今日は楽しみにしていた「エクスペ２」を見てきましたが、時間の関係上、残念ながら吹き替え版を見てきました。今回も（一昔の）豪華スターが共演していながら２流映画の香り漂う作品です（笑）。



　1作目ができた直後から2作目を期待していましたが･･･とりあえず今回も【感想：Start】〜【感想：End】に。この間ではネタバレ注意。

【感想：Start】

　えっと･･･申し訳ありませんが、吹き替え版は失敗でした。ってのも、シルヴェスター・スタローンにアーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスと主役級が勢ぞろいしてるのは嬉しいんですが、声の調子が似通っていて、さらにこちらも主役級のジェイソン・ステイサムも声が･･･

　まぁ、字幕ならあまり気にならなかったのかもしれませんが、もう一つは個人攻撃になって申し訳ないですけどヒロイン（ユー・ナン）がかなり残念なルックスな上に吹き替えも･･･。


　アクションシーンはカッコ良かったし、ジェイソン・ステイサムがロシア聖教の教会で戦うシーンの美しさは一見の価値がありますが、ストーリーはかなり陳腐。

　最近では「新・少林寺」などでもあった村人を拉致して強制労働＆使えなくなったら殺す、足りなくなったらまた村を襲って補充と言う、非情さを強調しようとしながらこれ以上無い効率の悪い事をやっているバカさ。明らかに消耗品軍団を殺しに来た兵隊を作業に充てれば近隣の村々に知られることなく作業が行えたのに。

　ついでに序盤でビリーを殺した悪党ども。しかし、もし彼を殺さなかったら消耗品軍団も復讐には来なかったし、そう考えると無意味な殺しをしたなぁ（笑）。それからチャック・ノリス、必要？なんか、２回目以降の登場するたびに笑ってしまいましたが。

　あと“あざとい”パロディネタ。吹き替え版のセリフですがシュワちゃんに「溶鉱炉に叩き込んでやる」とかシュワちゃんの方も火星で乗ってた様なマシンから出てきて「戻ってきたぜ」と言ったり･･･。いくつ気が付くかな？って感じかな。


　正直なところ、前作の様な清々しさと重さが今回は薄かったかな？敵役のジャン・クロード・ヴァン・ダムが良い味を出していましたが、ユニバーサル・ソルジャーのメンバー以外にもう一人くらい悪役側にスターが欲しかったなぁ。

【感想：End】

　総じて勝手な意見かとは思いますが、できれば字幕でごらんください。ついでに現時点で映画紹介サイトなどでのレビューはかなり好評価ですが、もしかしたら熱心なファンが率先して書いているからかも。

　最後に一言。スタローン、シュワルツェネッガー、ウィリスがしっかりとからんでいた分、今回の方がお得感がありますが、なぜか前回よりもチープな感じがしたなぁ。





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