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2015年09月20日

鉄腕アトム 第1話「アトム誕生」


初回放映:1963年1月1日

手塚治虫が設立したアニメーションプロダクションの「虫プロダクション」の
第一回作品発表会(1962年11月05日)でも「おす」と「ある街角の物語」と共に
先行発表されました。


これまでに「インスタントヒストリー」(3分帯)「おとぎマンガカレンダー」
(5分帯)のような、国産のテレビ用短編アニメは存在していましたが、週1回
の30分枠の放送では、鉄腕アトムは国産第一号でした。

記念すべき第一回の放送は昭和38年の元旦18時15分から始まりました。


(ストーリー:ネタバレ)
科学省長官の天馬博士の息子トビオが交通事故で死んでしまう。悲嘆にくれた
天馬博士は部下に命じて、科学省の粋を集めた息子の代わりになるロボットを
1年かけて製造する。博士はそのロボットにトビオと名付け、自分の家で一緒
に暮らした。しかし何年たってもロボットのトビオは身体的には当然成長する
ことはない。

成長しないトビオに怒った天馬博士は、国際ロボットサーカス団にトビオを売
り渡してしまった。

トビオは団長に鉄腕アトムと名付けられ、ローマの剣闘士のように観客の前で、
別のロボットと壊し合いの戦いを強要された。しかし心の優しいアトムは、相手
を壊すことが出来ずに、罰として団長にエネルギー補充を止められてしまった。

ある日、高圧電流を通り抜ける曲芸に失敗したロボットが爆発し、テント内は炎
に包まれた。アトムはサーカスのロボット達と救助活動をして、瀕死の団長も助
わけ隔てなく助けた。

入院中の団長のもとに新しく科学省の長官となったお茶の水博士がアトムを引き
取りたいと訪ねて来たが、団長はアトムの所有権を主張して手放すのを拒んだ。
お茶の水博士はテレビのニュースを団長に見せた。テレビでは、ロボットが人間
と同じ人権を持つようになったという「ロボット人権宣言」を発表していた。

悔しがる団長。お茶の水博士はアトムを科学省に引き取っていった。



昔のアニメは1話完結が当たり前だったので内容が濃いです。今だと前後編や数話
に渡った話になるかもしれません。

サーカスの団長へ天馬博士が渡した譲渡証には、アトムの正式名称は「ロボットC8型
(俗称トビオ)」と書かれていました。日付は2001年11月1日だったので、トビ
オの交通事故死は1990年代だったのがわかります。

トレードマークの赤いブーツと鉄腕アトムの名前はサーカスでつけられたものでした。
団長から解放されたのなら縁起の悪い名前は変えた方がいいと思うのですが、そのまま
だったようです。

また、天馬博士は人間としてトビオを育てていたので、アトムが初めて空を飛ぶ機能を
使ったのは、戦いで窮地に陥った時でした。団長は譲渡の際に天馬博士に聞いていたら
しくアトム紹介の時に十万馬力とかアトムの性能を説明していました。


天馬博士は完全に科学省長官という地位を私的に使っています。科学省で作ったロボット
を自分の息子として自宅で生活させていたのですから。自分勝手に売り飛ばしてしまった
ことで、さすがに更迭されたのでしょう。お茶の水博士は天馬博士が病気のため交代した
と言ってましたが。

手塚治虫作品ではスターシステムをとっていておなじみのキャラクターがいろんな役でい
ろんな作品に出演しています。1話では、サーカス団の団長をハムエッグが演じてました。
また、ヒョウタンツギもさっそく登場しました。

OPとEDは「鉄腕アトム」のインストルメンタルバージョンでした。歌詞付の主題歌は
もう少し先のようです。

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posted by Akio at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄腕アトム
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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