マイミクさんが紹介していた記事から。今回、ちょっと根に持っている事がオーバーラップしてもんで。

竹島提訴拒否　韓国はなぜ背向けるのか
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120823/plc12082303120003-n1.htm

>　竹島問題について、韓国国民はこれまで、政府や
>メディアによる一方的な見方しか聞かされてこなかった。
>その証拠に、日本側の主張の詳細な根拠は、ほとんど
>認知されていない。

　以前、ミクシィの某コミュにて「嫌韓」に関する話がありました。そこで「嫌韓はおそるべき確証バイアス」とし、嫌韓を悪としている人がいましたが、その人の論調が「反・嫌韓」のバイアスがかかっているように思え指摘した事があります。加えて嫌韓の意見も聞いてみることも必要では？との私の意見に「悪しき相対主義」は不要と切って捨てられました。

　だだ、その方は決定的な「反・嫌韓」（親韓？）な一言があったので、冷静な判断が出来ない人と思って退散した覚えがあります。（まぁ、ご本人は「皆、私の様に冷静であれ」みたいな立場を取られていたので、それを指摘しても揚げ足取りと罵られるのが容易に想像できましたんで）


　で、その「悪しき相対主義」の私ですが、それなりに「相手の立場」を考えてみると･･･今回の韓国との竹島を巡る領有権問題は、彼ら韓国サイドから見たら裁判拒否も当たり前でしょう。中国が尖閣で裁判と言いだしても（負けることは無いですし、裁判の結果で引き下がることで確約が取れるなら）日本としては受けるかもしれませんが面白くは無いでしょうし。

　さらには彼らは日本の主張をまともに知らないようですので、言い掛かりをつけられているとしか思っていないことでしょう。が、この様な考察も「悪しき･･･」と言ってしまえばそれまでですが、それをやらなければ相手の理論を崩す手掛かりは見出せません。（いや、韓国様の考えを慮（おもんぱか）る事なんで良い事って言われそうですが）

　逆に韓国人が日本側の主張をどこまで調べているのか。もちろん、彼らの「独島は我が領土」バイアスがかかっているくせに「冷静かつ公平に判断し」と前置きした上で取るに足らない！と言い出す事も目に見えています。で、その判定すらも彼らから見ると「悪しき･･･」だったりして（笑）。


　日本人が、韓国人がそろぞれの主張をバックに相手の意見を聞いたときにバイアスがかかるのは当たり前。そして相手の主張を「悪」とし踏み込まないという事は「聞く耳持たず」ってことかな。まぁ、私は韓国の捏造に基づく領有権の主張はほとんど入り口で引き返してしまいましたが（笑）。


　そんなわけで、親書を突き返そうとも、相手の意見を批判的なバイアスの目で見ようと、何の進展もないし･･･嫌でもそれらを排して意見を突きつけあえる場所しか解決の手段は無いでしょう。もっとも、裁判で勝利を勝ち取っても彼らは竹島から出て行くかも疑問ですし、日本人も国際的に領有権が認められたらそれで収まりかねないなぁ（笑）。

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