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　今日はネタ切れなので、そのための保険として用意していた「星占いシリーズ」について。先月の22日以来か（笑）。前回はミクシィでの出来事を書いていましたが、それについては後日談があります。が、現在はまだ「現在進行形（仮死状態？）」なので、お話が完結しましたらここで紹介します。

　さて、そんなわけで今回は星占いでの思い出話を。

　以前、某掲示板（こちらは超常現象について基本精神は懐疑系ながら、あまりに手前勝手な超常現象肯定者が多いので「否定派」を名乗っている場所）にて占い師なる人物が登場しました。曰く「完全否定というのは（方向こそ正反対だけど）盲信する事と同じではないですかね？」との発言がありました。

　まぁ、そこの管理人もこう言う発言こそを狙い“挑発的な否定”と言う立場を取っていましたが、その占い師、自身は頭から肯定・否定の立場を取らずにデータを検証した結果、星座に「ある偏り」が見られたというものでした。否定する限り、この程度のデータ収集はすべき！と。

　それに対し管理人さんは否定の材料を集めるのは実質不可能、それよりも明確な肯定の証拠を出すことが先決であり、データを弄繰り回す事に意味があるのか疑問があるとレスしましたが･･･私はその占い師の主張を怪しく感じてしまいました。

　彼曰く、「日本中央競馬会（JRA）のデータを元に、JRA所属騎手全てのホロスコープを作って出しました」「加えて過去４８年分のリーディングデータも調べました」「無論、騎手だけでなく、野球選手、サッカー選手、芥川賞・直木賞受賞作家なども含め、１万人以上は軽く出してます」と並べられた言葉に感じた疑問を質問しました。

　（以下、数字は2004年当時のものです）まず、「１万人以上は軽く」と言うのはどのくらいの数でしょうか？と言うのも、現在JRAの所属騎手が数え間違いが無ければ150名。野球選手は１球団７０人枠ですので、現役選手は全部で（最大）840名です。あわせて約1000名を切るくらいです。

　このレスを書いた時にはサッカー選手の記述を見落としていましたが、それぞれの選手生命を平均5年（これで全て入れ替わる）と仮定すると50年の歴史でざっと1万人。それに対し1935年から芥川賞受賞者は135名、直木賞受賞受賞者は74名と前記のサンプルに比べかなり少ないものがサンプルとして有効かどうか疑問。

つづく

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