為替相場展望 金融緩和策と雇用統計
1ドル83円代に突入して驚きましたね。
米国の景気減速感、金利低下や欧州のソブリンリスクが
くすぶり続ける中で、主要通貨に対して円が独歩高に
なりました。そういえば豪ドルも一時下落しましたね。
何でもオーストラリアの政局不安定が背景だとか...
日本の政局はずっと不安定なんですが...円は強い。
今週はいよいよ日銀が金融緩和策に打って出るとの見方が
強いので円安に振れるのでは?との観測もありますが
金融緩和といえばFRBの方が積極的に追加策を打って
きそうな雰囲気もあり、為替相場にどこまで実効的かは
疑問ですね。一時的に円安になってもヘッジファンドの
絶好の売り場になってしまう恐れがありますからね。
注目指標は週末9月3日の米雇用統計。
予想よりもよい数値が出て円安トレンド発生を
期待したいのですが...難しいでしょうね。
今週の注目イベント
30日 米7月個人所得・消費支出
31日 米8月シカゴ購買部協会景気指数
1日 米8月ADP全米雇用報告、8月ISM製造業景気指数
2日 米7月製造業受注、7月中古住宅販売成約指数
3日 米8月雇用統計、8月ISM非製造業景気指数
この記事へのコメント▼