FX 為替相場は間違える?
足元での急速な円高進行について、日銀・白川総裁は
「回復途上にある企業マインドに影響を与える可能性がある。
景気判断は変わらないが、マインド面に与える影響に
ついてはしっかりみていく必要がある」 とのコメントです。
もう一歩、踏み込んだコメントを出してほしかった。
円高基調に若干のブレーキを掛ける程度で、
根本的な円高対策には、もはや実為替介入しか
残されていない感じがしています。
本日のトレードですが、先週末に持ったポジションは
利益確定せずに持ったまま。
豪ドル円ロング 77.27 (ストップ 76.45)
NZドル円ロング 60.75 (ストップ 59.80)
何となく、長い付き合いになりそうな気がしてきました。
退屈なので、ポンド円ロングを142.30でエントリー。
142.79まであがったところで素直にイグジット。(+49pips)
その後、143円を超えて行きましたが...また下がった?
なんだか方向感のない相場になっています。
米ドル円もクロス円も上値はかなり重そうです。
NY時間で上抜けできるかどうかですが...
非常に戦略の立てにくい相場です。
では今日は「相場は間違える」というお話です。
「相場は常に正しい」と矛盾しますが...
バブルの元祖として有名な話に、17世紀のオランダの
チューリップがあります。
チューリップの球根が投機の対象になり、最終的には
家一軒とチューリップの球根ひとつが同じ値段に
なりました。ある日ある人が「これはおかしい!」
と気が付くと、売りが売りを呼び、球根の価格は暴落、
破産者が大勢出たそうです。
規模は違いますが、わたしが数年前にロンドンに旅行に
いったとき、ポンド円が240円を超えていました。(-.-)
地下鉄の初乗り運賃が1000円、
アフタヌーンティーがひとり6000円でした。
たかが、お茶とケーキとサンドウイッチですよ!
すごく高いなあ...と思いつつも、ロンドンまで来て、
アフタヌーンティーを経験しないのは味気ないので、
「お金がもったいない」と感じながら食べましたけど。
その後のポンドの凋落はご周知のとおり。
物の値段にしろ通貨の価値にしろ、絶対的なものではなく、
みなさんが現時点で適正と思う値段(価値)が付いている
だけです。それが「相場」です。
いまなら、韓国ソウル3泊4日ツアーに2万円くらいで
行くことが可能です。(焼肉大好き!)
国内の一般的な温泉旅館に1泊するだけでも
2万円くらいですね。(温泉大好き!)
為替レート以外のファクターもありますが、
ちょっと不思議な気がしませんか?
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