そろそろネタにするんじゃないかと思われる方も多いと思いますんで。

　説明するまでもなく、食中毒事件を起こした「焼肉酒屋えびす」の事件についてですが、この文章を書いている時点で４人の方が命を落とし、いまだに症状が改善しない人が２０名ほどいる様ですが、今回の事件はその内容以前に社長のキャラクターで状況が悪化して行っているような気がします。

　社長の態度からして「何でオレが頭を下げなきゃいけないんだ！」って雰囲気がプンプンしていましたが、普段の仕事量に比べて多く給料をもらっているのも、こう言う状況を収拾する立場だからですし。まぁ、その後の手のひらを返したような平謝りっぷりも、どことなく“他人事”の裏返しのようにも思えますが。

　さて、逆ギレモードから平謝りモードに転じた社長。その言葉の中に「語るに落ちる」と言うか、生食の危険性を十分理解していた様子。今後もイロイロとボロが出そうです。また、テレビで会社のマニュアルとしてユッケの調理方法が紹介されていましたが、手袋の使用は守られてなかったみたいです。

　と言うのも、動画で同社の調理場の風景が出ていましたが、素手で肉を混ぜたり台を拭くダスター（台拭き）で盛り付けた皿のふちをぬぐったりしていましたし。しかもそれ、隠し撮りとかではなく（オリジナルは）「えびすアカデミーアワード　年間優秀店の様子」と題してアップされていたみたいです。（つまりは否定的、批判的な目的で撮影されたものではない事を考えると…）

　そんでもってこの会社を優良な店として紹介した「人生が変わる1分間の深イイ話」、放送後、わずか３日でのこの事件ですからねぇ。ホントならバックナンバー的に過去の放送を照会するんですが、この回の放送はなかった事になりそうですが、番組内で絶賛していた手前、番組の中で何らかのアナウンスがあると思われます。

　んでもって今週末、焼肉を食べに行こうと画策していますが、今回の事件でユッケはどこの店も発売を控えているんじゃないかと心配しています。とは言え、このタイミングで別の店だったとしてもユッケで食中毒になったら何を言われるか（笑）。

　今回は納入業者がトリミング（ミガキ）処理をした肉とは別の肉をユッケに使ったような気もします（←思い込み）が、そう言えばいつぞやのフジテックと納入業者で鋼材の強度で裁判沙汰になっていましたねぇ。あれもどうなったのか？と考えると、この事件も感心が薄れたらうやむやになるんでしょうねぇ。

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