今日、リーダーを押し付けられた人間の宿命として･･･いきなり恐怖の進捗報告。しかもいきなりの進捗遅れで突入したんで･･･嫌な汗をかきまくり。

　しかし、メンバーは決して楽しているわけでもサボっているわけでもありませんし、能力が足りないわけでもないんですが。とは言え、数字が出てなければ何も言えない･･･じゃなくて発言を求められる。じゃあ何で遅れてるんだ！って言葉には言いたいことを言ってこっちの非ばかりではないことを主張したんですが、その会議の終わりに「それじゃあ明日ですが、シマダさんのところは？」との一言。

　早い話、遅れは休日出勤してでも取りもどせ！って事ですねぇ。

　昨日も書きましたがプロパーの社員は休日出勤に難色を示していましたが、今の我々のチームの状況（と言うか、印象）を考えると、この様な水の向けられ方をして無視するわけにも行かず、私が代表して出勤することにしました。

　が、他の2名も休日出勤を申し出てくれました。私一人を出勤させるわけには行かない、と。

　ともすれば「我々はできる範囲の仕事を十分にやっている。休日に出勤する必要は無い」として全員が休暇を取ることも不可能ではありませんでしたが、後々の事を考え、明日はみんなに頑張ってもらいましょう。

　まぁ、以前にG君（話がつながらない人は「G君」で覚書を検索してください）に言ったセリフですが、私の考えとして「休日に出なくても良かったじゃん」と言う後悔よりも「休日に出ときゃ良かった」と言う後悔の方が絶対に大きいんで、この選択は間違いじゃないと思いますが、嬉しくもあり申し訳なくもあり。

　それで思い出したのが大学時代の悪友で同業者のＮから聞いた話。彼の仕事先の方から聞いた話というので又聞きの受け売りですが、人を動かす方法は三つある、と。

　一つはアメ、一つはムチ。そして最後は「背中を見せる」事だとか。

　なるほど、アメもムチも持っている人しか使えないが、「背中を見せる」のは下の人間が上の人間を動かすことすらできる手段です。今回、私はアメもムチも持ってませんし使ってませんが、彼らが動いてくれたのはこれだったのかもしれません。

　もっとも、その背中を見ても何も感じないような人間だったらどうしようもありませんが（笑）。


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