映画よもやま話

■映画「プール」

祖母と暮らす娘さよ（伽奈）は卒業旅行で、自分を置いてチェンマイの生活を選んだ

母・京子（小林聡美）の働くゲストハウスを訪れる。

そこには、タイ人の子供と共に暮らしている母がいた。

ゲストハウスで働く市尾（加瀬亮）や、オーナーの菊子（もたいまさこ）との出会い。

キラキラ光るプールに集まる人たちから、サヨが感じたものとは...。

人気漫画家、桜沢エリカが映画のために本原作を書き下ろし（「プール」夏発売予定）、

脚本家として第一線で活躍する大森美香が監督を務める。

「かもめ食堂」「めがね」の製作スタッフによる最新作。


＜舞台挨拶＞
■お客様への挨拶＜小林＞今日は試写会で160名の当選と言うことで、大変幸運な方々が集まっていると思います。おめでとうございます！東京で初めて映画を見ていただくそうで、非常に緊張しています。
＜加瀬＞短い時間ですが楽しんでいってください。＜伽奈＞始めまして伽奈です。初めて演技をしました。長い目で見てやってください。＜もたい＞よくいらっしゃいました。どんな感想を持っていただけるのかドキドキしています。＜大森監督＞皆さんにお見せできることが嬉しいです。■その後、ひとりずつが他のキャストの役柄を紹介して、フォトセッションとなりました。

＜囲み取材＞
■いよいよ来週公開ですが、どんな方に見て頂きたいですか。＜小林＞見る世代によって感じるものが違う映画だと思うので、いろんな方に見てほしいです。■皆さんの雰囲気のように優しい空気が流れている映画だと思いますが、現場はいかがでしたか。＜加瀬＞撮影現場（チェンマイ）が本当に気持ちよかったので、ギスギスしたようなことは全くありませんでした。でも撮影ですから、適度な緊張感がありました。■この中でリーダー的な役割は誰が？＜小林＞みんなバラバラでしたね（笑）　ただ、伽奈さんを見て楽しませて頂きました。＜伽奈＞ありがたいことです。　■伽奈さんは初めての演技ですが、映画を見てどうですか。これからも続けていきたいですが。＜伽奈＞いいとは思っていませんが、ホッとはしました。初めてなので50点くらいでしょうか。みなさんに囲まれていたから出来たことだと思っています。続けるかはお客さんがどう思うかです・・・。■小林さんは作詞、作曲、弾き語りに挑戦していますが、いかがでしたか。＜小林＞プールサイドで歌う歌を考えて欲しいと言われ、スタッフの皆さんもやるならと気軽な気持ちで、犬の散歩途中に作りました。人前で歌うのも、ギターを弾くのも初めてだったので、この為に半年前から猛特訓をしました。腱をおかしくしたり、怪我もしながら（笑）　歌を歌う方がどんなにすごいのか実感しました。■シンガーソングライターになるご予定は？＜小林＞そんな余裕はありません（笑）



脚本・監督：大森美香　

『デトロイト・メタル・シティ』（08/脚本）、『ネコナデ』（08/監督）

出演：小林聡美　加瀬亮　伽奈　もたいまさこ

原作：桜沢エリカ（「プール」幻冬舎刊）

2009年/日本/96分/カラー/DTSステレオ/アメリカンビスタ/（C）プール商会

9月12日、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

http://pool-movie.com/
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