円高トレンド終焉はあるのか?
お笑い番組が好きなので、よく見るのですが、
今週はお気に入りの番組が相次いで最終回と
なりました。「イロモネア」と「エンタの神様」です。
特にエンタの神様は番組開始当時から長い間
ずっと見ていたので、終わってしまうのでは
非常に残念です。テレビ業界も不景気のあおりを
受けて番組制作費の削減の影響があるようですが
お笑いブームなるものもそろそろ終焉に近づきつつ
あるのかな?と感じる週となりました。
話は為替相場に移りますが、今の円高トレンドも
2007年の夏から始まって2年半が経ちました。
過去のチャートを見てみるとドル円レートのトレンドは
2年半から3年の周期で反転しているケースが
多いようです。だからと言って円高トレンドが終焉を
迎えてそろそろ円安に振れるとは限りません。
ただひとつ言える事は今の円高は日本に魅力があって
円が買われている訳ではないと言うことです。
海外から見れば外貨準備金などが豊富な債権国で
あるため、経済不安を抱える諸外国から資金の
一時的な避難所として円が買われているだけです。
世界経済が回復すれば低金利通貨で少子高齢化が
急進する日本の円が買われる理由は無くなります。
問題は世界経済が元の姿に回復するかどうかです。
アメリカ型金融資本主義経済が崩壊して、新興国を
中心とした新しい形で経済が活性化した場合に
円の価値が米ドルほか主要通貨と比較して
どうなるのかは残念ながらまったく分かりません。
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