比較 FXと外貨預金
「NIKKEI NET マネー&マーケット」を見ていたら
おもしろい記事が載っていました。
「マネー&マーケット」の読者アンケートによると、
約7割の人が外貨建て金融商品に興味をもっているそうです。
ということは、FX人気もまだまだ健在かと思いきや、
結果を見てビックリ!人気順位は・・・
1位・・・外国株(投信含む) 22.4%
2位・・・外貨預金 11.1%
3位・・・外債投資信託 10%
あれ?FXがありませんね。
意外にも、外貨建て金融商品のなかでは
最下位の6%だそうです。
預けた証拠金の何倍もの取引ができるFXはもっとも投機性が
高い金融商品とのイメージで一番人気が低いそうです。(-_-)
非常に残念というか、何というか・・・・・・
FXはリスクが高いのではなく、
自分でリスクをコントロールできる
便利な金融商品なのですが・・・(-_-)
レバレッジを1倍にしたら外貨預金とほぼ同じリスクです。
いまさら改めて、FXと外貨預金の比較記事を書くべきか?
外貨預金もむかしと比べると、手数料が安くなってきたり、
ネット銀行の外貨普通預金なら24時間出し入れできるところも
出てきたりと、便利にはなってきているのですが・・・
わたしも外貨預金はしたことがありませんので、
一般論になります。
なぜ外貨預金をしたことがないかは、以下の通りです。
いま外貨預金に興味を持っている人は高金利通貨が
ターゲットだと思います。
某ネット銀行の外貨定期預金と一般的なFX会社で
豪ドル/円を1万通貨(約78万円)売買するケースで
比較してみましょう。
(FXも1000通貨単位でトレードできるところもありますけど)
1.売買にかかるコスト
FX・・・スプレッド200〜300円
外貨預金・・・TTBとTTSの差が20,000円
2.売買の容易さ
FX・・・月曜朝から土曜日朝まで自由自在
外貨預金・・・中途解約できません。
3.金利の受け取り
FX・・・基本的に日々スワップ金利が口座反映。
外貨預金・・・満期時に一括して受け取り。
4.税制面
FX・・・スワップ金利、為替差益(差損)を合算して雑所得。
外貨預金・・・金利に20%の源泉分離課税。
さらに為替差益は雑所得扱い。
5.資産の安全性(万が一預け入れ先が破たんした場合)
FX・・・信託保全している会社であれば原則安全。
外貨預金・・・預金保険の対象外なので???
思いついたことだけ書きました。
まだ他にもそれぞれのメリット、デメリットがあるかも
しれません。
もし仮に1年物の外貨預金をして、為替レートが1年後に
変わっていなかったら、受取金利が手数料と税金でほとんど
相殺されてしまいます。(へたするとマイナスかも?)
それでもあなたは外貨預金を選びますか?
それではここからは、お詫びと訂正をいたします。
9月28日(月)からリリース予定だった、MJさんの
新トレードシステム 「Spot Board PRO」 の
稼働開始が延期となりました。m(__)m
リリース時期は未定です。残念!
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