景気回復が心配です!
寒暖の差が激しくなってきましたね。
昼間は夏の暑さが残っていますが、朝晩は
すごく涼しくなりました。鈴虫も鳴いています。
きょうは日本経済回復を憂慮して真面目な記事を書きますよ!
民主党の鳩山代表が2020年の温室効果ガスの排出量を
1990年比で25%削減を目指すことを明言されました。
地球環境にとっては大変よいことで、日本がリーダーシップを
とって、世界各国に同調を求めて実現していければよいのですが。
ただ、この数値ははっきり言ってとてつもない削減量です。
家庭レベルでの省エネなどでは、まかなえる量ではありません。
日本の産業界に多大な負担を強いることになるでしょう。
排出量の半分以上は産業分野から出てますからね。たしか???
企業が排出量を削減する方策は3つ。
1.省エネのための設備投資や物流手段の変更をする。
2.新興国などの海外へ工場移転。
3.生産・経済活動を縮小する。
いずれも、コストアップおよび日本経済の悪化を誘発する可能性
があります。結果的に我々の生活にも悪影響がでてくるでしょう。
CO2排出量最大国のアメリカや、中国を始めとした新興国などが
とても同調する削減量とは思えません。
日本だけが突出した目標値を国際社会に公約してしまったら、
たいへんなことになります。
日本企業は省エネ対策のコストアップで国際競争力を失い、
やりたい放題の新興国企業の独壇場に変わっていくでしょう。
そうなったら、為替相場も円安にシフトしていくのでしょうか?
今のうちにBRICsや資源国通貨を仕込んでおきましょうか?(-_-;)
決して省エネを否定している訳ではありません。ただ、日本が
単独で頑張っても世界全体の排出量削減には大差ないんです。
国際社会が協調して温室ガス削減に取り組むことを期待します。
でも民主党さんは、高速道路を無料化すると公約されています。
温室効果ガス(おもにCO2)削減方策にモーダルシフト
(トラック → 鉄道、船などへの輸送手段変更)がある
のですが、この方策に逆行しないでしょうか?
無料化すれば、一般のひともドライブする機会が増えるし、
企業もトラックでの貨物輸送量が増えて、CO2排出量も
増えそうな気がします。
それともトラックは無料化の対象外にするのでしょうか?
たぶん、きちんと計算されていますよね???
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