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2015年10月02日

「薔薇の名前」感想

原題:THE NAME OF THE ROSE

制作:1986年 日本公開:1987年12月11日


14世紀のイングランド北部の修道院を舞台に起こる連続殺人事件の
捜査を行う修道士を描いた推理ものです。主役のウイリアム修道士と
その弟子のアドソを演じるショーン・コネリーとクリスチャン
・スレイターを、公開当時の宣伝はホームズとワトソンになぞらえて
いましたが、今日観た感じではスター・ウォーズのジェダイ騎士と
パダワン(弟子)に見えました。

中世のキリスト教会の各派の対立状況や異端審問など世界史に詳しい
人が観れば一層楽しめるのではないでしょうか。
また、不潔感漂う中世の雰囲気や、男しかいない修道院の不気味さも
うまく描かれていたと思います。

書店で原作本を見たことがありますが、映画より難しそうだったので、
購入には至りませんでした。

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Akio
はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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