2015年10月07日
LIVE A LIVE :21周年を迎えた名作中の名作。様々な時代の人生と悪を描いた傑作
今回紹介するのは、先日発売21周年を迎えたLIVE A LIVEです。
1994年に発売されて以来、未だにファンが多く、
多くのファンに復活を期待されていた傑作です。
20年以上の月日を経て、今年に入って、なんとWiiUのバーチャルコンソールで復活!
WiiU LIVE A LIVE
このためにWiiUを買っても損じゃない!というくらいの名作です。
========
【ゲームの内容紹介】
時代や背景の違う7つのシナリオを好きに選んで遊べるオムニバス形式のRPG。
当時小学生だった私はゲームを買うお金がそんなになかったので、ボンボンかなにかで読んだ記事で、
「1つのゲームソフトに7個もゲームが入ってるんだ!すげぇお得じゃん!買うしかない!」
と飛びついた記憶があります。あさはかなり。
その行動が私の人生に大きく影響を与えることになってしまったわけですが。
ともあれ、7つのシナリオは独立しているので、どれからでもOK!
詳しいシナリオやゲーム内容については、ニコニコ大百科がわかりやすいです。
BGMも非常に良くて、今でも仕事中に無限ループさせています。
下村陽子先生の代表作の一つとも言え、各シナリオのテーマ性をしっかり表現しつつ、共通のテーマで作品の一貫性を表現する、という重要なファクターになっています。
=======
紹介は他サイトやブログで散々行われてきたので、LIVE A LIVEが与えた自身への影響について。
作品のネタバレもありますので、ご注意ください。
以前触れたかもしれませんが、当方、現在しがないゲームクリエイターをしていますが、
ゲームクリエイターになりたい!と夢見るようになったのは、この作品がきっかけです。
それまでにやってきたゲームの中では、敵側にも相応の理由があったとしても、
その描かれ方はあくまでオマケ程度でした。
しかし、LIVE A LIVEは違った。中世編の主人公、オルステッド。
彼は他のシナリオとは違いほとんど喋らない、いわゆるプレイヤーの分身型主人公。
周りの期待に応え、困難に立ち向かう、王道の主人公だった。
当時この先に待つ結末を知らなかったので、このシナリオが7つのシナリオの奥にあることで、
しっかりした王道で締めくくるのかと思っていましたが、見事に裏切られました。
オルステッドはストレイボウに裏切られ、助けるために全てを投げ打ったにも関わらず、王女アリシアは自身を蔑んで自害してしまう。
何もかも、失い、果てに自身が魔王になる、、、
この仕組みは、ゲームでしか成り立たない。
小説や漫画でどんなにのめり込んでも、自身の分身として、投影させた主人公が絶望する様を見ることはできないでしょう。
ここに、ゲームのインタラクティブ性の真髄、ゲームでしかできないこと、の偉大さを感じ、
「自分もいつか、こんなタイトルを作りたい!」と思ってしまったのでした。
月日は流れ、思い描いたようなゲームクリエイターにはなれているのか、は甚だ疑問が残りますが、
今もその時の思いを胸にゲームを作っています。
いつの日か、LIVE A LIVEを超えるタイトルを作ることを夢見て、、、
本日も残業するのでした。
1994年に発売されて以来、未だにファンが多く、
多くのファンに復活を期待されていた傑作です。
20年以上の月日を経て、今年に入って、なんとWiiUのバーチャルコンソールで復活!
WiiU LIVE A LIVE
このためにWiiUを買っても損じゃない!というくらいの名作です。
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【ゲームの内容紹介】
時代や背景の違う7つのシナリオを好きに選んで遊べるオムニバス形式のRPG。
当時小学生だった私はゲームを買うお金がそんなになかったので、ボンボンかなにかで読んだ記事で、
「1つのゲームソフトに7個もゲームが入ってるんだ!すげぇお得じゃん!買うしかない!」
と飛びついた記憶があります。あさはかなり。
その行動が私の人生に大きく影響を与えることになってしまったわけですが。
ともあれ、7つのシナリオは独立しているので、どれからでもOK!
詳しいシナリオやゲーム内容については、ニコニコ大百科がわかりやすいです。
BGMも非常に良くて、今でも仕事中に無限ループさせています。
下村陽子先生の代表作の一つとも言え、各シナリオのテーマ性をしっかり表現しつつ、共通のテーマで作品の一貫性を表現する、という重要なファクターになっています。
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紹介は他サイトやブログで散々行われてきたので、LIVE A LIVEが与えた自身への影響について。
作品のネタバレもありますので、ご注意ください。
以前触れたかもしれませんが、当方、現在しがないゲームクリエイターをしていますが、
ゲームクリエイターになりたい!と夢見るようになったのは、この作品がきっかけです。
それまでにやってきたゲームの中では、敵側にも相応の理由があったとしても、
その描かれ方はあくまでオマケ程度でした。
しかし、LIVE A LIVEは違った。中世編の主人公、オルステッド。
彼は他のシナリオとは違いほとんど喋らない、いわゆるプレイヤーの分身型主人公。
周りの期待に応え、困難に立ち向かう、王道の主人公だった。
当時この先に待つ結末を知らなかったので、このシナリオが7つのシナリオの奥にあることで、
しっかりした王道で締めくくるのかと思っていましたが、見事に裏切られました。
オルステッドはストレイボウに裏切られ、助けるために全てを投げ打ったにも関わらず、王女アリシアは自身を蔑んで自害してしまう。
何もかも、失い、果てに自身が魔王になる、、、
この仕組みは、ゲームでしか成り立たない。
小説や漫画でどんなにのめり込んでも、自身の分身として、投影させた主人公が絶望する様を見ることはできないでしょう。
ここに、ゲームのインタラクティブ性の真髄、ゲームでしかできないこと、の偉大さを感じ、
「自分もいつか、こんなタイトルを作りたい!」と思ってしまったのでした。
月日は流れ、思い描いたようなゲームクリエイターにはなれているのか、は甚だ疑問が残りますが、
今もその時の思いを胸にゲームを作っています。
いつの日か、LIVE A LIVEを超えるタイトルを作ることを夢見て、、、
本日も残業するのでした。
タグ:LIVE A LIVE ゲーム
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