今週の為替相場展望 PIGS動向
週末は寒かったです。雪もチラついたりと
この冬一番の寒さでした。明日からは一気に気温も上がり
春めいた陽気になるようです。
温かいのはうれしいのですが、花粉が一気に増えそうです。
G7ではこれといった具体策はでなかったようですが、
欧州の財政問題がクローズアップされてきています。
市場関係者の間ではPIGS
(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)
の今後の動向に注目が集まっているようです。
それにしてもPIGS(ピグズ)とはうまく命名するものですね。
しかしあまりよい語感では無いような気がします。
このPIGSの財政不安が原因で株価下落、ユーロ売り、
円買いの流れにつながっているようです。
今週も欧州圏のネガティヴなニュースには
敏感に反応すると思われます。
ユーロ安、連れてポンド安、リスク回避の流れから
円高かつドル高の展開となりそうです。
コモディティと連動して資源国通貨が売られましたが、
オセアニア通貨の反発に期待したいところです。
【米ドル円】
米ドル、円ともに他通貨に対して強含むため、
値動きは小さいかと思われます。様子見。
【ユーロ円】
ユーロ・ドルはさらに売り込まれ、ユーロ円も下落。
戻り売り。
【ポンド円】
サポートポイントであった139円を割って瞬間的に
138円台を付けており、更なる下落の可能性有り。
戻り売り。
【豪ドル円】
豪ドル・ドルの下落に反転の兆しが。。。
豪ドル円は76.25を下放れしなければ上昇か?
押し目買い。
今週の主な経済指標
9日 米12月卸売在庫・売上
10日 米12月貿易収支、1月財政収支
11日 米1月小売売上高、12月企業在庫
12日 欧10−12月期実質GDP(域内総生産)
12日 米2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
なお11日は日本は建国記念の日です。
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