最近、ちょくちょく耳にするガセビアでこんな話しがあった。

　あるパーティーでマリリン・モンローが同席したアインシュタインに「私の美貌と貴方の頭脳を持った子供が生まれたら、どんなに素晴らしいでしょう」と求婚したが、「私の美貌と貴女の頭脳を持った子供が生まれたらかわいそうなことになる」と断り、立ち去ったとのエピソード。これをある芸人さんが披露していました。

　まぁ、その当時の美貌のシンボルでモンロー、頭脳の代表でアインシュタインを取り上げたのでしょうが、これは違います。二人の歳の差は47歳、モンローがスターとなった1950年代には既に70歳のアインシュタイン（笑）。さらにはモンローが2度目の離婚をした年に彼は亡くなっています。

　このエピソード、女性の方はいろいろな名前が挙がっていますが、男性はジョージ・バーナード・ショーのようで、さらには都市伝説の域を出ないみたいです。ちなみに女性側で有力なのがイサドラ・ダンカン（1878〜1927年）、サラ・ベルナール（1844〜1923年）でそれぞれショーから見て22歳年下と6歳年上。彼が頭角を現したのが40代と考えると、さらには子供の話もしてるんでイサドラの方が有力かな？

　もちろん、都市伝説の可能性が高いのですが、そもそもこの話が遺伝子に関する本に逸話として用いられる中で変化していったのが原因のようです。


　で、ネット上で調べてみるとこのガセを信じてブログのネタにしてる人もいましたが…「アインシュタイン　モンロー」で検索したら、面白い画像が出てきますんでお試しを。


　さて、こんな感じでうろ覚えのエピソードを声の大きい（発表する機会が多い）人が広めると、それが事実みたいになってしまいます。が、これってある程度、歴史上の人物になりかかった人物なんでそうでもないですが、少なくともモンローにとっては不名誉なこと。

　この程度のうろ覚えで妙な噂が流れたら大変ですねぇ（笑）。


　最後に。宗像にて食事の充実っぷりはスゴイ。まぁ、インスタントラーメンで終わらせてるような一人暮らしの食生活からすれば、まともな手料理に勝てるはずもありませんが。

　それにしても珍しい食材が口に入るというのはありがたい。昨日は「ミンククジラの心臓」の刺身を食べたが…まぁ、変わった味とだけレポートしておきましょう（笑）。


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