく、元本が保証されているものではありません。また、金利も付されません。さらに、差し入れた金額が全額損失となる場合もあるほか、追加で支払が必要となる(不足金が発生する)リスクがあることが預金とは大きく異なります。
やり方を間違えると、最初に預けた証拠金以上の損失が出ることがあるとはっきり言ってますね。
専門用語は疲れますよね、、今回はこの辺でやめときましょう。
今回の内容はお役に立てましたか?
ではまた次回 (@^^)/~~~
2019年11月16日
FX超入門6 〜「今までのおさらい」と〜
2019/12/30更新
こんにちは (*・ω・)/
今回は、今までのおさらいをしてみましょう♪
下のまとめをサーっとみて、「あ、これなんだっけ?」っていう事はないですかね?
もしあれば、過去の記事をたどってみてくださいね。
''`ィ(´∀`∩
〜そもそもFXって何?〜
・「Foreign Exchange」の略で”FX”
・日本語では「外国為替証拠金取引」
・簡単に言うと「通貨と通貨の交換(売買)」
・外国為替相場(為替レート)を予測しながら
外貨の売買を行い、売買差額で利益を出す。
・「為替差益」売買差額で利益が出た時
・「為替損失」売買差額で損失した時
・為替レートは様々な情勢を反映して常に変動
通貨と通貨の交換っていうけど、どうやって交換するの?
・「通貨ペア」を選んで売買する
・「通貨ペア」の名前の並び順と売買の関係
・「主軸通貨」と「決済通貨」
・「通貨ペア」にはどんなものがあるか?
・選べる「通貨ペア」はFX運営会社ごとに異なる
〜レバレッジとは?〜
・自己資金以上の取引ができる仕組み
・少ない資金で大きく運用できる
・自己資金(証拠金)の最大25倍まで取引可能
(→法律で決められた上限が25倍)
・多額の取引で大きな利益を狙える反面、
損失も巨額になる可能性がある。
・リスク最小で手堅くいくなら1倍
・レバレッジの倍率が高くなるほど
「ハイリスク・ハイリターン」
〜スワップポイント(スワップ金利)でメリットを出すとは?〜
・スワップポイントを毎日もらう
・どうすればもらえるか
「低金利の国の通貨を売って」
「高金利の国の通貨を買い」
「それをしばらく保有すると」
「保有した期間」
「毎日スワップポイントを受け取れる」
・実際は通貨ペアでの取引となるので
「スワップポイントがプラスの通貨ペアを買い」
「それをしばらく保有すると」
「保有した期間」
「毎日スワップポイントを受け取れる」
ということ。
・スワップポイントは、取引通貨間の金利の
差で決まる。
・実際にもらえる額は日々の金利情勢で変化。
〜スワップポイント(その2) リスクについて〜
気を付けないと毎日損しちゃう事が(´;ω;`)
@売買の方向を間違えて保持した
(買いか売りかを間違える)
→スワップポイントを毎日
「自分が支払う」ことになる!
Aスワップポイントがマイナスに転換した
→スワップポイントを毎日
「自分が支払う」ことになる!
B為替相場の急変動
→もらったスワップポイント額よりも
大きな損失となることもある!
〜売りから始めるって なに?どゆこと?!〜
FXには、二通りの取引の仕方がある
(チャンスが2通り)
・円高から円安に推移している時
→外貨を「安く買って高く売る」=利益
「買いから入る」or「買いスタート」
・円安から円高に推移している時
→外貨を「高く売って安く買い戻す」=利益
「売りから入る」or「売りスタート」
こんな感じでお話を進めてきましたが、いかがでしたか?
これまでは、わかりやすさを重視して、極力、難解な専門用語を使わずに書いてきました。
次回からは、少しずつ専門用語についても慣れていただけるような記事も書いていきたいと思っています。
ではまた(@^^)/~~~
こんにちは (*・ω・)/
今回は、今までのおさらいをしてみましょう♪
下のまとめをサーっとみて、「あ、これなんだっけ?」っていう事はないですかね?
