当然、何かを買ったり、サービスを受けたりすれば、その代償としてお金を支払います。
しかし、この「お金を支払わなければならない」という捉え方こそが、ストレスの根本的原因になっていることに気付きました。
改めて自分の経費を見直してみると、まったく使っていないのに、毎月出ていく支払いがあります。
それは保険です。
正直、私は今まで一度も生命保険や医療保険を使ったことがありません。
保険は過去に何度か見直しをして、今ではかなり保険料も安くなりました。
将来は分かりませんが、少なくとも今までは、全く使っていないことには変わりがありません。
他にも携帯電話料金などがあります。
今は仕事でスマホを使っていますが、ガラケー時代はパソコンで仕事をしていたので、ガラケーは全くといっていいほど使っていませんでした。
ならば、使っていないこのような経費を止めればよいのではないかとも思いました。
そして、まったく使っていないサービスはもはや、その会社にお金を寄付しているのと同じではないかという考えに至りました。
使っていないサービスは止めることもできますが、このまま寄付として続けることもできます。
ならば、寄付というスタンスで支払いを続けていくのもアリなのではないかと思うようになりました。
寄付をしていると思えば、いつでも止めることができますし、それは自由意思で好きなように選択することができます。
しかし、支払わなければならないという気持ちでいると、余計にストレスになってしまいます。
各種税金も同じことが言えるのではないかと思っています。
誰かの役に立つためのお金を寄付していると思えば、何で支払わなければいかないのか、という不満も減るかもしれません。
それでも不満に思うのであれば、合法的に税金がかからないような生活をしていけばよいだけのことです。
寄付のよいところは、それがやがて自分のところにかえってくることです。
「情けは人の為ならず」のことわざは、まさに寄付を代弁しているといっても過言ではないと思います。
ストレスとは無縁の状態で、自分のために使うお金を減らしていくことは十分に可能だと思えるようになった今、お金を使うのは結局のところ、誰かのためだけになっていくのも、私にとっては遠い未来のことではなさそうです。
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