もしあれば、過去の記事をたどってみてくださいね。
''`ィ(´∀`∩
〜そもそもFXって何?〜
・「Foreign Exchange」の略で”FX”
・日本語では「外国為替証拠金取引」
・簡単に言うと「通貨と通貨の交換(売買)」
・外国為替相場(為替レート)を予測しながら
外貨の売買を行い、売買差額で利益を出す。
・「為替差益」売買差額で利益が出た時
・「為替損失」売買差額で損失した時
・為替レートは様々な情勢を反映して常に変動
通貨と通貨の交換っていうけど、どうやって交換するの?
・「通貨ペア」を選んで売買する
・「通貨ペア」の名前の並び順と売買の関係
・「主軸通貨」と「決済通貨」
・「通貨ペア」にはどんなものがあるか?
・選べる「通貨ペア」はFX運営会社ごとに異なる
〜レバレッジとは?〜
・自己資金以上の取引ができる仕組み
・少ない資金で大きく運用できる
・自己資金(証拠金)の最大25倍まで取引可能
(→法律で決められた上限が25倍)
・多額の取引で大きな利益を狙える反面、
損失も巨額になる可能性がある。
・リスク最小で手堅くいくなら1倍
・レバレッジの倍率が高くなるほど
「ハイリスク・ハイリターン」
〜スワップポイント(スワップ金利)でメリットを出すとは?〜
・スワップポイントを毎日もらう
・どうすればもらえるか
「低金利の国の通貨を売って」
「高金利の国の通貨を買い」
「それをしばらく保有すると」
「保有した期間」
「毎日スワップポイントを受け取れる」
・実際は通貨ペアでの取引となるので
「スワップポイントがプラスの通貨ペアを買い」
「それをしばらく保有すると」
「保有した期間」
「毎日スワップポイントを受け取れる」
ということ。
・スワップポイントは、取引通貨間の金利の
差で決まる。
・実際にもらえる額は日々の金利情勢で変化。
〜スワップポイント(その2) リスクについて〜
気を付けないと毎日損しちゃう事が(´;ω;`)
@売買の方向を間違えて保持した
(買いか売りかを間違える)
→スワップポイントを毎日
「自分が支払う」ことになる!
Aスワップポイントがマイナスに転換した
→スワップポイントを毎日
「自分が支払う」ことになる!
B為替相場の急変動
→もらったスワップポイント額よりも
大きな損失となることもある!
〜売りから始めるって なに?どゆこと?!〜
FXには、二通りの取引の仕方がある
(チャンスが2通り)
・円高から円安に推移している時
→外貨を「安く買って高く売る」=利益
「買いから入る」or「買いスタート」
・円安から円高に推移している時
→外貨を「高く売って安く買い戻す」=利益
「売りから入る」or「売りスタート」
こんな感じでお話を進めてきましたが、いかがでしたか?
これまでは、わかりやすさを重視して、極力、難解な専門用語を使わずに書いてきました。
次回からは、少しずつ専門用語についても慣れていただけるような記事も書いていきたいと思っています。
ではまた(@^^)/~~~
2019年11月14日
FX超入門5 〜売りから始められるって なに?どういうこと? 「売りから入る」とは?〜
こんにちは!
今回は、
「売りから始める」
「売りから入る」
「売りスタート」
とか言われている取引ってどういうことなのか?
について書いてみたいと思います。
簡単に言うと、
「円安から円高に推移している時にも」
「利益のチャンスがある!」
という取引の仕方です。
(∩´∀`)∩
本題に入る前に、軽くおさらいからいきましょう♪
「円高の時に外貨を買って、円安の時に売る」
(外貨を安く買って、高く売る)
これで利益が出る事は、すんなりと理解できるはずです。
以前、書いた
「レバレッジ」
の記事中でやったシミュレーションは、まさにこのパターンでしたよね。
これって、理解を簡単にするために、わざと「外貨を安く買って、高く売る」方向でのシミュレーションしか書きませんでした。
(m´・ω・`)m ゴメンネ…
実は、この取引の仕方(取引の方向)を、
「買いから入る」とか、
「買いスタート」
とか呼んでいるんです。
でもですよ。。。
これだけだと、為替が「円高から円安に動くタイミング」でしか利益が出せませんよね。
「円高がどんどん進んでいて、当分円安にならなそう。。。」
「これじゃあ、いつまでたっても買えないじゃん!」
こうなってしまうと、取引したくてもできず、ただ待ちぼうけですよね(;´Д`)
そこで、FXの場合は、
「売りから入る」事もできるんです!
なので、
「高く売って、安く買い戻す」
という芸当ができるんです。
これで、円高が進んでいく中でも利益創出のチャンスが生まれるようになっています。
こんなふうに、チャンスが2通りあるんです♪
ここは、買いからしか入れない「株取引」や「外貨預金」と違い「FXならでは」なところです。
ではまた(@^^)/~~~
2019年11月11日
FX超入門4 〜スワップポイント(その2) スワップポイントのリスクとは?〜
こんにちは (^_^)/
前回の記事では、理解を簡単にするために
「毎日スワップポイントを受け取れる」
というプラスの面しかお話ししませんでした。
ですが今回は、その逆
「毎日スワップポイントを支払わなければならない」
すなわち「毎日損しちゃう(´;ω;`)」
場合についてお話しします。
----------------------------------------------
@売買の方向を間違えて保持した
(買いか売りかを間違える)
Aスワップポイントがマイナスに転換!
B為替相場の急変動
----------------------------------------------
@売買の方向を間違えて保持した
前回お話ししたように、
「スワップポイントがプラスになる通貨ペア」を
「買って保持すれば」
「毎日スワップポイントをもらえます」
ですが、誤って「売った状態で保持」するとどうなるでしょう?
そうです!
スワップポイントを
「毎日自分が支払う」
ことになってしまいます。
これは大チョンボですよね。。。
Aスワップポイントがマイナスに転換!
どこのFX運営会社でも口座開設や利用前に、必ず「重要事項」をお読みくださいというような文言があり、その中で、こんな感じの表現が出てきたりします。
「スワップポイント(金利差調整額)をお受取りまたはお支払いいただきます。スワップポイントは、一定期間固定されたものではなく、取引対象通貨の金利情勢などに応じて変動し、受取りから支払いに転じることがあります。」と。
これは、何を言ってるかというと、
「オーストラリアは日本より金利がうんと高いから、オーストラリアドル/円(AUD/JPY)を買って持ってさえいれば、毎日スワップポイントでウハウハ〜\(^_^)/」
な〜んて安易に長期保持していたら、、、
ある日突然・・・
オーストラリアと日本の金利が逆転!!
気づいたら、「スワップポイントを毎日自分が支払う状態になってた!!」
な〜んてことも「ありうる」と、言っているんです。
まあ、日本の金利は世界の中でも最低水準ですから、オーストラリアドル/円(AUD/JPY)のような通貨ペアだとそうそうないはずですが、「将来に渡って絶対ないとは言いきれない」という事です。
当然のことながら、過去の実績をみて「スワップポイントのプラス/マイナスが頻繁に入れ替わっている通貨ペア」のようなものの取引だったとしたら、絶対にこのリスクを考えなければなりませんよね。
B為替相場の急変動
「スワップポイントがプラスの、とある通貨ペア」を
「1万通貨買って持っていて」、
「毎日スワップポイントが50円もらえている」
と仮定します。
この時、上記通貨ペアを買った時点より
「1円」円高になったと仮定すると、通貨ペアの実質的価値は1万円下がった事になりますよね。
あれえ、、これって200日分のスワップポイントに相当するじゃないですか!
せっかく貯めたスワップポイントも、これでは水の泡です。
円安になるまで持ち続けられれば結果的にはプラスになるので、それを待つ手もある?かもしれませんが、円安を待っている間に、Aの話しのように金利がひっくり返った場合は、さらに損失が膨らんでしまう結果となります。
(これはそもそも論外ですけど、「買ったときがすでにかなりの円安の状態」だったとしたら、もう…お話しになりませんよね…)
@についてはチョンボという事で注意するしかないですが、、、
A、Bをできるだけ回避して運用できるようにするためにはどうしたらよいでしょう?
・スワップポイントのプラスが比較的大きく、
・長期的にみてもスワップポイントの変動が小さい通貨ペアを
・できるだけ円高の時に買う
こんな感じでしょうか。
そうはいっても、上記をちゃんと判断するためには、それなりの学習と経験の蓄積が必要になってきます。
儲かりそうだからやってみようという安易な考えで始めるのではなく、為替相場や金利の動向を見る力を養うところから始めないといけませんね!
ではまた(@^^)/~~~